17年めのタイ。8人で食べ歩いた、3泊5日のおトク旅 30 - 脱力の、ワット・トライミット(2019年5月12日/4日め)
2019年5月11日 サイアム・ニラミットで、8人がいっしょに、記念撮影。(のんたんとあみちゃん 23歳)
やらかしました・・・。
この記事は、明日掲載する予定にしており、
まだ作成途中でした。
文字がまったく書かれていない状態で、
写真だけを掲載していたのです。
が、予約登録日を勘違いしていて、
今朝、うっかり、公開されていました。(汗)
そのうえ、公開後、わずか2時間しかたっていなかったのに、
ナイスを46個もいただいておりました。(涙)
みなさま、こんな、未完成の記事にナイスをくださり、
ありがとうございます。
・・・ということで、あわてて、記事を書いております。(苦笑)
5月12日
旅行の4日めです。
この日の夜に出発する飛行機で、
日本に帰ります。
なので、この日は、この旅の「総仕上げ」となる日です。
VIP4名様といっしょにタイに来るにあたって、
心がけていたことがあります。
それは、「ソフトランディング」です。
海外旅行が初めて、タイが初めて、ということで、
はじめは、不安な気持ちもあると思います。
だからといって、全日程を、
私たちやガイドさんに案内されて歩くだけではなく、
自分たちの足で歩いてみることができれば、
旅は、もっと楽しくなると思うのです。
なので、そういう気持ちになっていただくための、
「ソフトランディング」。^^
バンコク観光の初日は、
8人が全員で、いっしょに歩きました。
水上マーケットやゾウ乗り体験と、
活動的なアクティビティを、体感していただきます。
バスもチャーターして、お客は私たち8人だけです。
チャーターしているので、自分のペースで観光できるし、
なにかあれば、私と夫がお手伝いもできます。
2日めは、ちょっと前進。
バンコク初体験組の、VIP4名様+我が家の長女の5名で、
ツアーバスに乗って、
「バンコクハイライト」の観光をしていただきました。
ここで、バンコク市内の主な名所とアユタヤを、
網羅していただきます。
前日は、ガイドさんへのチップや割り勘など、
とりまとめを、MIYOがやりました。
それを見ていたからでしょうか。
特にお願いしていなかったのですが、
この日のとりまとめは、
海外駐在夫人の経験が長いHさんが、
自発的に動いてくださったそうです。
そして、いよいよ、3日めです。
この日は、VIP4名様だけで、街にでていただきました。^^
バンコクに着いて、いきなり、
「4人だけででかけてください」
なんて言ったら、
きっと困惑されたはずです。
でも、それまでの二日間で、
少しずつ、バンコクに慣れ、
そして、私達がいなくてもやっていける体制にも、
慣れていただきました。
前日の夜になって、
「Hさん、チャトゥチャック市場に行きたいって
おっしゃってましたよね?
市場まで、メトロとスカイトレインで行けますから、
4人でいらしてみてはいかがでしょうか?
あ、もちろん、タクシーでも行けますよ。^^」
と、言ってみました。
作戦、成功です。(笑)
・・・ということで、この日は、
VIP4名様は、チャトゥチャック市場へ。
メトロとスカイトレインに、果敢にトライされました。
チャトゥチャック市場の日記は、こちらです。我が家が昨年タイに行ったときの記事です。Hさんは、日本を出発する前にこれを読み、「チャトゥチャック市場に行ってみたい。」とおっしゃっていました。^^
そして、のんたん一家は、
セントラルワールドというショッピングセンターへ
行ってみることにしました。
前日、アイコン・サイアムに行ったばかりなのに、
なぜ、いまさら、セントラルワールドなのか?
