定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 91 - 薬草通りを歩く(2019年10月5日/35日め)
2019年10月5日 「旧家保存館」の近くにあるカフェ。ハノイ名物・エッグコーヒー発祥のお店だそうです。
10月5日
ホアンキエム湖畔の散策を終え、
帰りのバスの停留所に向かって、
北西方向に歩きました。
半分くらい歩いたところで、
不思議な臭いが漂ってきました。
これは、漢方薬ですね。
漢方薬を煮出しているときの臭いです。
地図を見ると、近くに「薬草通り」があるようなので、
ちょっと寄ってみることにしました。
薬草通りです。歩道上には、イスとかバイクが多数置いてあり、まっすぐ歩くことができません。
通りの両側に、延々と、漢方薬のお店が続いています。
これでは、臭うわけです。笑
もっとも、ここはベトナムなので、
「越方薬」というべきかもしれませんが…。
どのお店も、相談に来たお客のためのイスを、「歩道」に置いています。店内で応対する気は、さらさらないようです。っていうか、店内は倉庫と化しており、そんなスペースはないのでしょう。
間口はほんの2メートルくらいしかないのですが、中をのぞくと、例によって奥行きがあります。
このお店の横幅は、たったコレだけ。笑 幅50センチくらいでしょうか。棚いっぱいに、漢方薬を並べて売っています。
小規模店舗では負けません。天秤棒が一本あれば、誰でもお店が開けるお国柄。漢方薬を満載して、通りを売り歩く人もいます。
このような設えのお店は、台湾でも見かけました。たくさんの引き出しがあり、中に、漢方薬が分類して収められています。他の雑多なお店とは、一線を画していますね。^^
でも、ほとんどのお店は、こんな感じ。漢方薬をつめこんだビニール袋を、無造作に並べて売っています。一軒あたりの間口は、1メートル前後でしょうか。
どのお店にも、お客を待って、日がな一日、ぼんやりとイスに座り続けている人がいました。これはこれで、のんきな商売(苦笑)。「これでも食べていけるんだなあ」と、ちょっとうらやましかったりします。
薬草通りの近くにある、竹製品通り。ここには、たくさんの竹竿が立てかけてあります。
さらに、その先にある、催事通り。季節柄、どのお店も、ハロウィーングッズでいっぱいでした。
目指すバス停は、このお寺のすぐ先にあります。
バス停に到着! 今日も12キロくらい歩いたと思います。^^
自宅近くのバス停で下車。そういえば、お風呂の石鹸がなくなっていた、と気づき、Vinmartというコンビニに寄ってお買い物。いちばん安い石鹸を買いました。一個60円くらい。あまり安くないですね。
お菓子コーナーで発見。Missyさんが大好きな、「ハニーバターアーモンド」の姉妹品、「ハニーバターマカダミア」と「ワサビ風味アーモンド」。韓国人も、日本のワサビが好きなんですね。
韓国のり。なぜか、パッケージの印刷は日本語。日本向けに製造したついでに、ベトナムにも輸出しているのかな。
これも韓国のり。「香ばしくパリパリ」「ごま油/竹塩入り」「ふりかけのり」「おつまみに」などと、日本語満載です。
たい焼きの形をした、モナカアイス。「タイヤキ」と書いてありました。日本が大嫌いなはずなのに、韓国の製品には「日本の香り」があふれていました。(苦笑)
晩ごはんです。ダイエット中のタムさんのごはんは、私のごはんの1/3くらいしかありません。おかずも、かなり少ない。本当は、私もそうしてほしいですのが…。こうして見ると、今日も、私の食事は、誰よりも多いです(苦笑)。
エビの竜田揚げ、バラロット(こしょうの葉で包んだハンバーグ)、豚肉の甘辛炒め、ごはん、ロールキャベツのスープ。
「今日も量が多い」と文句などを言ってはおりますが、
とてもおいしいお食事でした。
明日もお休みです。
今日よりも少し先のところまで足を伸ばして、
ホアロー収容所まで、行ってみようと思います。
今日も楽しい一日でした。
(つづく)