MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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17年めのタイ。8人で食べ歩いた、3泊5日のおトク旅 36 - バイヨークスカイタワー(2019年5月12日/4日め)

2019年5月11日 ワット・パクナムで。(全盲難聴・のんたん 23歳)


5月12日


セントラルワールドから徒歩20分くらいのところにある、
バイヨークスカイタワーにやってきました。



バイヨークスカイタワーは、高さ304m、85階層を誇り、
1997年に完成しました。
以来ずっと、タイで最も高いビルとして知られていました。


その後、2018年に、高さ314mのマハナコンが完成し、
トップの座を明け渡しました。
が、現在でも依然として、屋上にある回転展望台は、
観光スポットとして人気があります。


旅の最後は、このタワーに上がり、
バンコクの街を見晴らしたい、というのが、
MIYOの企画でした。^^


19階の受付にある、バイヨークスカイタワーの模型。


このタワーは、プラトゥーナム地区で、
見逃すことのできないランドマークとなっています。
タワーの前に立つと、バイヨークスカイホテルの文字が。
そう、このビルは、ホテルでもあるのです。



タワーの売りは、なんといっても、上から眺める景色です。
特徴は、84 階の展望台が、屋外にあり、
そして、回転式だということです。
84階で、屋外の涼しい風に吹かれて、
バンコクの街を眺めるというのは、
ガラスの内側から景色を眺めるだけの展望台よりもずっと、
臨場感があります。


まずは、19階にある、展望台受付カウンターに向かいました。
このカウンターの前で、夕方5時に、
VIP4名様と待ち合わせをしていました。


19階から見た景色。プラトゥーナム市場の低い建物が密集しています。


19階には、ドリンクマシンが設置されていて、
ジュースを自由に飲むことができます。
そのジュースを飲んだり、
トイレに行ったりして待っていたら、
時間通りに、VIP4名様がやってきました!
すばらしい。^^


みなさんは、私たちと同じように、
午前中の遅い時間にホテルをチェックアウトし、
荷物をホテルに預けて、出発。
メトロとスカイトレインを乗り継いで、
チャトゥチャック市場へ行きました。
そして、市場の中にあるレストランで、
お昼ごはんも食べたそうです。


その後、スカイトレインでチットロム駅まで行き、
駅前のセントラルワールド内を散策してから、
私たちとほぼ同じ道を、20分歩いて、
このタワーまで来たとのこと。


前日に、おおまかな歩き方は、
お伝えしてあったとはいうものの、
そのとおりに、観光し、
きっちりと、時間通りに、
待ち合わせ場所にやってこられたのは、
やはりさすがだなあ、という気持ちでした。


いや~。無事に会えて、よかった、よかった・・・。^^


受付をすませ、83階までは、エレベーターであがりました。ここにも、建物の模型がありました。


そこから展望台までは、階段で上がります。
84階です。


ここは、屋外型になっています。
金網が設置されているだけなので、
すごく臨場感があります。


さらに、この展望台、回転式なのです。
つまり、ぐるぐる回ってるんです。^^
展望台が勝手に動いてくれるので、
じっと立っているだけで、
バンコクの街を、360度、眺めることができるのです。


回転式展望台で。外の景色がゆっくりと変わっていくのを、楽しみました。

地上304mから、バンコクの街を、はるかに見下ろしました。


長男には景色が見えませんが、
この展望台が動くのを体で感じて興味津々。
長男にも楽しめてよかった。^^


長男は、展望台の動きを体で感じとり、機械音にずっと耳を澄ませていました。

そして・・・。日没が近づいてきました。

少しずつ、少しずつ、

街に灯がともりはじめ・・・、

そして、夜になりました。


このタワーでの待ち合わせ時間を何時にすればよいか、
前日まで、ずっと悩みました。


明るい昼間に、バンコクの街を見て欲しい。
でも、せっかくの昼の時間は、観光もして欲しい。
そして、あまり待つことなく、夜景も見てもらいたい・・・。


それらを全部実現するとしたら、
何時に待ち合わせればいいのだろう?


悩んで悩んで、最後に、
「待ち合わせは5時に」
と決めました。


幸い、時間通りに会うことができ、
すぐに展望台に上がり、
最初は夕方のバンコクの街を眺め、
やがて、日没が始まり、
最後には夜景も見ることができました。


「5時」と決めて、大正解でした。^^
夜のバンコクを眺めながら、
内心、ほっとしていました。


展望台を下りる頃には、
ぽつぽつと、雨が降り始めました。
お天気までが、私たちの味方をしてくれているようでした。


「景色を見ているときに降らなくてよかったねえ。^^」
「ラッキーだったねえ。」


などと、みんなで語りながら、
次の場所に向かいました。


(つづく)

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