MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

のんたんの冬休み-57 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - 長男、ATMを使う。(5日目)

2017年12月28日 ホイアンの、バインミー・クイーンで。(のんたんとあみちゃん・22歳)



以前、ご説明しましたが、
私たちは、「両替所」を利用しません。
旅先で、現地通貨が必要なときは、
街中のどこにでもある、ATMを使います。


ATMにクレジットカードを入れて、キャッシングすると、
その場で現地通貨が出てきます。
昔は、両替所を探して、うろうろ歩き回ったものですが、
今は便利な世の中になりました。


さて、ハノイのATMで入手したベトナム・ドンが、
残り少なくなってきました。
そこで、かねてから、
「次にキャッシングするときには」
と私が決めていたことを、実行することにしました。
それは、「長男といっしょにATMを使う」ということです。


私は、これまでずっと、
「長男にATMなんて、ムリだし、必要ない。」
と思ってきました。
けれど、ハノイの空港でキャッシングしたとき、
たまたま、ATMに手がふれた長男が、
「おかね、おかね」
と言っているのを聞き、夫とふたりで、びっくりしました。


おそらく、生活しているS園で、長男が自分のお金を引き出すとき、
職員の方が、長男といっしょにでかけ、
「お金をおろす」ということを、
長男におしえてくださっているのだな、
ということが、うかがえました。


ATMをさわって、「おかね、おかね」と言う長男を見て、
「長男には必要ない。」なんて、
はじめから思ってはいけないんだな、と、ようやく気がついたわけです。
そこで、
 次にATMからお金を引き出すときは、
 長男といっしょにやってみたいな。
と思っていました。
その、ATMの出番が、ようやくきたのです。


ATMは、今や、世界中の観光客が、
旅行中、気軽に利用するようになっているので、
街中のあちこちで見かけることができます。


バインミーのお店からほど近いところにも、
ATMが設置されているのを、来る途中で見かけていました。
そこで、4人で、そのATMまで歩いていきました。


ATMの前に立ち、まずは、長男に話しかけました。
「のんたん、これから、『おかね』をおろすよ。
 いっしょにやろうね。」


長男の手をとって、ATMに触らせると、
長男はすぐに理解しました。



長男といっしょに、クレジットカードを投入します。


画面で、「表示言語」を選ぶと、
英語で、「なにをしたいのか?」を聞いてきます。
CASH WITHDRAWAL(現金の引き出し)
を選び、金額を指定し、「OK」を押せば、完了です。
これらのすべてを、長男の手をとって、いっしょにやりました。



証番号も、長男といっしょに、ピッピッピッ。長男、真剣な表情です。


ガイダンスの音や声にも、耳を傾けています。


お金が出てきたよ! 


うれしそうな長男。


操作を完了すると、ほとんど同時に、現金が出てきました。
長男といっしょに、そのお金を受け取り、
「やったー!
 すごいねえ、のんたん!
 おかねがでてきちゃったよ!!」
と言うと、長男にも意味がわかったようです。
ベトナムの紙幣をさわって、うれしそうに、にこにこしていました。


これが、やってみたかったんです。
長男といっしょに。^^


なんだか、
「今日一日のミッションをこれで完了してしまった」
という気持ちになるくらい、
満足感でいっぱいです。(笑)


おなかがいっぱいになり、
お財布にベトナム・ドンも補充し、
いよいよ、ホイアン観光へと向かいます。


ホイアンは、ランタンの街。夜になると、街中のいたるところに吊してあるランタンに灯がともり、幻想的な景観を楽しむことができます。
…のはずでしたが、私は、それを見ることができませんでした。理由は、また後ほど。^^


(つづく)

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