のんたんの冬休み-31 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - ベトナム王朝発祥の地「ホアルー」(2017年12月26日/3日め)
2017年12月26日 古都ホアルー。東門の前で。(のんたんとあみちゃん 22歳)
12月26日
チャンアン名物、ヤギ料理のランチを終え、
次の目的地、古都・ホアルーへと向かいました。
「チャンアンの景観複合体」に含まれる「古都ホアルー」
は、2014年に、世界遺産に登録されました。
ここは、せり立つ数々の岩山を自然の城塞とし、
豊かな自然と水に囲まれています。
自然と歴史、人々の生活が溶け込んだ、味わいのある場所です。
第21話でご説明したように、「古都ホアルー」は、
ベトナム初の独立王朝の都が置かれた歴史ある地です。
現在では、初代皇帝及び2代皇帝の廟がみられます。
ベトナム初の王朝が誕生した地「ホアルー」
ここでは、1010年にハノイへ遷都されるまでの、
約44年間という短い間でしたが、
法整備や軍事強化など、ベトナム国家の礎を築きあげられました。
中国の影響が色濃く残る風景
古都ホアルーは、唐(中国)の都、長安にならって設計されました。
また、長く中国の支配を受けていたこともあり、
その景観は、どことなく中国を彷彿とさせる雰囲気が漂っています。
初代皇帝ディン・ティエンホアン廟の入口となる門の苔むすさまは、
風情がありますね。^^
現在見られる「古都ホアルー」の遺構は、
17世紀に再建された初代皇帝ディン・ティエンホアン(Dinh Tien Hoan)と、
2代皇帝レー・ダイハイン(Le Dai Hanh)の霊廟です。
香が立ち込める霊廟内には、皇帝の座像が安置されています。
また、本堂の前には、通称「龍の庭」に刻まれたレリーフが、
今も残っています。
(つづく)