MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

34年ぶりのラオス、そしてタイへ。歩き続けた12日間 2 - タイ・スワンナプーム空港に到着(2025年3月14日/1日め)

2025年3月14日 スワンナプーム空港で、ヤックといっしょに。(タイ・バンコク)


3月14日(金)- 1日め


今回のフライトでは、

窓際の席を取ることができませんでした。

タイムセール中に、格安のチケットを

購入したためだったのかもしれません。


私たちの席は、30B(3人席の真ん中)と30C(通路側)。


とりあえずこの席をおさえておいて、

空きがでたら変更するつもりだったのですが、

その後、アプリを何度見ても、

窓際の空席が出ることはなく、

出発日になってしまいました。


ところがこの日、搭乗する30分前になって、

念のためにアプリを見たら、

窓際の席がいくつか空いていました!😊

ANAが、最後までキープしてあった席の

ロックをはずしたようです。


すでに羽田空港のカウンターで、

紙の搭乗券を発券してもらっていましたが、

アプリ上でチェックしてみると、

座席が変更できる状態になっていたので、

そのまま操作し、変更してしまいました。


多動夫は、窓際席になってうれしそう。😊

そしてMIYOは、その2列前で、ひとつだけ空いていた非常口席へ変更しました。🤣  非常口席は空いていないことが多いのですが、ここが取れたらラッキー。^^

この席に座ると、目の前にはかなり広いスペースがあり、足元も広々としています。足を伸ばしても全然大丈夫だし、トイレにも近い。笑 でもこのときは、たまたま、MIYOの左側にかなりでかい人が座っていて、肘をのばしてくるのでちょっと困りました。😅

久々にANAに乗ったら、座席の案内映像がポケモンバージョンに変わっていました。

そういえば、何年か前には、鬼滅の刃バージョンだったころもありましたね。^^

さて、出発です。羽田からバンコク・スワンナプームまで、約6時間。一日がかりでトルコやリスボンまで行ったことを考えると、アジアは近くてラクです。^^

午前1時半に予定通り離陸し、約30分後、こんなのが配られました。

ビニールの巾着袋にはいっていたのは、黒部のお水、カントリーマアム、クラッツ、紙おしぼり。


深夜2時過ぎですから、

機内食はでないんですね。(←あたりまえか。)

私たちは、少し前に、

ラウンジでがっつり食事していたので、

全然大丈夫です。^^


このときにいただいたお菓子は、

このあとの旅行中に、大切な食料になりました。

さらに、水のボトルは小ぶりで使い勝手がよく、

旅行中ずっと、水筒として利用していました。


深夜なので、そのまま寝てもよかったのですが、

映画のラインナップをチェックしたら、

以前から見たかったのを発見。

寝るのを忘れて見てしまいました。^^


【成田→バンコク】

「ゴールデンカムイ」です。アニメは全部読んでいるので、ストーリーはわかっているのですが、実写版ならではの迫力があり、おもしろかったです。


ちなみに、帰りの便で観たのはこちら。

6時間で2本も見てしまいました。笑


【バンコク→成田】

夫のおススメだった、「侍タイムスリッパ-」。日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したそうですね。展開がスピーディーでおもしろかったです。


会津を追われた旧藩士と家族が、

会津藩士団として北海道余市に入植し、

たいへんな苦労の末にりんごの樹を育てて、

やがてはりんごが余市の特産品となったことを、

私たちは、2021年に余市の水産博物館を訪れて

初めて知りました。

そのときの日記です。

コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 105 - よいち水産博物館④ 北海道鰊大漁概況之図、奥寺家の神棚、そして会津藩士団(2021年11月13日/11日め)


旧会津藩士の方々のそんな苦労を知る人は、

そう多くないのではないかと思います。

劇中、主人公が、会津の仲間たちのその後を知り、

「みんなに合わせる顔がない。」

と泣くシーンがあります。


明治期以降、会津の人々が経てきた日々を

こんなふうに描いた映画やドラマは、

これまでになかったのではないか、と…。

ほんのわずかな時間なのですが、

この映画の核となる、

とても貴重なシーンだったと思います。


【バンコク→成田】

そして意外なおもしろさだった、「アングリースクワッド~公務員と7人の詐欺師~」。詐欺師ものは、たいてい最後にどんでん返しがあって、それが楽しいんですよね。^^


さすがANAだけあって、

日本映画のラインナップが充実していて、

機内で楽しく過ごすことができました。

そして、だんだんバンコクが近づいてきたころ、

朝食になりました。


機内食は2種類から選べることが多いですが、ANAでは必ず、写真付きのメニューを見せてもらえます。いちいち口頭で聞くよりもわかりやすくて助かります。CAさんもこの方がラクだと思うのですが、他のエアラインではどうしてやらないのか、不思議です。

夫も私も、「なすとブロッコリーのトマトペンネグラタン」を選びました。どれを食べてもおいしくて、完食。笑

朝5時半、バンコク・スワンナプーム空港に到着。

入国審査を経て、荷物をピックアップ。

40年くらい前に、バゲージをロストしたことがあり、そのときのことは忘れられません。なので、ここではいつも緊張します。

今回も無事、荷物を受け取ることができました。こうしてタイに入国しましたが、そのまま、出国ロビーへ。

タイには、ほんの一瞬存在しただけで、このまま出国します。笑

まずはラオス航空(Laos Airlines)のカウンターでチェックイン。ついさっき受け取ったばかりの荷物を、ここで再び預けます。


トランジット扱いにして、ANAからラオス航空に、

荷物を引き継いでもらうこともできるのですが、

そういうことをやっていると、

ほんのちょっとした手違いで、

荷物が行方不明になりかねません。

なので、めんどうでも自分で荷物を受け取り、

ラオス航空のカウンターまで運び、

もう一回、自分で預けます。^^


バンコクからラオス・ルアンパバーンまでの搭乗券です。


夫「34年前は、バンコクからルアンパバーンまで、

  飛行機が飛んでなかったんだよね。」

み「で、どうやって行ったの?」

夫「バンコクから飛行機でビエンチャンに行って、

  そこからまた別の飛行機で

  ルアンパバーンに行ったんだけど、

  覚えてない?」

み「ぜんぜん。🙄」


ラオスに行ったことは覚えていますが、

細かいことは、ほとんど記憶がありません。😅

前回ラオスに行ったのは、1991年9月。

なので、ラオスに行くのは34年ぶりで、

2回目になります。


「34年もたつから、

 どんな風に変わったか見てみたい。」

と夫が言い出し、タイからラオスまで、

足を伸ばすことになったのですが、

さてさて、どんな旅になることやら。😊


スワンナプーム空港では、カウンターのあるエリアごとに、大きな鬼が立っています。全部で12体あるそうです。タイでは鬼のことを「ヤック」と言うようですが、鬼と言っても、この鬼は守護神のようなものです。^^ どれも同じように見えますが、よく見ると、一体ごとに色が違っています。


(つづく)

×

非ログインユーザーとして返信する