MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

のんたんの冬休み-38 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - ハノイ空港で、ティンさんとお別れ(4日目)

2017年12月27日 ハノイの空港で、ティンさんといっしょに。(全盲難聴・のんたん 22歳)



ベトナムツアー、4日目の朝です。
すでに、一週間くらい、ベトナムを旅行している気がします(苦笑)。


3日間ずっと、ハノイの同じホテルに滞在していたので、
部屋の中で荷物を広げっぱなしにできたのは、助かりました。^^
でも、これからは、毎日、宿泊するホテルが変わるので、
ちょっと落ち着きません。


この日は、朝6時45分に、ティンさんが迎えに来てくれることになっていました。
なんでそんなに早いのか、というと、
朝8時40分のフライトで、フエに移動するためです。


というわけで、この日の朝は、5時起床です。
6時に、ホテルのレストランに行ってみると、
「朝食は7時から」
とのこと。
6時45分にホテルを出発するのですから、間に合いません。


あ~。
残念。
朝食を食べ損ねてしまいました。
前日に、朝食時間を調べておけばよかったのですが、
つい、うっかりしていました。


ホテルの朝食時間よりも早く出発することになったとき。
みなさんは、どうしますか?


あきらめてはいけません。
こういうとき、前日にホテルに頼んでおけば、
「お弁当を作ってくれるのです!」(爆笑)


おトク情報5
ホテルの朝食時間よりも早く出発するときには、
お弁当を作ってもらいましょう。


お弁当代は、ホテルによっては、有料になるかもしれませんが、
私たちがこれまでに作ってもらったホテルでは、無料でした。
もともと、「朝食付き」のホテルだったせいかもしれません。


内容は、サンドイッチ、ケーキ、フルーツ、ジュース・・・などと、簡単なものですが、
移動しながら、列車の中でお弁当の朝食をいただく、
というのも、楽しいものです。^^
残念ながら、今回は、お弁当を注文しそこねてしまったのですが・・・。


さて、今日も、予定より5分遅れて、
「時間通りに」ティンさんがやってきました。^^
例によって、おかかえの車に乗り、みんなで空港に向かいました。


ホテルの外に出ると、雨が降っていました。
前日の川下りが、頭をよぎりました。
もし、この雨が昨日降っていたら、
びしょびしょに濡れながら、
2時間もの間、舟の上で震えていたことでしょう。
昨日が雨でなくて、本当にラッキーでした。


空港では、ベトナム航空のカウンターまで連れて行っていただきました。
このあとのチェックイン手続きは、
自分でやることになっています。
なので、ティンさんとは、ここでお別れです。
3泊4日、ずっとお世話になりました。
ぎゅっと握手を交わして、帰って行ったティンさん。


クリスマスの飾りが残る、カウンターの前で。


チェックインカウンターには、すでに、大勢の人が並んでいました。
私たちが、その列の最後尾について、数分後。


あれ?


ティンさんが、戻ってきました。


どうしたの?
と思っていると、
「こっちに来てください。」と。


ティンさん、ベトナム航空の社員に交渉して、
わざわざ、別のカウンターを開いてもらったのです。
私たち一家だけのために。
いえ。
きっと、長男のために、ですね。^^


おかげで、列に並んで待つことがなく、
私たちの荷物は、あっさりと、カウンターの奥へと流れていきました。


チェックインの手続きを終えたティンさん、
「ビジネスクラスに、いちばん近い席にしてもらいましたよ。」
と。


私たちの座席は、
出入り口になるべく近いところを選んでくれていました。


いったんお別れしたのに、
わざわざ引き返して、カウンターで交渉してくれたティンさん。
(これは、もちろん、ガイドとしての仕事ではありません。)


ティンさんの優しさが、胸に染みました。


(つづく)

×

非ログインユーザーとして返信する