MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

骨折でもイタリア。シチリアを歩く、9泊10日のおトク旅 44 - ポリニャーノ・ア・マーレで、トゥクトゥク(7日目)

2019年1月24日 アルベロベッロ・ノミの市で。


1月24日


早朝のアルベロベッロを堪能したあとは、
ホテル前に待機していたバスに乗り、
次の目的地へ出発しました。


時刻は、まだ9時半です。
普通なら、この時間から、朝の観光が始まるようなものですが、
朝8時からアルベロベッロを歩き回り、
ひと観光を終えて、次の場所へとひた走る、というのが、
このツアーのすごいところだと思います。(苦笑)


ということで、次に向かったのは、
アルベロベッロから35キロのところにある、
ポリニャーノ・ア・マーレ (Polignano a Mare) 。
南イタリアの、小さな港町です。


イタリアでは、
「気軽に行けるリゾートスポット」として
有名な街なのですが、
日本では、まだまだ知られていません。
まずは、アドリア海の入り江に囲まれている街の外観をご覧ください。
こんなところです。


ポリニャーノ・ア・マーレ(写真をお借りしました。)


断崖絶壁に建てられた街と、エメラルド色の海。
まるで、絵本の一ページのようです。
ただし。
上の写真は、海側から街を撮ったものです。
私たちは、陸側から海を見たので、
残念ながら、これほど幻想的な写真は撮れませんでした。
海は、たしかにきれいでしたけどね。^^
下にあるのが、夫が撮った写真です。


自分の足で歩いていくと、ポリニャーノ・ア・マーレはこうなります。



ついでながら、この街には、
宇多田ヒカルさんが結婚式をあげた、歴史のある教会もあります。
が、私達が訪れたときは、ちょうど改修工事中で、
教会を見ることはできませんでした。


海がきれいな街に来たというのは、わかりました。
問題は、
「どうやって、この街の中に行くのか」
ということでした。


私達が乗っていた大型バスは、
街への乗り入れが禁止されているのです。
(景観を守るためなのか、大型バスの乗り入れを禁止するというのは、
 イタリアでは、それほど珍しいことではありません。)
なので、バスは、街はずれの駐車場に停まるしかありません。


ここから街までの数キロの道のりを、
ミニカーに乗っていくのだそうです。
つまり、コレです。


ミニカー(イタリア版トゥクトゥク)。


あはは。タイのトゥクトゥクですね。
イタリアで、これにお目にかかるとは…。


ただ海を見るだけのために、
ミニカーまで手配したり、
このツアーの企画担当者は、たいへんだっただろうなあ…。(苦笑)
いつもながら、頭が下がります。


ただ、難を言えば、
手配できたミニカーは、たったの2台でした。
1台に乗れるのは、わずか3人。
30人のメンバー+添乗員・Oさん+現地ガイドさん
の全員を街に運ぶためには、
のべ11台分が要るというのに、
迎えに来たのは、わずか2台。
この2台でピストン輸送しながら、
街へと向かうしかありません。


一度に3人しか乗れないトゥクトゥクが、街まで行って戻ってくるのを、ただ待ち続けている、私たち。(苦笑)

駐車場のすぐ隣りは、海。アドリア海です。もう海は見たから、これだけでいいんですけど…。

トゥクトゥクが戻ってくるのを、ひたすら待ちます。ヒマをもてあまして、夫は、その辺の花なんて撮り始めました。

虹が出てきましたよ。(ちょっとウレシイ。^^)

…で、ようやく私たちの番です。トゥクトゥクに、乗りま~す。^^

買ったばかりだそうで、ピカピカのトゥクトゥクでした。値段は、50万円くらいだったそうです。
前部の運転席は、こんな感じ。後部のシートに、並んで3人が座ります。

町の中心広場に来ました。なぜか、ゴミが満載の車の隣りで降ろされました(苦笑)。よく見るとこれも、「オート三輪」ですね。^^

アーチをくぐり抜けて、

奥へ奥へと、歩きます。

道の向うに、海が見えました!^^

その入り江をバックに、町にかかる大きな橋の上で撮ってみました。


次回は、ポリニャーノ・ア・マーレの、「お買い物編」です。


(つづく)


ここまでに飲んだワイン: 12本
ここまでのおトク度:
(個人で同じ旅行をした場合のひとり分の費用を、ざっくりと試算してみました。
 価格は、私が直感で勝手に決めたもので、たいした根拠はありません。)
ポリニャーノ・ア・マーレへの移動と散策 2500円
ここまでの合計: 211000円
ちなみに、この10日間のツアー費用は、ひとり169800円でした。

×

非ログインユーザーとして返信する