MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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高級ホテルに泊まる、タイ3泊6日のおトク旅 37 - なつかしの、MUANG PHOL BUILDING(5日目)

2011年8月 インドへ家族旅行。8日間、誰一人お腹をこわしませんでした。笑


8月15日


23年ぶりに訪ねてみた、マーブンクローンセンター。
ショッピングだけでなく、
食事をするところもたくさんあります。


日本食のレストラン。

フードコートも充実しています。


美味しそうなものがたくさんあり、
食べてしまいたい衝動を、ぐっと我慢。
だって、ホテルに戻ったら、
タダごはんが待っているのですから。笑


そして。
私がぜひ行ってみたいと思っていた場所をさがしました。
それは、30年前、バンコクに来るたびに、
いつも泊まっていた安宿でした。


たしか、マーブンクローンセンターのお向かいにあったはずです。
でも、見つかりません。
以前は、小さなお店やビルが
ごちゃごちゃと建っていたはずなのですが、
すべて撤去され、今では、
高層のオフィスビルばかりが並んでいます。


23年ぶりですもの・・・。
なくなっていても、しかたがありません。
本当に、月日がたったのだなあ、と
ちょっと寂しくなりました。


「それらしい建物、見えない?」と、
夫に聞いても、「うーーん、わからん!」と言うばかり。
でも、あきらめきれず、
高層ビルのさらにその向こうに、目をこらしてみました。
たしか、あのへんにあったはず・・・と。
すると・・・。


「あっ あれじゃない?!」


高層ビルの隙間に、すこしだけ見えている、
ふるぼけたビルの壁、
なんだか、見覚えがあります。
おもわず、走り寄ってみると・・・。


あった~~~~ 笑


さがしていた安宿が、
以前のままのたたずまいで、
そのまんま、残っていました。


30年前に、何度も泊まった安宿、
MUANG PHOL BUILDING です。


MUANG PHOL BUILDING


宿泊するわけでもないのに、
ふらふらと、中に入ってしまいました。
内装も、あの頃とちっとも変わっていません。


入り口を入って左側が、ダイニング。
奥のキッチンには、いつも同じおばちゃんがいました。
そのおばちゃん、料理上手で、
なにを食べてもおいしかった。^^


なつかしくて、なつかしくて、
思わず、料理を注文してしまいました。
マーブンクローンセンターの数々のレストランを見ても、
なにも食べずに出てきたはずなのですが、
さすがにここでは、我慢できませんでした。^^


MUANG PHOL BUILDINGの食堂。30年前と違っていたのは、テーブルクロスだけ、でした。^^


入り口を入って右側が、フロントです。
ここも、以前と同じです。


MUANG PHOL BUILDINGのフロント。


フロントに置いてあった写真を見ると、
(これでも)客室の内装は、ずいぶん良くなっていました。笑
そういえば、以前は、
部屋の中にお水もドライヤーも置いてなかったなあ・・・。



宿泊料を調べてみると、
2名で、一泊3000円くらい。
昔は、この半額だったような・・・笑。


一ヶ月泊まると、2名で64000円くらいです。
これなら、月極で連泊できるなあ・・・
と、ちょっとうれしくなりました。


いずれ、私も夫も定年退職したら、
そのときは、タイに長期滞在もしてみたい。
また、ここに泊まることになるかも・・・と、
夢はふくらみます。笑


MUANG PHOL BUILDINGの前で営業していた、数少ない屋台。昔は、こんな屋台があちこちに広がっていました。そんな場所だったんです。

MUANG PHOL BUILDINGと同じ通りを奥へと歩くと、安宿が今もいくつか残っていました。以前は、外国人向けの安宿がたくさんあったのですが、開発化で、数がずいぶん減ったようです。このお宿は、朝食付きで、一人一泊1500円くらい。

ちょっときれいめな安宿、MUANG PHOL BUILDINGよりも、宿泊料が一割くらい高くなっていました。


23年ぶりに訪ねたタイで、
どこよりもなつかしかった場所に
行くことができました。


ただただなつかしく、
せまい路地を、奥へ奥へと、ひたすらに歩き続けた、
バンコクの昼さがり、なのでした。


(つづく)

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