無理やりのインド。歩き続けた12日間 3 - デリーからハイデラバードへ(2025年10月17日/1日め)
2025年10月18日 「クトゥブ・シャヒー・トゥームス」で。(インド・ハイデラバード)
10月17日(金)
デリーに着くなり、
長女に会ってしまった私たち。
長女と別れたあとは、エアインディア国内線のカウンターへ。
チケットは夫が日本でネット購入し、チェックインも済ませてありました。これは、インドからメールで送られてきた搭乗券。
夫はもううれしくって、写真を撮りまくり。空港内のあちこちで、「撮ってください。」と言ってくるので、やけくそでシャッターを押しました。
そして、国内線のセキュリティへ。「あー、とうとうインドに来てしまった。」と、MIYOは落ち込んでます。
私たちが乗るのは、20:45発のエアインディア。ハイデラバード行きです。
同じ掲示板でも、アルファベットとヒンディー語の「デーヴァナーガリー文字」とが交互に表示されます。こっちが出ると、もうお手上げ状態。🤣
エアサイドにある、フードコート。ここを通り過ぎたところに…、
ラウンジ(Encalm Lounge)があります。少しだけ時間があったので、寄ってみました。(プライオリティパスがあるので無料で利用できます。)
ラウンジの中です。
フードコーナーに行くと、あはは、男性比率がめちゃくちゃ高い。🤣
お料理が並んでいました。手前から見ていきます。
フルーツとサラダ。(この前にも、サラダバーがありました。)右端の白いのは、カードライス(Curd Rice)。インド発祥のヨーグルトとご飯を混ぜ合わせた料理(ヨーグルトごはん)です。南インドで人気があり、日常食としても特別な日の食事としても食べられています。インド英語で「カード」は無糖のプレーンヨーグルトを指します。
左:ベジタブルフライドライス。炒飯と言うよりビリヤニです。
右:ダルカレー(DAL TADKA)。豆のカレーです。
左:北インド料理のベジタリアンカレー(Subz Diwani Handi)。様々な野菜をクリーミーなグレービーソースで煮込んだものです。伝統的には「ハンディ」と呼ばれる土鍋で調理されます。北インド、特にハイデラバード地方が発祥とされています。名前の「Diwani」は「王室の」や「豪華な」といった意味合いがあり、王族にふさわしい料理であったことを示唆しています。
右:マタルパニール(Matar Paneer)。グリーンピース(マタル)とインドのカテージチーズ(パニール)をトマトベースのスパイシーなカレーソースで煮込んだ、北インドのベジタリアン料理です。
カダイチキン(Kadhai Chicken)。北インド料理やパキスタン料理として有名で、スパイシーなチキン料理です。中華鍋のような「カダイ」と呼ばれる鍋で調理されることが名前の由来です。グレービー(ソース)が少なく、ドライカレーに近いのが特徴です。ホテルでのビュッフェ形式のパーティーなどで提供されることもあります。
*人気料理のようで、ほとんどソースだけになっていましたが…。笑
はいはい…。
わかってますよ。
カレーしかないんですよね…。🤣🤣
これから一日3食、
毎日、カレーしかないんですよね。😔
MIYOの晩ごはん。ANAの機内食で、晩ごはん食べてるんですけどね…。
夫の晩ごはん。喜びまくって、カレー各種を取りまくってました。しかも、これは2回め。(1回めは、あせって食べて、写真撮り忘れたそうです。)
これから12日間、ずっとこれかぁ…。😔
デザートコーナーです。これはライスキール(Rice Kheer)。お米のミルク粥です。米、牛乳、砂糖を煮込んで作られる、南アジアのデザートで、牛乳で米をゆっくりと煮込むことで、クリーミーで濃厚な食感になります。インドのライスプディングとも呼ばれます。カルダモンやサフラン、ドライフルーツ、ナッツなどで風味付けされるのが一般的です。
紅茶ケーキ。この手のケーキは、インドではたいていおいしかったです。
Shakkara Para。インドの伝統的なお菓子です。主に小麦粉、砂糖、ギー(澄ましバター)をこねて、油で揚げます。日本のかりんとうと、甘さも食感もそっくりでした。
マサラティーといっしょにいただきました。
ドリンクバーです。さすがインド。紅茶の種類が多い~~。^^
さて、搭乗です。
相変わらず、男性しかいない免税店。🤣
ふたたび機内食。今日5回めの食事。もう食べてばっかりですね。
みなさん、ご期待のとおりで…、
機内食もカレーです。🤣
デリーからハイデラバードまでは、
約1270キロ。
飛行時間は2時間半。
ハイデラバードに到着したのは、
日付も変わった午前0時ごろでした。
空港の表示は3通り。
英語のアルファベット、ヒンディー語のデーヴァナーガリー文字、そしてハイデラバードがあるアーンドラ・プラデーシュ州の第1公用語、テルグ語のテルグ文字。
インドには少なくとも30の異なる言語があり、
憲法では、22の指定言語を定めています。
したがって、
州ごとに共通語が違っていたりします。
さすが、広い国だから、
言語や文字も一筋縄ではいかないんですね。😊
ハイデラバード空港です。
「ハッピー・ディワリ(Happy Diwali)」のディスプレイ。インド最大のお祭り(インドのお正月)が、翌日から始まります。
空港を出てUberに乗ったのですが、この時点でほぼ1時。
空港からホテルまでは、約1時間の距離。
チェックインは午前2時ごろになります。
朝8時半には、ホテルまでガイドさんが
来てくださることになっているのですが、
さて、寝る時間があるのでしょうか…。
日本との時差が3時間半なので、
インドの午前2時は日本の5時半。
日本ではそろそろ18日の朝になります。
17日の朝6時に家を出発して以来、
ほぼ24時間、旅が続いています。
多動夫と旅行すると、
だいたいいつも、こんな感じですね。
夜討ち朝駆け、ごはん抜き。
…いやいや、ここはインドだから、
夜討ち朝駆け、カレー責め。
この先が思いやられますが、
こうして、旅の一日めが終わりました。
(つづく)