34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 20 - ワット・シェントーン④ 船の格納庫と経蔵(2025年3月15日/2日め)
1991年9月2日 ワット・シェントーンで。(ラオス・ルアンパバーン・32歳と34歳)
3月15日(土)- 2日め
ラオスで最も美しいと言われている、
ワット・シェントーンに来ています。
「マイトーン(黄金の木)」が描かれた本堂の西面から、北面へと歩きました。
モザイク模様の蓮の花を通り過ぎ…、
本堂の北面を直進します。この写真は34年前ですが。笑(1991年9月2日)
再び本堂の正面に戻ると、目の前に3つの白いストゥーパが見えます。
本堂を後ろに従えた、ストゥーパたち。
でも夫が気になったのは、
このストゥーパではなく、
ストゥーパのさらに後ろにあったもの。
木々の陰にひっそりと造られているので、存在に気がつく人はほとんどいないのですが。
コレです。🤣🤣
長い長い船が、収められていました。これはたぶん、お祭りのときに漕ぎ出していくための船の格納庫だと思います。
ちなみに、このすぐそばを、メコン川が流れています。^^
そして、その格納庫よりもさらに夫の心をわしづかみにしたのは、このオニイサン。😂
虫捕りしています。
夫、気になって気になってしかたがない。
「なに捕ってるんですか?」
と、尋ねたら、
ビニール袋の中を見せてくれたそうです。
こ、これは…。カメムシでしょうか。
「食べるの?」
と訊いたら、
「うん!」
と…。
そうそう。このあたりの、
タイ、ラオス、カンボジアなどでは、
昆虫を食べるんですよね。^^
タイなんかでも、お惣菜屋さんで、
普通に売ってます。
オニイサンがこの日捕ったムシは、
晩ごはんになるのかな。
なにしろ、原価ゼロなのがうれしいところ。🙂
このときのことが、夫にとっては、
ワット・シェントーンでの
いちばん楽しい思い出になったようです。
(↑寺はどうした。世界遺産はどうした。)
ちなみにMIYOは、
多動夫の多動ぶりにつきあいきれず、
船を見たあとはさっさと次のスポットに行ったため、
この虫は見ていません。
でも、あとで合流したときに、
この話をする夫の、うれしそうな顔。
うん、やっぱり5歳だな、と思った次第です。😓
このあとは、小さな小さなマンゴーの実をみつけて、写真を撮っていました。
つい前日は、巨大なジャックフルーツをみつけて大喜びしていたのですが。😔
このときの日記です。
34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 7 - 伝統芸術民族センター(TAEC)①(2025年3月14日/1日め)
多動夫と一緒に歩くと、ほんとうに寄り道が多い。
あちこちに引っかかりながら歩くので、
普通の人みたいなペースで歩けません。
そんな夫が最も苦手なのは、
集団行動をしなければならない、団体旅行。🤣🤣
今年の1月に、団体旅行でトルコに行きましたが、
多動夫、よくついてきたなあ…🙄
と、今さらながら思います。(遠い目)
MIYOは、再び、本堂の背面へ。
「マイトーン(黄金の木)」の壁画の隣りにある、Tripitaka Library です。
Tripitaka Library について説明した文献が、
日本語で見つからなかったのですが、
わずかながら、英語の文献が、
ネットに掲載されていました。
ここでは、「経蔵」としておきますが、
小さな礼拝堂でもあるようです。
【経蔵(Tripitaka Library)】
上座仏教の聖典である、三蔵経を納めた経蔵です。1828年に建てられました。建物には、経典に加えて、いくつかの金色の仏像が収められています。中に入ることはできません。(Asian Historical Architecture より)
これは南面で…、
こちらは北面です。
そして、経蔵の正面。アルバムに写真があるので、34年前にも来ているはずなのですが、情けないことにまったく覚えていません。(1991年9月2日)
(1991年9月2日)
正面の扉は閉じられていて、中に入ることはできません。が、ここで見ごたえがあるのは、壁面を埋め尽くすモザイク画です。
壁面いっぱいに描かれたガラスのモザイク。これがとても愛らしい。^^
田植えをする人、収穫する人、眠ったり食べたりと、人々の暮らしが描かれています。下の方には、象に乗った貴人の行列も見えます。
王族の前で踊る人、演奏する楽団や祈りを捧げる人、木の実を取る人も見えます。
似ていますが、これは反対側の絵です。たくさんの祈る人々が描かれています。
ひとつひとつの絵に、見入ってしまいました。
本当は、壁画を全部。
写真に撮ってしまいたいくらいでした。^^
いまここ。😊
(つづく)




























