MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

のんたんの冬休み-45 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - 部屋でぬくぬく(4日目)

2017年12月27日 フエの王宮で。雨の中、私の手引きで、すいすい歩きます。写真では、私の方が長男に手をひかれているように見えますが・・・笑。(全盲難聴・のんたん 22歳)



タクシーに乗って、4人いっしょに、ホテルに戻りました。


あとになって、友人から、
「だんなさんだけ王宮に残して、
 3人でホテルにもどればよかったのに。」
と言われました。


もちろん、その方が簡単です。
それはわかっているのです。
でも、私がひとりでチェックインするということは、
長男を手引きしながら、
フロントで、預けた4人分の荷物を受け取り、
その荷物を持って、子ども2人といっしょに、部屋に向かう、
ということです。
・・・ちょっとタイヘンです。


我が家では、通常、チェックインとか荷物運びとかの仕事は、
夫がやっています。
私が長男についている間に、夫が各種雑事をこなす、というのが、
我が家のやりかたです。


にもかかわらず、夫だけが王宮に残って遊んでいるなか、
私が一人で、なにもかもやらなくてはならない、というのは、
オモシロクナイという気持ちもありました。


夫も、それはよくわかっているので、
「オレだけ残るから、3人でホテルに帰って。」
とは言いませんでした。(苦笑)


空港からホテルに直行したときは、午前中だったので、
チェックインはできませんでした。
なので、やむなく、荷物をフロントに預けて、観光にでかけました。


その後、食堂でブンボーフエを食べ、王宮をうろついてきたので、
再びホテルに戻ったときには、午後も遅い時間になっていました。
フロントで、預けた荷物を受け取り、
今度はようやく、客室にはいることができました。



私と長女の部屋です。


夫と長男の部屋。ベッドの向きが、私たちの部屋とは違います。


きれいな部屋です。^^
 これよ、これ。
 こうでなくっちゃ。^^
私も娘も、ほっとして、ベッドに腰かけました。


部屋に荷物を運んだ夫は、長男を私たちに託し、
いそいそと王宮へ戻っていきました。
雨の中、ごくろうなこった、と思います。


「あー 部屋はきれいだし、のんびりするねえ。」
と言うと、長女も、
「ほんと、ほんと。」
と、あいづちをうって、ベッドの上で卒論を書き始めました。


旅行は、楽しむためにやっているのだから、
いやなことを我慢しながら、
修行のようにこなしていく必要はないのだ、と
私は思います。


せっかくの、フエ。
ベトナムが誇る世界遺産、「王宮」。
一部しか見られなかったけれど、
たまには、こんな旅があってもいいじゃないか、と思いました。


客室に備え付けてあるポットでお湯を沸かし、
備品のスティックコーヒーを淹れました。
さすが、4つ星ホテルです。
客室にはwifiが用意されていて、ネット環境もととのっています。
スマホから、youtubeで、お気に入りの音楽を流すと、
さっきまで、王宮で、
雨に濡れながら歩き回っていたことが、
うそのようです。


もう、今日は、どこにも出かけないからね。


温かいコーヒーをすすりながら、私は、そう思っていました。


(つづく)

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