その理由は、後ほどご説明いたします。
そんなわけで、バンコクで迎える、最後の朝です。
3泊4日で宿泊した、Bangkok Centre Hotel の入り口です。ずっと同じホテルに連泊したので、荷物を部屋に広げて、ゆっくりできました。^^
築20年くらいでしょうか? 規模も大きいし、オープン当初は、高級ホテルだったと思います。今は、まあ、私達が普通に泊まれる程度の、グレードです。^^
この日も、ホテルのレストランで、朝食ビュッフェ。
テーブルに置いてあった、ホテルオリジナルのお砂糖。裏に地図も付いています。^^
朝食後は、すぐにでかけることもなく、
全員が、ホテルの部屋で、
ゆっくり、のんびり。
実は、日本でプランを立てているときに、
夫は、この日も、
「朝7時に出発して、**へ行って、その後+++へ・・・」
とか、夕方までの観光プランを、
ごちゃごちゃと考えていました。
でも、VIP4名様から、
「あまりにも毎日もりだくさんなので、
最後の日は、ホテルで休みたいです。」
と。(爆笑)
そりゃあそうです。
夫の多動ぶりには、私ですら、
昨年のタイ旅行で、切れましたから。(苦笑)
多動夫につきあい続けて、最後に切れた話。(苦笑)
なので、
「この日は、朝食後、ホテルで休憩してから、
朝の遅い時間にでかけよう。」
と、思っていました。
VIP4名様も、私も、長女も。
ところが。
そうはできないのが、我が家の多動夫です。
「ホテルの近くに、ワット・トライミットっていう、
有名なお寺があるんだよ。
あんたは行くの、イヤだよね?
だから、オレひとりで行ってくるよ。」
と・・・。
なにがなんでも、
じっとしていることはできないようです。(苦笑)
長男をひとりで部屋に残しておくことはできないので、
長女が同じ部屋で、長男といっしょに過ごし、
その間に、私は荷物をパッキングしたり、
スマホで音楽を聞いたりして、
お部屋でのんびりと過ごしました。
さて。
夫がでかけたいと言った「ワット・トライミット」ですが、
ネットで調べると、こう書いてあります。
フアランポーン駅から歩いて直ぐ、タイの中華街があるヤワラート通りの入口近くにあります。
白壁に黄金の屋根。かなり大きな建物で目立っているので迷うことはないと思います。
入場料は40バーツ。
寺院内には、高さ3メートル、重さ約5.5トン、時価推定120億円の価値があると言われる黄金の仏像が安置されています。
なるほど。
それなりに、有名なお寺のようです。
数時間後、ホテルに戻ってきた夫に、
撮ってきた写真を見せられました。
遠くから見た、ワット・トライミット。「白壁に黄金の屋根」ですね、たしかに。
通りを歩く、お坊さん。
道ばたで売っている、フルーツ。
焼き鳥屋さん。
町の食堂のようです。大勢で、朝ごはん。
んー・・・。
なんかね。
町のいろんなところを、
うれしくていっぱい撮りまくったのは、
よくわかるんですけど。
あなたね。
たしか、ワット・トライミットに行ったんだよね。
お寺の写真は、たった一枚しかないんだけど。
いったい、なにしに行ったの?
・・・と、あきれながら見ていたら、
最後に、夫がうれしそうに出した、渾身の一枚。
たまたま居合わせた、アメリカ人の女性といっしょに。
「この人さ。体重が、***キロなんだって!
話しかけて、あれこれ雑談して仲良くなって、
体重を聞き出して、
さりげなくいっしょに写真を撮らせてもらったんだよ!」
と、うれしそう。
もう一度、聞きたい。
「あなたは、そもそも、
ワット・トライミットに、行きたかったんだよね?
お寺で、120億円の仏像に、手を合わせたんだよね?
で、いちばんうれしかった写真は、これなの?」
と。
でも、もう、聞くのもあほらしくて、
黙っていました・・・(苦笑)。
お寺に行きたいとか言っても、
見ているのは、こんなものです・・・。
黄金の仏像にいたっては、写真すら、ありません。(苦笑)
ああ、いっしょにでかけなくてよかった。
これは、昨年のタイ旅行で、
私自身が学んだことです。
多動夫と、全部いっしょに行動しようとしては、いけない、と。
37年前に出会った頃には、
「感性が同じ」と思っていました。
でもそれは、かなりの勘違いだったかもしれない、
と痛感している、このごろの MIYO です・・・。(苦笑)
バンコクの花。
(つづく)