MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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のんたんの冬休み-24 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - ひとつめの鍾乳洞(3日目)


2017年12月26日 チャンアンで川下り。(全盲難聴・のんたん 22歳)


鍾乳洞の入り口


ひとつめの鍾乳洞の入り口をはいりました。
高さが低いので、体を前かがみにして、
頭の位置を低くしていなければなりません。



中は真っ暗です。



天井がかなり低くなっているところもあるので、
常に体勢を低くし、注意を払い続ける必要があります。
うっかりしていると、天井に頭をぶつけるし、
たしかにこれでは、ケガをしかねません。
ティンさんが何度も注意してくれた意味がわかりました。



しばらく鍾乳洞の中を進んだ後、
ようやく外に出て、舟はさらに進みました。


威勢のいい、欧米人の舟。この日、日本人は私たちだけでした。


本当は、あちらこちらに、
私たちと同じような観光客がいるはずなのですが、
湖が広いからでしょうか。
目にはいるのは、せいぜい、2,3艘の小舟です。


水面はひっそりとしていて、
切り立った崖に見下ろされるような景色の中、
舟はすべるように進んでいきました。


結婚式の新郎新婦が乗っている舟と行きかいました。なにかの撮影だったようです。


ふたつめの鍾乳洞に着きました。
「あっ またはいるみたいだね。」


そうなのです。
このあとも、次々と鍾乳洞が現われ、
そのたびに、舟は中を探索していきます。
舟は、このあと延々2時間、
数え切れないくらい、たくさんの鍾乳洞の中を進み続けました。


「川下り」と言われていますが、
水の流れはほとんどわからないくらいで、
舟は終始、穏やかな水面を進んでいくだけです。
「川」ではなく、「湖」のように思われました。


「チャンアン川下り」と言うよりも、
「チャンアン湖水の鍾乳洞めぐり」
と言った方が正しいんじゃないかな、と思いました。



(つづく)

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