高級ホテルに泊まる、タイ3泊6日のおトク旅⑥ - 国立博物館のガイドツアー(2018年7月12日/2日め)
2018年7月12日 バンコク国立博物館で。
7月12日(木)
世界中から観光客が集まる、バンコク国立博物館。広いです。
バンコク国立博物館。
広大な敷地内で見学できる展示館の数々は、
見ごたえ十分です。
最近は、毎週水曜日と木曜日の9:30から二時間程度、
日本人ボランティアによるガイドツアーが開催されています。
夫は、ネットでそれを調べ、
「ぜひ、ここに行きたい!」
と、何度も言っておりました。
ボランティアのガイドチームは、
主に、タイ在住の日本人女性で構成されています。
ボランティアではありますが、
その知識の豊富さ、ガイドの巧みさは、プロ級です。
日頃から、頻繁に勉強会を行っていて、
活動の一環として、博物館についての本も作成されました。
その本は、館内の売店でも販売されていて、
収益金は、すべて、博物館に寄付しておられるそうです。
ガイドツアーは無料で、
予約なども不要です。
希望者は、当日、博物館の入場券売り場の横に集合するだけ、という
非常にゆるいルールで、参加することができます。
私たちも、9時20分ごろに、
入場券売り場に行ってみました。
すると、あ、いました、いました。^^
15人くらいの日本人が、集まっています。
私たちと同じように、
この日の朝、バンコクに到着し、
荷物をホテルに預けて、博物館に直行してきました、
という方が、ほかにもいました。^^
なぜか、全員、女性です。(爆笑)
見学者も、ガイドさんも、全員、女性。笑
男性は、うちの多動夫ひとりだけです。
日本人の男性のみなさん、どこに行っちゃったんでしょうか。
こういうとき、夫がいつも言います。
「日本の女の人は、面白いことや楽しいことを、
ほんとうに、よく知ってるよな~。
話題のレストランなんかも、
食事してるのは、女の人ばかりだし。」
と。
たしかに、そうかもしれません。^^
参加者が多かったので、2グループに分けられました。
そして、それぞれのグループに、
ガイドさんがふたりひと組で担当されました。
見学開始です。ひとつめの展示館に、ガイドさんに案内されて、ぞろぞろと入りました。
さて、この、「バンコク国立博物館日本語ガイドツアー」ですが、
なんと、2時間もかかります。
博物館そのものが、非常に規模が大きく、
膨大な展示物を擁しているのですが、
ボランティアのガイドさんは、それらを、
非常に詳しく、ていねいに説明してくださいます。
その概要は、以下の4つに分かれています。
①壁画を見ながら、ブッダの一生について学ぶ。
②タイを代表する建築物・美術品を観賞する。
③葬儀の間で、プミポン前国王の葬儀に使われた山車や葬送品を見学する。
④仏像をたどりながら、タイの歴史を学ぶ。
①壁画を見ながら、ブッダの一生について学ぶ。
室内の全面を埋め尽くす、壁画。圧巻です。
壁画には、仏陀の一生が描かれており、それらを、ガイドさんが丹念に説明して下さいます。
縁側に座って、さらに講義が続きます。
ひとりが説明し、その説明に合わせて、もうひとりが、お手製の写真図画のファイルを見せてくださいます。
②タイを代表する建築物・美術品を観賞する。
美術品は撮影禁止でしたので、
ここでは、古い家の中のようすをご紹介します。
昔の王女の住まいが、そのまま移築されていました。
当時の美しい食器が多数。王族が使う食器は、中国に発注していたそうです。
③葬儀の間で、プミポン前国王の葬儀に使われた山車や葬送品を見学する。
展示場には、いくつもの山車が並んでいました。
暑い中、ガイドのさんの説明が続きます。
④仏像をたどりながら、タイの歴史を学ぶ。
暑い中、これだけの充実した内容を、
2時間もの時間をかけて説明してくださり、
それでいて、無料、なのです。
日本人って、ほんとうにすごいなあ、と
頭がさがる思いでした。
ボランティアのみなさま、
どうもありがとうございました。
夫がなにより楽しみにしていた見学ツアーも終了し、
時間も12時に近くなっていたので、
トゥクトゥクに乗って、ホテルに戻ることにしました。
今度こそ、ホテルのお部屋に入ることができます。
いよいよ、憧れのホテルライフです。^^
追記:
これを書いていて、昨年の7月に、上野の国立博物館で開催された、「日タイ修好130周年記念特別展」に行ったことを思い出しました。あのころは、同じ物を一年後にタイで見るとは、思ってもみませんでしたが。当時の展示物もすごいものでしたが、やはり、バンコクの博物館で直接見たときの高揚感は、バンコクでしか得られないように思います。
とはいえ、この日は、「私は、ホテルの部屋で寝っ転がっていたいだけなのに、こんなとこに連れてきて」と、夫に文句たらたらだったんですけど(苦笑)。
(つづく)
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