MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

人生でいちばん悲しかった日

「ガンになりました。再発しました。」
と言うと、誰もが驚き、そして気遣ってくれます。
「でも、なんでそんなに冷静なの? すごいね。」
と言う人もいます。


すごいかどうかは別として、
動揺していないのは、たしかです。
なぜ自分だけが、と思うこともないし、
不運を泣いて悲しむようなこともありませんでした。


悲しいか? と尋ねられれば、
   んー…。悲しい気持ちはない、かな?
と思います。
その理由は、わかっています。
自分の人生で、いちばん悲しかったことが、
もっとずっと前に、すでに起こっているからです。


それは、超未熟児で生まれた長男が、失明してしまったことです。
たいせつな我が子が、生後数ヶ月で失明してしまった日。
救急車で、NICUから専門病院に搬送された息子を追いかけて、
ひとりで電車に乗り、バスに乗り継ぎながら、
ずっと、涙が止まることはありませんでした。
私のこれまでの人生で、いちばん悲しかった日、でした。


あの日は、本当につらかった。
自分の子どもが失明する悲しさと、
自分自身がガンになったときの気持ちなんて、 
比べるようなものではありません。
けれど、あのときのことを思うと、
今の自分のガンなんて、どうってことないように思えます。


今、ガンという試練に見舞われても、それを悲しいと思えないのは、
あまりにも大きな悲しみを、すでに知ってしまったせいなのかもしれません。
多分、私の人生で、あのときよりも大きな悲しみは、
これからも起こらないのではないかと思います。
(そう願っています。)


今、ガンになっても、悲観したり落ち込んだりせず、
淡々と生きている自分がいます。
今の私は、
あの、人生でいちばん悲しかった日の長男に、
支えてもらっているのかもしれません。



その他の記録は、
ガンになって
http://limings.sweet.coocan.jp/miyo01/miyo1701.html
をご覧下さい。


ガンになって、やったこと
http://limings.sweet.coocan.jp/miyodos/miyodos00.html
MIYO'S WEBSITE(全盲難聴の、のんたんの育児記録)
http://limings.sweet.coocan.jp/
も、少しずつ更新しています。


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