MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
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無理やりのインド。歩き続けた12日間 4 - ハイデラバードの朝ごはん(2025年10月18日/2日め)

MIYO

2025年10月18日 「ゴールコンダ・フォート」で。(インド・ハイデラバード)


10月18日(土)


17日の朝6時前に自宅を出発し、

デリーを素通りしてハイデラバードへ。

*デリーは、2011年の家族旅行で訪れたので、今回はすっ飛ばしました。

過去のインド記録はこちらです。

無理やりのインド。歩き続けた12日間 1 - しかたなく出発(2025年10月17日-28日)


空港からUberに乗って、

ホテルに着いたのは、18日の午前2時でした。

日本では、朝5時半。


予約していた、Marigold By Green Park です。

正面玄関を入ったところです。中央部がレストランなのですが…、

上は吹き抜けになっている、オシャレなつくり。

その隣りに、フロントがあります。


夜中の2時を過ぎていましたが、

普通にチェックインしてもらえました。

よかった。😊


このホテルは、Agoda で予約しました。


ラグジュアリーダブルルーム(32㎡)、

一泊朝食込みで9273円が、

タイムセールで8261円(税・サービス料込)

*ふたり分の料金です。

キャッシュバック特典が4046円でした。


お部屋は2140号室。

窓際には、ソファとテーブル。

ソファは夫、テーブルはMIYO、とまずはそれぞれの陣地を決めます。

テーブルの上には、ウェルカムフルーツが置いてありました。^^

うん、いい感じです。

バスルームです。

アメニティもそろっています。^^ コンディショナーもありました。

MIYOは、バスタブは不要です。が、できれば、ヘッドシャワーとハンドシャワーの両方が欲しい、というのが、(くだらない)こだわり。でもこの値段のホテルだと、両方はないところが多いんですよね。そのため、ホテルの「お風呂の」写真を調べまくって、ようやくここに決めました。😓


この部屋が、

朝食付きでひとり4130円なら、

上等です。^^


夫はお風呂に入って、即、寝ました。

でもMIYOは、翌日に更新するブログを

軽く見直して…。

(日本で書いておいたのですが、

 最後のチェックです。)

そんなことしてたら3時半になってしまったので、

もうお風呂はあきらめて、

そのまま寝ました。😔


そして朝は、6時半起床で7時半から朝食。3時間しか寝てません…。😔

イドゥリ(Idli または idly)。 塩味で食べる米粉蒸しパンの一種です。右側はスプラウト入りのイドゥリ。南インドやスリランカでは、一般に朝食として食べられます。皮を取ったウラド豆と米からなる生地を発酵させてから蒸して作っており、発酵のプロセスででん粉を分解するので、体の中で代謝されやすくなります。

左:ポンガル(Pongal)。”ポンガル”とは タミル語で「こぼれる」という意味。お米を入れた鍋が噴き溢れるまでお米を炊くという習わしがあり、土鍋で米をミルクとジャガリーで煮た甘い料理です。

右:ダリヤ・ウプマ(Daliya Upma)。砕いた小麦(daliya)を野菜やスパイスと一緒に調理した、栄養価の高いインドの朝食料理です。通常、ウプマはセモリナ粉(ravaまたはsuji)で作られますが、Daliya Upmaは砕いた小麦を主成分とします。食物繊維が豊富で低カロリーであるため、健康的な食事を求める人に適しています。特に南インドでは、一般的な朝食メニューです。

左:サンバル(Sambar)。南インドで食べらる、スパイスを使ったスープです。キマメ(Cajanus cajan)と野菜を煮込んで作ります。使われる野菜は季節のものが多く、ナス、大根、オクラ、カボチャなどといったさまざまなものを、単独で、または組み合わせて使用します。ライスとの相性がよく、ほぼ毎食といってよいほどに供されます。また、ミールスやドーサといった料理にも、サイドディッシュとして付いてきます。日本の味噌汁のような存在です。

右:ラッサム・ワダ(Rasam Wada)。南インド料理の軽食で、スパイシーなスープ「ラッサム」に、揚げたドーナツ状の「ワダ」を浸して食べる料理です。温かいラッサムがワダに染み込み、独特の風味と食感が楽しめます。ラッサムとは、豆、野菜、スパイスで作られる南インドのカレー風味のスープです。トマト、タマリンド、ジャガリー(黒糖)などが使われ、酸味と甘み、辛味が特徴です。

ワダとは、ウラド豆(ケツルアズキ)を主原料とした生地を揚げて作る、ドーナツ状の軽食です。外はカリッと、中はふんわりとした食感が特徴です。

左:ワダ(Wada)。ウラド豆(ケツルアズキ)を主原料とした生地を揚げて作る、ドーナツ状の軽食です。外はカリッと、中はふんわりとした食感が特徴です。

中:ラギウッタパム(Ragi Uttapam)。ラギ(フィンガーミレット)を主原料とした、南インドの伝統的な朝食です。グルテンフリーで栄養価が高く、健康的な食事として人気があります。パンケーキのような見た目で、様々な野菜を加えて作られます。

