MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

のんたんの冬休み-58 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - アオザイとシクロ(5日目)

2017年12月28日 ホイアンの目抜き通りを歩きました。(のんたんとあみちゃん・22歳)



バインミーのランチを終え、4人で街中へと歩き始めました。
小さな街なので、10分も歩くと、目抜き通りにでてしまいます。


この通りでは、たくさんの、
アオザイ姿の女性を見かけました。
今では、ベトナム人の方々でも、あまり着なくなったアオザイですが、
ここホイアンでは、アオザイを着て闊歩する人が、
すごくたくさんいます。


長女が撮った、泣けるレイアウト。人物を中心に置こうとして、家がちょん切れております。
フレームを、もうちょっと上にずらしてくれれば、いい写真になるのですが…。T_T


アオザイ姿の女性がいると、街に彩をそえてくれるので、
たいへんヨロシイのですが、
よーく見ると、なんか違います。
そう。
彼女達、ベトナム人ではなく、外国人なんですね。


たぶん、韓国人か?
聞くところによると、韓国では、
チョゴリを着て、一日市内観光をする趣向があり、
チョゴリのレンタル料は、一日2000円以内、とか。


同じようなことを、ホイアンでもやっている、ということですね。
日本でも、外国人向けに、着物を一日レンタルするサービスがあるそうなので、
どこの国も同じですね。^^


上野公園で、レンタルの浴衣と傘で歩く、中国人のみなさん。


あっ
そういえば、私も。
やってました。コスプレ。(笑)
9年前、初めて、家族四人でベトナムに来たときのことです。
ツアーに、「アオザイを着て写真を撮る」っていうサービスが、
含まれておりました。


2009年7月26日 ハノイで。(のんたんとあみちゃん・14歳/中2)


ホイアンのアオザイ。
着てる人がベトナム人ではありませんが、
すごくおしゃれで、きれいでした。
でも、アオザイって、
ウエストが超細くないと、似合わないんですよ。
私は、もう、アオザイは一生ムリだな・・・
ま、フエの王妃の服を着たので、それでよしとしましょう。^^



4人で、ホイアンの街をぶらぶらと歩いていたら、
川べりにでました。


あっ


シクロの大群がやってきました。
何十台ものシクロが、一列に並んで、走っています。


どのシクロにも、ひとめで「外国人旅行者」とわかる人が乗っています。
たぶん、団体ツアーで、「シクロに乗る」という趣向が、
彼らのツアーに含まれているのでしょう。



シクロは、「ひとり乗り」が普通です。
でも、長男をひとりで乗せることは、できません。
シクロには、安全ベルトがついていないので、
しっかりとつかまっていなければなりません。
長男は全盲なので、つかまる勘どころがわからず、
振り落とされる可能性も、なきにしもあらず、です。


「のんたんを乗せてあげたいな。
 でも、ひとりでシクロに乗せるのは、危険かも・・・。」
と思案していると、
シクロ乗りのおじさんがやってきて、言いました。


「シクロ、乗らない?
 一台に、ふたりで乗っていいから。」


えっ ほんと?^^


たぶん、通常は、ひとりでないとだめなんじゃないかと思います。
シクロ一台に2人を乗っけていたら、
ドライバーの売り上げも半減しますよね。
だから、ふたりで乗るのはきっとムリだろうと、
あきらめかけていたのです。


でも、そんなようすを見ていたおじさんが、
「ふたりで乗っていいよ。」
と提案してくれました。


きっと、長男のことを見て、事情を理解したうえで、
声をかけてくれたのだと思います。


一日に最低ひとつは、長男にも楽しめることをもりこむ、というのが、
私たちの旅行での、暗黙のルールです。
ここでシクロに乗せてやったら、長男は喜ぶにきまっています。
これで、「一日最低一回のお楽しみ」をクリアできます。^^


「ふたりで乗っていいんだって!
 これに乗ろうよ!」
と、夫に言いました。


で、そこから始まったのが、もちろん、
価格交渉。^^
定価では、ぜったいに物を買わない、私たち。
シクロだって、当然です。
おじさん、優しい人だったのに、ごめんね~(苦笑)。


ことばが通じない国で価格交渉するときは、
これまでは、紙に数字を書いてやりとりしていました。
でも、今回は違います。
スマホの、電卓アプリを開き、
数字を打ち込みながら、交渉します。


交渉の真っ最中です。
こんなときでも、母の手を触り続ける、長男(笑)。母の生きざまをじっと見ている、長女(苦笑)。


実は、このやりかた、ベトナムに来てから、
現地の方におしえてもらいました。^^


おじさんとふたりで、スマホの小さな画面を覗き込みながら、
丁々発止と価格を交わします。
なかなか、決まりません。


「もう、そんなことをやりあってる時間がもったいないから、
 適当に手をうって、さっさと乗ろうよ。」
と、夫がぶつぶつ言い始めました。


価格交渉が、からきしヘタな夫。
私が値切ってる横で、いつもジャマします。
こういうやりとりも、楽しみのひとつなのにね。


おじさんも、私も、なかなか引きません。
一時は、交渉決裂にまで・・・。^^


でも、ようやく、こうなりました。^^



次回は、ホイアンの街を、シクロに乗って駆け抜けます。
みなさんも、ごいっしょに。^^


(つづく)

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