MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 20 - ワット・シェントーン④ 船の格納庫と経蔵(2025年3月15日/2日め)

1991年9月2日 ワット・シェントーンで。(ラオス・ルアンパバーン・32歳と34歳)


3月15日(土)- 2日め


ラオスで最も美しいと言われている、

ワット・シェントーンに来ています。


「マイトーン(黄金の木)」が描かれた本堂の西面から、北面へと歩きました。

モザイク模様の蓮の花を通り過ぎ…、

本堂の北面を直進します。この写真は34年前ですが。笑(1991年9月2日)

再び本堂の正面に戻ると、目の前に3つの白いストゥーパが見えます。

本堂を後ろに従えた、ストゥーパたち。


でも夫が気になったのは、

このストゥーパではなく、

ストゥーパのさらに後ろにあったもの。


木々の陰にひっそりと造られているので、存在に気がつく人はほとんどいないのですが。

コレです。🤣🤣

長い長い船が、収められていました。これはたぶん、お祭りのときに漕ぎ出していくための船の格納庫だと思います。

ちなみに、このすぐそばを、メコン川が流れています。^^

そして、その格納庫よりもさらに夫の心をわしづかみにしたのは、このオニイサン。😂

虫捕りしています。


夫、気になって気になってしかたがない。

「なに捕ってるんですか?」

と、尋ねたら、

ビニール袋の中を見せてくれたそうです。


こ、これは…。カメムシでしょうか。


「食べるの?」

と訊いたら、

「うん!」

と…。


そうそう。このあたりの、

タイ、ラオス、カンボジアなどでは、

昆虫を食べるんですよね。^^

タイなんかでも、お惣菜屋さんで、

普通に売ってます。


オニイサンがこの日捕ったムシは、

晩ごはんになるのかな。

なにしろ、原価ゼロなのがうれしいところ。🙂


このときのことが、夫にとっては、

ワット・シェントーンでの

いちばん楽しい思い出になったようです。

(↑寺はどうした。世界遺産はどうした。)


ちなみにMIYOは、

多動夫の多動ぶりにつきあいきれず、

船を見たあとはさっさと次のスポットに行ったため、

この虫は見ていません。


でも、あとで合流したときに、

この話をする夫の、うれしそうな顔。

うん、やっぱり5歳だな、と思った次第です。😓


このあとは、小さな小さなマンゴーの実をみつけて、写真を撮っていました。

つい前日は、巨大なジャックフルーツをみつけて大喜びしていたのですが。😔

このときの日記です。

34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 7 - 伝統芸術民族センター(TAEC)①(2025年3月14日/1日め)


多動夫と一緒に歩くと、ほんとうに寄り道が多い。

あちこちに引っかかりながら歩くので、

普通の人みたいなペースで歩けません。

そんな夫が最も苦手なのは、

集団行動をしなければならない、団体旅行。🤣🤣

今年の1月に、団体旅行でトルコに行きましたが、

多動夫、よくついてきたなあ…🙄

と、今さらながら思います。(遠い目)


MIYOは、再び、本堂の背面へ。


「マイトーン(黄金の木)」の壁画の隣りにある、Tripitaka Library です。


Tripitaka Library について説明した文献が、

日本語で見つからなかったのですが、

わずかながら、英語の文献が、

ネットに掲載されていました。

ここでは、「経蔵」としておきますが、

小さな礼拝堂でもあるようです。


【経蔵(Tripitaka Library)】

上座仏教の聖典である、三蔵経を納めた経蔵です。1828年に建てられました。建物には、経典に加えて、いくつかの金色の仏像が収められています。中に入ることはできません。(Asian Historical Architecture より)


これは南面で…、

こちらは北面です。

そして、経蔵の正面。アルバムに写真があるので、34年前にも来ているはずなのですが、情けないことにまったく覚えていません。(1991年9月2日)

(1991年9月2日)

正面の扉は閉じられていて、中に入ることはできません。が、ここで見ごたえがあるのは、壁面を埋め尽くすモザイク画です。

壁面いっぱいに描かれたガラスのモザイク。これがとても愛らしい。^^

田植えをする人、収穫する人、眠ったり食べたりと、人々の暮らしが描かれています。下の方には、象に乗った貴人の行列も見えます。

王族の前で踊る人、演奏する楽団や祈りを捧げる人、木の実を取る人も見えます。

似ていますが、これは反対側の絵です。たくさんの祈る人々が描かれています。


ひとつひとつの絵に、見入ってしまいました。

本当は、壁画を全部。

写真に撮ってしまいたいくらいでした。^^


いまここ。😊


(つづく)

×

非ログインユーザーとして返信する