MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
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広州経由でチェンマイへ。タイで過ごした16日間 17 - ティムホートンズとセントラルパーク① 空中庭園「デュシット・アルン」(2025年9月10日/7日め)

MIYO

2025年9月10日 セントラルパーク・空中庭園で。(タイ・バンコク)


9月10日(水)- 7日め


Empire Placeにチェックインしたあとは、

すぐ近くにある、エンパイアタワーへ。

レストランやカフェがいくつもある、

高層オフィスビルです。


タワー入り口付近にあるBAKE BROS.というカフェがお気に入りで、前回来たときは、お部屋の準備ができるまでの時間をここで過ごしました。その後も、「ひとつ買えばもうひとつ無料」に魅かれて通いました。笑

34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 75 - Siamnara Food Workで(たぶん)お昼ごはん(2025年3月19日/6日め)


ところが。


そこに行ってみると、お店は跡形もなくなくなっていて、大きな柱だけが残されていました。


お気に入りだったカフェは閉店していて、

代わりにすき焼きや焼肉丼を提供するお店が

出店するようです。

残念。


あんないいお店がなくなるなんて。

東京と同じで、

バンコクでも、お店を続けていくのは、

たいへんなことのようです。


しかたなく、ほかのカフェをさがして、タワー内をウロウロ。笑

「Tim Hortonsがあったよ!」

「カナディアンコーヒーハウス」と書いてあります。カナダ系のお店でしょうか。

なにより気に入ったのはこれ。「ひとつ買えばもうひとつ無料」です。


ティムホートンズって、

日本では見かけませんが、調べてみたら、

カナダのコーヒーチェーンなんですね。


【Tim Hortons】

カナダのドーナツチェーンです。1964年にオンタリオ州でオープン後、カナダ国内に急速に拡がり、カナダ最大のファーストフードチェーンとなりました。店舗数は、カナダ国内に約3000店以上で、2023年12月の時点では世界17か国に事業を展開しています。ウェンディーズやバーガーキングとの合併・買収を経たあと、2023年からは、シンガポール、マレーシア、インドネシア、韓国における店舗開発や運営を丸紅が行っています。

カナダでは、ティムホートンズは店舗数でマクドナルドを超え、2002年にはカナダ国内のマクドナルドの売り上げを抜きました。同社は、カナダで最もマーケティング活動に成功した企業の一つとされており、カナダ人のアイデンティティを象徴する存在になっています。


アイスカフェラテは、ひとつ買ってもふたつ買っても130バーツ(約650円)。ティムホートンズのポケベルをもらって、できあがるのを待ちました。

「1964年に創業のカナダのお店」という、わかりやすいデザイン。笑

こちらは、すぐお隣りにあった、「なえきすし」。お寿司屋さんのようですが…、

おにぎりとドリンクをセットで売ってました。アイスコーヒーや抹茶ハニーレモンといっしょにいただく(ちょっと合ってない気がするのは日本人だけ?)ようで、1セットが500円くらい。おにぎりの具が気になるところですが、「特製おにぎり」としか書いてなくて、それがちょっとコワかったりします。笑


カフェで2時間くらい休憩したあと、

「これからどうしようか。」

とふたりで相談。

「お部屋の用意ができるまでのヒマつぶし」

ということで、あまり遠くに行きたくないし、

この近くでなにができるかな、

…と考えていたところ、

ふと、バンコク在住のsoi33の住人さんの

ブログを思い出しました。

ハリーポッターの映画に出てくる「動く階段?」を撮る。 - 「バンコクの休日ライフ」のブログ


そのブログによると、

9月4日、バンコクに、

新しいショッピングセンター

がオープンしたそうです。

名前はセントラルパーク


タイ5大財閥の一つである、

セントラルグループ(Central Group)が

経営しています。


【セントラルグループ(Central Group)】

タイ5大財閥の一つで、タイの小売業を主体とする、華僑系の企業グループです。首都バンコクでは、伊勢丹やZENなどが入居するタイ最大のショッピングモール「セントラルワールド」のほか、百貨店の「セントラル・デパート」や「ロビンソン」などがあります。スーパーマーケット部門では、Big Cを展開しています。

2011年にヨーロッパに進出し、各国企業を買収しています。同年にはイタリアの「リナシェンテ」、2015年にドイツの「KaDeWE(カーデーベー)」、2020年にスイスの「グローブス」、2022年には英国の「セルフリッジス」を傘下としました。


そのセントラルグループが展開する

「セントラルパーク」は、

6日前にオープンしたばかり。

つまり、

「今バンコクで、

 いちばん新しいショッピングセンター」

ということになります。

グーグルマップで調べてみると、

現在地からそれほど遠くないようなので、

行ってみることにしました。


まずはGrabを予約。待ち合わせ場所としていちばんわかりやすいので、Empire Placeのエントランスを指定しました。

そしてお宿までもどって待機。ほどなく、車が到着しました。

お宿からセントラルパークまで、約2キロ。歩いてもいける距離ですが、Grabは手軽で安いので、ついつい乗ってしまいます。笑

料金は105バーツ(約500円)でした。

そして、「デュシットセントラルパーク(通称セントラルパーク)」に到着。名門ホテル「デュシット・タニ・バンコク」の跡地に開発された複合施設で、写真中央の3つの高層ビルで構成されています。


【セントラルパーク】

ホテル、レジデンス、ショッピングモール、オフィスタワーで構成された複合施設で、2025年9月4日に第1フェーズをオープンしました。第1フェーズだけで2000億バーツを投資しており、バンコクのランドマークとなるべく、「都市型公園」を創出しています。


入り口は何か所もありますが、これはBTSの駅のすぐ前にある入り口。車がなくてもアクセスしやすい立地です。

中に入ると、きらびやかなお店が並んでいました。でも天井は配管がむきだし。造作が間に合わなかったのか、それとも、これで完成ということなのか…?


店舗はたくさんあるのですが、

高級品のお店は、正直言って、

どこのモールに行っても似たようなものだし、

私も夫もショッピングに興味がないので、

そういうところは素通りしました。


なにより、私たちが真っ先に向かったのは、

セントラルパーク最大の見どころと言える、

屋上庭園ルーフパーク「デュシット・アルン」

4階から6階にかけて、

庭園が丘陵状に広がっており、

まさに「空中庭園」でした。


この庭園からの眺望が、またすばらしいのです。

セントラルパークのすぐ隣りにあるのは、ルンピニー公園。バンコクに来ると、夫が必ず散歩する公園です。

その公園の入り口が目の前。夫は、「オレ、あとでちょっと行ってくる。」と言い出しました。そうだろうなぁ…。

公園の入場口から右方向に向かって、広大なルンピニー公園が広がります。

こうして見ると、まるで「インフィニティ庭園」というか。笑 どこまでがショッピングセンターでどこからがルンピニー公園なのか、ちょっとわからなくなります。🤣

そして、公園の向こうに見えているのは、バンコクの高層ビル群。この空中庭園からでないと見られない、爽快な景色でした。

もう何度もルンピニー公園を歩いている夫ですが、こうして上から見るのは初めて。うれしそうです。


空中庭園からバンコクを臨む。

それだけでも、

セントラルパークを訪れる価値はある、

と思いました。

(なにしろタダですしね。^^)


(つづく)

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