骨折でもイタリア。シチリアを歩く、9泊10日のおトク旅 4 - アルデアティーナ パーク ホテル(1日目・2日目)
2019年1月19日 アルデアティーナ パーク ホテルの朝食です。^^
1月18日
ホテルに到着したのは、夜7時過ぎ。
あたりは真っ暗だったので、ホテルの外観はよくわかりませんでした。
すぐにキーをいただき、部屋に入ってみました。
小さめのベッドがふたつ。きちんと清掃されていて、こざっぱりとしたお部屋です。
このところ、タイ、台湾と、
マリオット系の豪華なホテルを「格安で」泊まることが続いていたので、(笑)
それに比べると、もちろん見劣りしますが、
そう悪くはありません。
なにしろ、20代の頃には、
一泊300円の安宿を泊まり歩いていた私たちです。
熱いお湯と清潔なシーツがあれば、それで十分。^^
お風呂に入って少しのんびりしたのですが、
それでもまだ9時過ぎです。(日本時間では翌朝5時)
夫は、当然のように、ワインを開けました(笑)。
「えっ 機内であんなに飲んだのに、まだ飲むの?」
「だって、13時間もかけてゆっくり飲んだから、
たくさん飲んだうちにはいらないよ。」
「・・・そう言えばそうだけど。」
このところ、海外へ出発する時に、
私たちが空港で必ずするようになったことがあります。
それは、「免税店で、ワインを買い込むこと」です。(笑)
普通は、帰国する際に、日本に持って帰るお土産を、
免税店で買いますよね。
でも私たちは、出国するときに、
旅行中に飲むお酒を、免税店で買うのです。
これ、一度やり始めると、やめられません。
だってほんとに安いんです。爆
ということで、この日は、
飛行機の中でさんざん飲んだというのに、
ホテルに着いてから、免税店で買っておいたワインを開けて、
またも酒盛り。(笑)
ちなみに、ワインオープナーは、持ち歩きません。
だって、ホテルのフロントやバーに持って行けば、
快く開けてくれますからね。^^
一日目の夜は、成田の免税店で買った、カリフォルニアのワインで乾杯!
「わ」と書いてありますが、「和食に合うワインを」というコンセプトで開発したからなのだそうです。
アメリカでも、それくらいに、和食があたりまえになってしまったんですね。^^
1月19日
写真は、翌朝のホテルの朝食です。
事前に読んだ、ホテルのクチコミがひどかったので、
「朝食はトースト一枚とコーヒーくらいかな」
と想像していたのですが、
思いがけず、ビュッフェでした!^^
ハムとチーズ
ゆで卵、スクランブルエッグ、パイのようなケーキ。
ヨーグルト2種、フルーツソース、オレンジ
パンとケーキ
牛乳、シリアル2種、ジャム、バター、はちみつ。このほかに、ジュースやコーヒーのコーナーもありました。
ゴキゲンで朝食をいただき、
8時半にホテルを出発しました。
外に出て、ここで初めて、ホテルの外観をチェック。
ちょっとした、ビジネスホテル風ですね。
・・・と思ったら、なんと、プールまでついていました。
ローマ市内からは遠く、不便なので、
観光には不向きなホテルです。
でも私たちは、夜到着して、
翌朝には次の目的地へ出発するわけで、
ここはいわば、「寝るだけのホテル」です。
なので、これで十分でした。^^
ホテル前に待機していた大型バスに、
全員の荷物を積み込んで、出発です。
30個のスーツケースがラクに積み込める、大きなバスでした。
ここからポンペイに向けて、
241キロの道を、4時間で走り抜けます。
えっ せっかくローマに来たのに、
ローマ観光はしないの?
・・・と思いますよね。
はい。ローマ観光はしません。
今回の目的地は、「シチリア島と南イタリア」ですから。
普通なら、イタリアまで来たのだから、ハイライトを見たいですよね。
ローマ、フィレンツェ、ベネチア、ミラノとか・・・。
「そういうところは、もう行きました。
次は、南イタリアを見たいんです。」
という人が申し込むのが、このツアーのようです。
なので、30人中29人が、イタリアのリピーターでした。
そういえば、私も夫も、イタリアに来たのは、
今回が3回目。
でも、南イタリアには、まだ行ったことがありません。
そもそも、最後にイタリアに来たのは1983年ですから、
実に36年ぶりです。
40年近く前に、バックパックの貧乏旅行で歩いたイタリアを、
少しだけ思い出しながら、
あこがれのシチリアへと、気持ちがはやります。
(つづく)
ここまでに飲んだワイン: 3本
ここまでのおトク度:
(個人で旅行した場合のひとり分の費用を、ざっくりと試算してみました。
価格は、私が直感で勝手に決めたもので、たいした根拠はありません。)
航空券(アリタリア直行便13時間)90000円
ホテル 7500円
朝食 1000円
空港からホテルへの移動 1500円
ホテルからポンペイまでの移動 4000円
ここまでの合計: 104000円
ちなみに、10日間のツアー費用は、ひとり169800円です。