MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

骨折でも台湾。家族で食べ歩いた、4泊7日のおトク旅 33 - 「青葉(中山店)」で晩ごはん(2019年1月3日/4日め)

2019年1月3日 九族文化村・パイワン族の村で。(全盲難聴・のんたん 23歳)


1月3日


九族文化村の駐車場に来ました。
下の写真のように、
周囲はうっそうとした山に囲まれています。


駐車場の一角にある、バス停。


バスの時間には、たしかに間に合ったはずです。
私たち以外にも待っている人がいましたので、
時間を間違えたわけでもないと思います。


でも、なぜかこの日、バスは来ませんでした。(苦笑)
あせる私たち・・・。
帰りの新幹線の出発時間は、18時36分です。
それを逃したら、乗車券が無駄になってしまうので、
気が気ではありません。


出発時間を20分くらい過ぎたころ、
他の人たちもあきらめたようで、
全員が、それぞれにタクシーに乗って、
去ってしまいました。


タクシーと言っても、地元の人たちがお小遣い稼ぎに行う、
シロタクです。
あまり使いたくなかったけれど、
それしかなかったので、しかたありません。


一応、タクシー代を交渉してみたら、
来るときに利用した、正規のタクシー代よりも安い。(あれ?)
・・・ということで、地元のおじさんのマイカーに乗って、
台中烏日駅へと向かいました。


タクシーの中から撮った写真です。


なんとか、出発時間前に、台中烏日駅に到着しました。
少しだけ時間があったので、
駅の中にあるサブウェイで、おやつを買いました。
MIYOは、中にはさむものを選ぶだけで、
長女が、そのとおりに買ってきてくれました。


いちばん奥で、支払っているところです。

はらはらしましたが、無事、予定していた新幹線に乗ることができました。

車内で、2個のサンドイッチを、4人で分け分けして食べました。長男は疲れたのか、食べながら寝ています。^^


台北駅に戻ったときには、夜7時半を過ぎていました。
「これからどうしよう?」と、夫。
「ちょっと待ってね。」と、資料を取り出す、私。


実はですね。
今回、MIYOは、台湾に来るにあたって、
行ってみたい台北のお店をピックアップしていました。
そして、それらの情報を印刷して、全部をリュックに入れ、
常に持ち歩いていたのです。


台湾に着いた日の夜に食事した「シンイエ 本店」も、
そうやって事前にピックアップしていたお店でした。


欣葉台菜創始店(シンイエ 本店)


「ええっと。
 今は台北駅にいるのだから、
 駅の近くにあるお店を探せばいいんだよね?」


資料をチェックしてみたら・・・、
ありました!
駅から10分くらい歩いたところにある、
「青葉(中山店)」。^^


(画像をお借りしました。)


「青葉」は、知る人ぞ知る、台北の老舗です。
1964年創業以来、
伝統的かつ素朴で温かい家庭的な味で、
台湾の方々からも愛されている、台湾料理のお店です。


「カラスミ」、「シジミの醤油漬け」、
「仏跳びスープ」、「切り干し大根入り卵焼き」、
「焼きビーフン」など、
本格台湾料理や海鮮料理が充実しているとか。


「じゃあ、晩ごはんはここだね!」
ということで、全員一致。
早速、地図を見ながら、「青葉」に向かって歩きました。


歩いている途中で見つけた、「博多一風堂」。思わず、ここで食べたくなってしまいました。

そして、目指す「青葉(中山店)」に到着です。^^


有名店だけに、店内は満席でした。
でも、とてもラッキーなことに、
ちょうど、大きな丸テーブルの席が、
一卓だけ、空いたところで、
すぐに案内してもらえました。


こんな立派な、12人用のテーブルに、たった4人で座りました!笑(画像をお借りしました。)

席に案内されて、ほっとしています。長男は、ここでも寝ています(笑)。


それでは、お料理をご紹介します。


ピーナッツの醤油煮込み。とてもおいしいです。^^

豚の角煮 小サイズ 218元(763円)
台湾料理の王道・「嚕肉」です。自家製の醤油味のソースで、長時間煮込んであります。

青菜のにんにく炒め 小サイズ 198TW$(693円)
にんにくとラードが強火で炒められ、空心菜のうまみを引きだしています。

切り干し大根炒飯 小サイズ 228TW$(798円)
「炒飯に切り干し大根?」と思ったのですが、これがとてもおいしい! 夫は今でも、「台湾に行って、もう一度あのチャーハンを食べたい。」とよく言っています。

長男も起きて、食べ始めました。^^

仏跳びスープ 小サイズ 698TW(2443円)
今回の旅行で、MIYOが絶対に食べたい、思っていたスープです。
このスープの匂いをかぐと、修行中のお坊さんも、塀を跳び越えて駆けつける、ということで、この名前が付けられました。宴会料理の定番で、通常は大きな壺で出てくることが多いのですが、ここでは、小サイズ(2~3人)もあって、価格もお手頃です。

フカヒレ・魚の皮・ナマコ・ホタテの貝柱・豚足・モツ・タロイモ・栗…ほかにもたくさんの具材入り。それぞれの食材を別々に下処理したあと、スープといっしょに、30~50分ほど煮込むのだとか。全ての旨味が凝縮していて、薬膳スープのようなお味です。

デザートは、台湾風のお汁粉。お店からのサービスでした。^^

おいしいね!^^


こうして、旅行の4日めも、無事終わりました。
今日もどたばたと、ハードな一日でした。笑
でも、家族4人、
誰ひとり、風邪もひかず、お腹もこわさず・・・。笑
今日も明日も、元気です。^^


(つづく)

×

非ログインユーザーとして返信する