34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 55 - ワット・シーサケット③ 回廊(2025年3月17日/4日め)
2025年3月17日 ワット・シーサケット 本堂の回廊で。(ラオス・ヴィエンチャン)
3月17日(月)- 4日め
ビエンチャン最古の寺院である、
ワット・シーサケットに来ています。
本堂祭壇部の周囲には、本堂を取り囲むように、回廊がめぐらされています。
左が本堂、右が回廊。さらに後ろに、経堂(3棟)のドクソ-ファーが見えます。
それでは、この回廊部分を歩きます。
ちなみに、34年前の回廊です。(1991年9月1日)
当時32歳。笑
回廊は、本堂の祭壇部分を囲むように、四角形になっています。
それぞれの辺の中央には、本堂の外へと続く出入り口が設けられています。
回廊の内部です。
回廊の内側は通路になっており、外側の壁面には仏像が並んでいます。
本堂エリア全体で、2052体に及ぶ仏像が置かれているそうです。
壁面には3420個の小さな穴が彫られており…、
それぞれの穴に、小さな仏像が2体ずつ安置されています。
34年前にも、ここに来ていたみたいなのですが、全然覚えていません。😅(1991年9月1日)
歩いても、歩いても、ずうっと仏像。^^
仏像には当初、眼球部分に宝石が嵌め込まれ、頭部は金細工などで飾られていたそうですが…、
度重なる戦いによって、そのほとんどが持ち去られてしまいました。
かつては豪華絢爛だったと思われる回廊。今はただ、物言わぬ仏像が、果てしなく並んでいます。戦乱の歴史を、ずっと見守ってきたんだろうなぁ…。
人気(ひとけ)のない回廊の前にたたずみ、ぼんやりと、こんな風景を眺めていました。
ふいに、どこからともなく僧侶が現れて…、
そのまま、目の前を通り過ぎていきました。
左から、回廊、経蔵、そして、本堂祭壇です。
なにかとても穏やかな気持ちになれた、
ワット・シーサケットのひとときでした。
(つづく)
























