MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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無理やりのインド。歩き続けた12日間 7 - ゴールコンダ・フォート③(2025年10月18日/2日め)

MIYO

2025年10月18日 「ゴールコンダ・フォート」で。(インド・ハイデラバード)


10月18日(土)


ハイデラバード郊外にある、

ゴールコンダ・フォート

に来ています。


迷路状に伸びる回廊。

ずうっと先まで続いています。

自分が今どこにいるのか、よくわかりませんが、

とりあえず、ハルジャさんについて歩きました。すると…、

あっ。

さっきのワンコです。

ほかにも観光客はいたのに、MIYOのことをしっかり覚えていて、後を追ってここまで来てくれました。すごい…。😊

うれしくって、またパンをあげました。このあとも、ワンコはMIYOの後をついて歩いていたのですが…、

ここで、ハルジャさんがワンコを叱ったので、ションボリしています。


ハルジャさん曰く、

「狂犬病かもしれないので、

 犬には近づかないでください。」

と…。

たしかに、その通りなんですけどね…。😓


でも、このワンコ、

前日の日記で写真をよく見ると、

右耳がカットされているみたいに見えます。

ワクチン接種済みだったのかも…。

ネットで調べてみたら、

こんなことが書いてありました。


【インドの野良犬事情】

インドには野良犬が多く、全国に3000万頭以上いると言われています。人に慣れている子が多く、初対面でもしっぽを振って寄ってきてくれる子もいて、とてもかわいいです。(インドは狂犬病蔓延国ですので、基本的には動物に近づかない・触らないことをお勧めします。)

都市部では、複数の民間動物愛護団体によって、野良犬の管理が進んでいます。施設で、野良犬猫の一斉不妊手術を行ったり、追加ワクチン接種など健康管理を続ける例もあります。街で見かけるほとんどの犬が、耳カットや耳タグのついた子ばかりだったりします。


なるほど。

ハイデラバードはインドで4番めの大都市。

野良犬の管理は進んでいたかもですが、

たしかに、近づかない方がいいんですね。😅

でもインドの犬って、

どうしてあんなに人なつっこいんでしょう。


ワンコとお別れして、さらに歩きました。

歩いても歩いても、こんな回廊が続きます。

16世紀末に遷都されるまで、ここは、ゴールコンダ王国の首都として栄えました。

これは、往時のゴールコンダ城の名残りです。

ここはかつて宮殿があったところで、その左側に、儀式音楽の演奏席がありました。

1687年、ムガル帝国によって壊滅的に破壊されたそうですが、それでも、まだこんなに多くの城塞が残っています。

庭園のようなところに出ました。でも通路の先には、また別の建造物が見えます。ここはほんとうに広い。😊

この道にも、「音の通路」がありました。ハルジャさんといっしょに手を叩くと、その音が庭園に響き渡りました。

リスくんもいましたよ…。

まだまだ、道は続きます。


ハルジャさんと手を叩いたり、

ワンコやリスくんと遊んだりしながら、

のんびり、ゆったりと、

城塞を歩き続けました。


いまここ。😊


(つづく)

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