広州経由でチェンマイへ。タイで過ごした16日間 17 - ティムホートンズとセントラルパーク① 空中庭園「デュシット・アルン」(2025年9月10日/7日め)
2025年9月10日 セントラルパーク・空中庭園で。(タイ・バンコク)
9月10日(水)- 7日め
Empire Placeにチェックインしたあとは、
すぐ近くにある、エンパイアタワーへ。
レストランやカフェがいくつもある、
高層オフィスビルです。
タワー入り口付近にあるBAKE BROS.というカフェがお気に入りで、前回来たときは、お部屋の準備ができるまでの時間をここで過ごしました。その後も、「ひとつ買えばもうひとつ無料」に魅かれて通いました。笑
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ところが。
そこに行ってみると、お店は跡形もなくなくなっていて、大きな柱だけが残されていました。
お気に入りだったカフェは閉店していて、
代わりにすき焼きや焼肉丼を提供するお店が
出店するようです。
残念。
あんないいお店がなくなるなんて。
東京と同じで、
バンコクでも、お店を続けていくのは、
たいへんなことのようです。
しかたなく、ほかのカフェをさがして、タワー内をウロウロ。笑
「Tim Hortonsがあったよ!」
「カナディアンコーヒーハウス」と書いてあります。カナダ系のお店でしょうか。
なにより気に入ったのはこれ。「ひとつ買えばもうひとつ無料」です。
ティムホートンズって、
日本では見かけませんが、調べてみたら、
カナダのコーヒーチェーンなんですね。
【Tim Hortons】
カナダのドーナツチェーンです。1964年にオンタリオ州でオープン後、カナダ国内に急速に拡がり、カナダ最大のファーストフードチェーンとなりました。店舗数は、カナダ国内に約3000店以上で、2023年12月の時点では世界17か国に事業を展開しています。ウェンディーズやバーガーキングとの合併・買収を経たあと、2023年からは、シンガポール、マレーシア、インドネシア、韓国における店舗開発や運営を丸紅が行っています。
カナダでは、ティムホートンズは店舗数でマクドナルドを超え、2002年にはカナダ国内のマクドナルドの売り上げを抜きました。同社は、カナダで最もマーケティング活動に成功した企業の一つとされており、カナダ人のアイデンティティを象徴する存在になっています。
アイスカフェラテは、ひとつ買ってもふたつ買っても130バーツ(約650円)。ティムホートンズのポケベルをもらって、できあがるのを待ちました。
「1964年に創業のカナダのお店」という、わかりやすいデザイン。笑
こちらは、すぐお隣りにあった、「なえきすし」。お寿司屋さんのようですが…、
おにぎりとドリンクをセットで売ってました。アイスコーヒーや抹茶ハニーレモンといっしょにいただく(ちょっと合ってない気がするのは日本人だけ?)ようで、1セットが500円くらい。おにぎりの具が気になるところですが、「特製おにぎり」としか書いてなくて、それがちょっとコワかったりします。笑
カフェで2時間くらい休憩したあと、
「これからどうしようか。」
とふたりで相談。
「お部屋の用意ができるまでのヒマつぶし」
ということで、あまり遠くに行きたくないし、
この近くでなにができるかな、
…と考えていたところ、
ふと、バンコク在住のsoi33の住人さんの
ブログを思い出しました。
ハリーポッターの映画に出てくる「動く階段?」を撮る。 - 「バンコクの休日ライフ」のブログ
そのブログによると、
9月4日、バンコクに、
新しいショッピングセンター
がオープンしたそうです。
名前はセントラルパーク。
タイ5大財閥の一つである、
セントラルグループ(Central Group)が
経営しています。
【セントラルグループ(Central Group)】
タイ5大財閥の一つで、タイの小売業を主体とする、華僑系の企業グループです。首都バンコクでは、伊勢丹やZENなどが入居するタイ最大のショッピングモール「セントラルワールド」のほか、百貨店の「セントラル・デパート」や「ロビンソン」などがあります。スーパーマーケット部門では、Big Cを展開しています。
2011年にヨーロッパに進出し、各国企業を買収しています。同年にはイタリアの「リナシェンテ」、2015年にドイツの「KaDeWE(カーデーベー)」、2020年にスイスの「グローブス」、2022年には英国の「セルフリッジス」を傘下としました。
そのセントラルグループが展開する
「セントラルパーク」は、
6日前にオープンしたばかり。
つまり、
「今バンコクで、
いちばん新しいショッピングセンター」
ということになります。
グーグルマップで調べてみると、
現在地からそれほど遠くないようなので、
行ってみることにしました。
まずはGrabを予約。待ち合わせ場所としていちばんわかりやすいので、Empire Placeのエントランスを指定しました。
そしてお宿までもどって待機。ほどなく、車が到着しました。
お宿からセントラルパークまで、約2キロ。歩いてもいける距離ですが、Grabは手軽で安いので、ついつい乗ってしまいます。笑
料金は105バーツ(約500円)でした。
そして、「デュシットセントラルパーク(通称セントラルパーク)」に到着。名門ホテル「デュシット・タニ・バンコク」の跡地に開発された複合施設で、写真中央の3つの高層ビルで構成されています。
【セントラルパーク】
ホテル、レジデンス、ショッピングモール、オフィスタワーで構成された複合施設で、2025年9月4日に第1フェーズをオープンしました。第1フェーズだけで2000億バーツを投資しており、バンコクのランドマークとなるべく、「都市型公園」を創出しています。
入り口は何か所もありますが、これはBTSの駅のすぐ前にある入り口。車がなくてもアクセスしやすい立地です。
中に入ると、きらびやかなお店が並んでいました。でも天井は配管がむきだし。造作が間に合わなかったのか、それとも、これで完成ということなのか…?
店舗はたくさんあるのですが、
高級品のお店は、正直言って、
どこのモールに行っても似たようなものだし、
私も夫もショッピングに興味がないので、
そういうところは素通りしました。
なにより、私たちが真っ先に向かったのは、
セントラルパーク最大の見どころと言える、
屋上庭園ルーフパーク「デュシット・アルン」。
4階から6階にかけて、
庭園が丘陵状に広がっており、
まさに「空中庭園」でした。
この庭園からの眺望が、またすばらしいのです。
セントラルパークのすぐ隣りにあるのは、ルンピニー公園。バンコクに来ると、夫が必ず散歩する公園です。
その公園の入り口が目の前。夫は、「オレ、あとでちょっと行ってくる。」と言い出しました。そうだろうなぁ…。
公園の入場口から右方向に向かって、広大なルンピニー公園が広がります。
こうして見ると、まるで「インフィニティ庭園」というか。笑 どこまでがショッピングセンターでどこからがルンピニー公園なのか、ちょっとわからなくなります。🤣
そして、公園の向こうに見えているのは、バンコクの高層ビル群。この空中庭園からでないと見られない、爽快な景色でした。
もう何度もルンピニー公園を歩いている夫ですが、こうして上から見るのは初めて。うれしそうです。
空中庭園からバンコクを臨む。
それだけでも、
セントラルパークを訪れる価値はある、
と思いました。
(なにしろタダですしね。^^)
(つづく)