34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 15 - ナイトマーケット④ サーペーパーとシン、そして賑わう屋台広場(2025年3月14日/1日め)
2025年3月15日 ワット・シェントーンで。(ラオス・ルアンパバーン)
昨日(4月19日)、成田空港に到着しました。
4月の旅は4月10日からの10日間で、ハノイからクィニョンまで足を伸ばしました。
6年前の2か月間を共に生活した、なつかしい人々にも会ってきました。(写真は、2019年9月1日)
このときの日記です。
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 3 - ハノイに到着(2019年9月1日/1日め)
旅を終え、無事帰国しましたが、心は今もまだ、ハノイに残してきたように感じています。
きらきらと輝く、たくさんの思い出を持ち帰りましたが、
ブログに書き残す時間がないことが悩みです。
3月14日(金)- 1日め
ルアンパバーンのナイトマーケットに来ています。
とりあえずひととおり歩いた後、
マーケットが終わる場所にあったレストランで、
晩ごはんをいただきました。
レストランを出ると、通りのようすが変わっていました。私たちが食事している間に、町はすっかり夜の装いになったようです。食べ物の屋台がいくつも出ていました。
これは串焼きの屋台。選んだ串を、その場で焼いてもらいます。
ちまきや焼き鳥を売るお店。どうやらパネルには、「6個買うと2個おまけ」と書いてあるようです。真ん中の卵みたいなのは、なんでしょうか。
フレッシュジュースの屋台。
こういう屋台で買うのも好きなのですが、
たった今、ごはんを食べたばかりなので、
残念ですが、もうこれ以上食べられません…。😅
買い食いはあきらめ、元来た道に戻るべく、ナイトマーケットの方向へと歩き始めました。すると…、
わぁ…。
黄昏時のルアンパバーンです。
暮れなずむ空に、ぼんやりと浮かんで見えるのは、
ついさっき、夫にむりやり連れて行かれた、笑
「黄金の祠」です。
そしてその手前には、
さきほど歩いたときはまったく違う顔をして、
ナイトマーケットが煌々と照らされていました。
それぞれのお店も、品物を並べ終えていて、さっきとはまるで違う賑わいでした。
乾燥フルーツやナッツを並べたお店。
これはサーペーパーのお店です。
プレートに、Sa Paper と書いてあります。
Sa Paper とは何なのか、
帰国後に調べてみました。
【サーペーパー】
タイやラオスで、伝統的な技法を使って作られている手漉き紙を、サーペーパー(SA paper)と言います。SA paperのSAとは、タイ語やラオス語で桑の木という意味です。桑の木の樹皮を叩きなめして繊維状にしたものを漉くことによって作る紙が、サーペーパーです。木を伐採することなく、自然に剥がれ落ちた桑の木の皮を集めて生産されるため、エコロジーな紙であるとして、近年注目されています。ルアンパバーンでは、Xangkhongposa (サンコンポサ)村というところで、サーペーパーを作り、様々な製品を生産しています。
サーペーパーで作られたランタン。手描きの絵が、鮮やかに浮かび上がっていました。
ルアンパバーンのナイトマーケットでは、
サーペーパーで作られた製品も販売されていて、
名刺、名詞、写真アルバム、しおり、
カレンダーや伝統的な絵などが並んでいました。
これは、サーペーパーに描かれた絵です。
Tシャツ屋さん。
ラオスのシン(腰巻スカート)に使われる生地。柄がとてもすてきで、大好きです。^^
34年前にルアンパバーンに行ったときも、女性が腰に巻いた布の美しさに魅かれ、いっしょに写真を撮らせていただきました。そのときの写真はその後、MIYO家の年賀状になりました。(1991年9月3日 32歳と34歳)
ラオスの腰巻スカートは、シンと言います。
34年前は、台所で働く女性が、
普段着としてシンを着ておられました。
こんなすてきなシンが
ラオスの人々の普段着であることに
少し驚きました。
けれど残念ながら、
今回訪れたルアンパバーンでは、
シンを着用している女性を見かけることは、
ほとんどありませんでいた。
日本人があまり着物を着なくなったように、
ラオスでもシンは、
身近な服装でなくなりつつあるのかもしれません。
さて。
こんなふうにして、再び、ナイトマーケットを、
さっきとは逆方向に歩きながら帰ったのですが…。
ナイトマーケットを通り過ぎ、
さっきも通ったフードコートを横切ろうとしたら、
すごいことになっていました。
大勢の人が食事していて、たいへんなにぎわいでした。
さっきは準備中だった屋台も、今はフル回転。
好きなおかずを選ぶと、プレート定食を作ってくれるお店。
ステーキ屋さん。
外国人らしき男性が焼いているのは、ロティ。
たい焼きの中身は4種類(あずき、バニラプリン、チョコレート、パンダンリーフのプリン)。パンダンのたい焼き、食べてみたいです。笑
デザート用のフルーツセットもありました。
「レストランじゃなくて、
こっちで食べればよかったね…。」
などと話しながら、
夜道を歩いて、ホテルにもどりました。
初日から、充実すぎる一日になりました。
この日の歩行計は、16010歩。
おもしろかったけど、疲れました…。😔
(つづく)

