右:グリンピース ワダ(Green Peas Wada)。

ググニ(Ghugni)。インド亜大陸、特に東インドやバングラデシュで人気の豆料理です。乾燥させたエンドウ豆やひよこ豆を主原料とし、カレー風味に調理されます。

チャツネいろいろ。ピーナッツ、ココナッツ、しょうがなど、バリエーションがありました。

エッグブルジー(Egg Bhurji)。インド風のスクランブルエッグで、トマト、玉ねぎ、唐辛子、スパイスを加えて作られます。朝食、ランチ、ディナー、または軽食として、またはインドのストリートフードとしても楽しまれています。

左:鍋で焼いたパン。

右:チャパティ(Chapati)。直径12cm程の円形で、薄いクレープのような形状です。アタ粉(आटा)と呼ばれる全粒粉と水を捏ねて生地を作り、発酵させずに十数分ほどの短時間休ませ、薄い円形にのばして焼いたものです。

甘いパンもたくさん。

左:ブラウニー

右:グラブジャムン(Gulab Jamun)。濃縮乳と小麦粉を混ぜて油で揚げ、ローズウォーターやスパイスで香りをつけた甘いシロップに漬けた、インドを代表する伝統的なお菓子です。その非常に強い甘さから「世界一甘いお菓子」とも呼ばれています。ヒンドゥー教やイスラム教の祭日、誕生日、結婚式などのお祝いの席でよく食べられます。起源はペルシャやトルコであるという説が有力で、ムガル帝国時代にインドに伝わったとされています。

左:洋風のお粥

中:焼き野菜

右:ベイクトビーンズ

サラダ、フルーツ、チーズなど。

お粥。具を蒸籠に入れてるところを見ると、中華風なのかな。

サンドイッチ、ミューズリ、ヨーグルト。

フルーツ各種とクッキー。

このほか、エッグステーションには、焼きたてのフレンチトーストやパンケーキもありました。

左:アルー・バジ(Aloo Bhaji)。インドで広く親しまれているジャガイモ料理です。様々なスパイスで味付けされますが、地域によって調理法や名称が異なります。北インドでは「Aloo Sabzi」や「Aloo ki Bhaji」、ベンガル地方では「Aloo Bhaja」とも呼ばれます。主に副菜として、ご飯やパン(ロティ、パラタなど)と一緒に食べられます。

右:ベイクトトマトとハッシュブラウン


パプリカチキンソーセージ、ハーブチキンソーセージ、ゆで卵。

これが、数少ないお肉料理だったような…。

MIYOの朝ごはん。

夫の朝ごはん。

パンとマサラティー。ティーは、お願いすると作って持ってきてくれます。^^

このほか食事中にも、焼きたてのパンをテーブルまで持ってきていただきました。^^

なぜか、笛の演奏付きの朝食。😊


充実の朝ごはんでした。

たくさん食べたのに、不思議なことに、

ずっしりと食べた気がしない…。

なぜだろう…。


「肉類がほとんどなかったよね?

 そのせいかなあ。

 もしかして、あれ、

 ベジタリアン朝食だったのかな?」

と、あとで夫と話し合ったのですが。


こうして、

ひとつひとつのメニューを調べていて、

ようやくわかりました。

並んでいたのは、ほとんどが、

「南インドの伝統的な朝ごはん料理」

だったんですね…。

朝から、脂っこい肉料理は食べない、

というのが、

洋食のビュッフェと違うところですね。


そしてもうひとつ不思議だったのが、

今まで3回のインドで食べてきた食事と、

味が違う、ということです。

これまでは、一日3回、どこに行っても、

カレーをおいしく食べてきたので、

インドの料理は大丈夫、

と思っていました。


でも、今回は違います。

正直に言うと、

なにを食べてもおいしくない。😓

いえ、まずいのではなく、

たぶん、私の好みに合わない。


あらためて、インドの地図を見てみました。今回旅した場所は南インド。何を食べてもおいしかった北インドとは、見かけは同じ(カレー)であっても、味覚も内容も違っていたのだろう、と今さら気がつきました。


地図をよく見てみると、南インドは、

1990年に行ったスリランカも近い…。

なるほど。スリランカに近い。

私も夫も、スリランカ料理は苦手。

「カレーって、こんなにまずくできるんだ。」

と驚きました。

(すみません。まずいんでなくて、「好みに合わない。」です。)


このときのスリランカは、

まずいカレーを食べ続けた貧乏旅行でしたが、

旅の最後に、

「せめて今日くらいは、

 カレーじゃないおいしいものを食べたい。」

と奮発して、高級ホテルの

中華レストランに行きました。

ところが、そこの中華料理も見かけだけ。

食べてみると、味はスリランカ風で、

はげしくがっかりしたものです。


ちなみに、数年前に「カラオケパセラ」で

コース料理にスリランカカレーがあり、

しかたなく食べたことがありました。

これが、とってもおいしかった!^^

同じ風味なのに、全然違うんですね。

料理は素材も大事だけど、

やっぱり調理法で大きくかわるんだなあ、

と実感しました。


今回は、この、

「食べ物をおいしく思えない。」

ということが、旅が進むにつれて、

じわじわと私をへたらせていくのですが、

このときはまだ、

そんなことは想像もしていませんでした。


朝8時半。ホテルに迎えに来てくれた、ガイドのハルジャさんと。


さて。

今日も一日が始まります。


(つづく)

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