MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 55 - ワット・シーサケット③ 回廊(2025年3月17日/4日め)

2025年3月17日 ワット・シーサケット 本堂の回廊で。(ラオス・ヴィエンチャン)


3月17日(月)- 4日め


ビエンチャン最古の寺院である、

ワット・シーサケットに来ています。


本堂祭壇部の周囲には、本堂を取り囲むように、回廊がめぐらされています。

左が本堂、右が回廊。さらに後ろに、経堂(3棟)のドクソ-ファーが見えます。

それでは、この回廊部分を歩きます。

ちなみに、34年前の回廊です。(1991年9月1日)

当時32歳。笑

回廊は、本堂の祭壇部分を囲むように、四角形になっています。

それぞれの辺の中央には、本堂の外へと続く出入り口が設けられています。

回廊の内部です。

回廊の内側は通路になっており、外側の壁面には仏像が並んでいます。

本堂エリア全体で、2052体に及ぶ仏像が置かれているそうです。

壁面には3420個の小さな穴が彫られており…、

それぞれの穴に、小さな仏像が2体ずつ安置されています。

34年前にも、ここに来ていたみたいなのですが、全然覚えていません。😅(1991年9月1日)

歩いても、歩いても、ずうっと仏像。^^

仏像には当初、眼球部分に宝石が嵌め込まれ、頭部は金細工などで飾られていたそうですが…、

度重なる戦いによって、そのほとんどが持ち去られてしまいました。

かつては豪華絢爛だったと思われる回廊。今はただ、物言わぬ仏像が、果てしなく並んでいます。戦乱の歴史を、ずっと見守ってきたんだろうなぁ…。

人気(ひとけ)のない回廊の前にたたずみ、ぼんやりと、こんな風景を眺めていました。

ふいに、どこからともなく僧侶が現れて…、

そのまま、目の前を通り過ぎていきました。

左から、回廊、経蔵、そして、本堂祭壇です。


なにかとても穏やかな気持ちになれた、

ワット・シーサケットのひとときでした。


(つづく)

×

非ログインユーザーとして返信する