のんたんの冬休み-84 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - 父と息子のホーチミン①バスに乗って(2017年12月30日/7日め)
2017年12月30日 ハノイ・バスに乗って、ダムセン公園に行きました。(全盲難聴・のんたん 22歳)
12月30日
さてさて、「母&長女」組は、
戦争博物館からスーパーに行って、
爆買いを楽しんで帰ってきましたが、
一方、「父&長男」組はどうなったのか。
ここからは、父と長男の
おでかけのようすをご紹介します。
と言っても、いっしょに行ってない私には書きようがないので、
「特別出演」ということで、
ここからの日記は、夫に書いてもらうことにしました。
「・・・というわけで、原稿書いてね。」と言うと、
いきなり、翌日に書き上げてしまった夫。(笑)
日ごろ、
「オレは、不特定多数の人に向けて書くのはいやだから、
ブログはやらない。」
と言っていたはずなのに。
私のブログに掲載するとなると、いそいそと書いて、
以来毎日、
「オレが書いたのは、いつ掲載になるの?」
と聞いてくる・・・。(苦笑)
なんだ、結局、自分で掲載する方法がわからないから、
ブログをやらないだけだったんだ、
と、わかってしまいました。(爆笑)
それでは、「父と長男のおでかけ」編のスタートです。
バスに乗ってダムセン公園に行くはずが!
今日は、のぞみ君お待ちかねの「ダムセン公園」に行きます。
このダムセン公園は、ホーチミン市でいちばん古い遊園地で、
池にはボートがあるし、
ちょっと古めかしいのが多いとはいえ、いろんな乗り物に乗ることができ、
プール施設もあります。
(ホームページはこちら)
http://www.damsenwaterpark.com.vn/en/amusement/
前回(9年前に)来たときは、
「魚釣り」ならぬ、「ワニ釣り」ができたのですが、
今はなくなってしまったとのことです。
のぞみ君も、ダムセン公園に行くと聞いたとたんに、
「ワニ釣り?」ときいてきたのですが、
「残念!なくなっちゃったんだって!」と小生から言われて、
ちょっとがっかりだったかもしれません。
小生も、とてもがっかりです!!
今回、ホーチミン市で宿泊したホテルは、
前回来た時と全く同じホテルです。
ということで、どっちへ行けば何があるかは、おおよそつかめています。
そこで、前回ダムセン公園へ行った時に乗ったのと同じバスに乗って、
行くことにしました。
まず、ホテルを朝9時過ぎに出て、バス乗り場まで歩いていきました。
10分ほどで、ダムセン公園行きのバスが出ていた広場に到着。
でも、「あら? バスが1台も止まってない?!」。
前回来たときは、大通り沿いに、次々にバスがやってきて、
その中で「ダムセン公園!」を連呼したら、
誰かが「これに乗れ!」と言ってくれて、
簡単に乗れたんですがね・・・
近くにいた人に、
「ダムセン公園行きのバスはどこから出るのか?」
ときいたら、信号の向こうの方を指さして、「あそこから出る」と言われました。
そちらの方に行ってみると、あら!!ちゃんとしたバス停ができていて、
電光掲示板に、バスの番号と行先まで表示されています。
これはびっくりです。
イスに座って、バスを待っています。
しばらく待っていると、目的地の番号をつけたバスがきました。
「ダムセン公園?」とバスの運転手に言うと、「乗れ!」というので、
早速乗りました!
バスには、冷房がついている上に、日本のバスと同じように、
次の停留所を案内放送で知らせるようになっています。
降りる場合には、事前にブザーを押すしくみです!!
こういうのは、日本では当たり前のことですが、
前回乗った時には、冷房もなく、もちろんアナウンスもなく、
降りる時は「降りまーす!」と言わなければならなりませんでした。
この数年間で、設備が大幅に改善されたようで、びっくりしました。
バスの中から見ると、道路はバイクでいっぱいです。
バスの中で、
「確かここからダムセン公園までは、小1時間かかったはずだなあ。」
と思い出しながら、
のぞみ君を席に座らせて、料金を支払いました。
ちょっと大きめの額のお札しかなかったので、
それで払ったら、お札の束でおつりがきてびっくり!
30分ぐらい走った頃でしょうか。
有名な中国人街の「チョロン地区」を過ぎて、しばらく走ったところで、
バスが小さめのバスターミナルのようなところに停車。
ここで、乗客全員が下車することになりました。
「ありゃ?こらどうなってるんじゃ?」
と思って、運転手にきくと、
「ダムセン公園行きのバスはここで乗り換えろ」
と言われてしまいました。
「乗り換えのバスはどこか?」ときいたら、
「あっちの方へ行け!」と。
しかたなく、言われるままに、のぞみ君を連れて歩き始めました。
歩きながら、近くの人に、
「バス? ダムセン公園?」
と聞いてはみるのですが、らちがあきません。
とにかく、表は30度を超すような暑さです。
言葉も通じないし、
目の見えないのぞみ君の手を引いて、あちこち連れまわすのは大変です。
更に何人もの人に聞いてまわりましたが、結局、
「こらあかん! TAXIを捕まえよう!」
と計画を変更することに。
タクシーをさがしてウロウロしていたら、
おじさんから、声をかけられました。
(つづく)







