MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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トキメキのトルコ。走り続けた10日間 12 - ブルサ:ホテルの晩ごはんと朝ごはん(2025年1月10日-11日/2日め-3日め)

2025年1月11日 。毎日バスで、何百キロも走り続けた旅でした。トイレ休憩は、たいてい、こんなガソリンスタンド。(トルコ・エスキシェヒル)


1月10日(金)- 2日め


夕食は午後6時半から。
場所は、ホテル内のレストラン。
ビュッフェなので、各自がレストランに行き、
勝手に食べていい、とのことでした。


夕食の会場です。いちばん奥にビュッフェコーナーがあります。

チキンのグリルとポテト。このほかにパスタとライスもありました。

サラダとデザート。

スープは、マッシュルームのポタージュ。耐熱容器に入ったものは、グラタンかと思ったら、甘いライスプディングでした。

MIYOの晩ごはん。チキンが好きなのでお代わりしたら、「まだ食べるのか?」と夫があきれていました。😅

夫の晩ごはん。あとからサラダを追加しました。デザートのライスプティングは大きすぎたので、ふたりで1個。


料理の品数が少ないので、
シンプルな晩ごはんです。
まあ、格安ツアーだから、こんなものです。^^
2019年の格安シチリア旅行でも、
毎食、わりとシンプルなメニューで、
ものすごいごちそうが出たりはしませんでした。
(でもおいしかった。^^)
なので今回も、だいたい予想はしていました。


これは、6年前に、
シチリア旅行で出会ったSさんから
当時、お聞きした話です。
その何年か前にSさんご夫妻は、
某大手旅行社の豪華ヨーロッパツアーに
参加していました。
往復のフライトでは、
Sさんご夫妻以外の全員が、追加料金を支払い、
ビジネスクラスを選択していたそうです。
そんな富裕層をターゲットにした、
豪華ツアーだったので、
毎日、たいへんなごちそうが供され、
参加した方々も喜んでいました。


けれどそのツアーでは、
参加者のほとんどが、高齢者でした。
旅が進むにつれ、おいしいはずの豪華な料理は、
誰もが、しだいに食べられなくなったそうです。


そしてツアー最後の夜。
夕食は、旅行社の肝煎りでセッティングされた、
一流レストランでのコース料理でした。
けれど、ひと皿めの前菜をいただいたあと、
そのあとの料理には、
Sさんも含めて、もはや誰も
手をつけることができなかったという、
信じられないようなお話。


誰も食べなかった、豪華な料理の数々。
どうなったと思いますか?


ちょうど、同じレストランに、
アメリカ人の若者グループがやってきたので、
ツアーの方の提案で、そっくりそのまま、
彼らに差し上げたそうです。


「アメリカ人のグループが、
 それはもう、大喜びで食べてたよ。^^」


そりゃあそうです。
私も、そのレストランに居合わせたかった。笑


いくらお金があっても、豪華なフルコースを、
毎日毎日食べられるものじゃないってことですね。
(高齢であれば、なおさらでしょう。)


この話を、その後何度も思い出しました。
とても示唆に富んだエピソードでした。
旅先であっても、毎日、
食べなれていない豪華な料理を食べ続ければ、

結局、飽きてくるし、
自分の体に負担がかかってくるのだと。
長旅であればあるほど、食事は無理のないように、
「シンプルでおいしいものを少しだけ」

という選択が、時にはあってもいいのだと…。


まあ、MIYOの場合は、
「少しだけ」というのが、
なかなかできないんですけどね。😅


夕食を終えて、部屋に戻ったのですが、
ここで夫が、
「バスルームのアメニティに歯ブラシがない。」
と言い出しました。


私も夫も、いつもは、日本を出発するときに、
お気に入りの歯ブラシを持ってくるのですが、
今回夫は、それを忘れていました。
なので、上海でも、飛行機の中でも、
夫はずううっと、歯磨きをしていません。😅


ホテルに行けばあるだろう、と思っていましたが、
最近は、廃棄物を削減する目的で、
使い捨てのアメニティを置かないホテルも
増えてきました。


「さっき、散歩したときに、
 歯ブラシを買っておけばよかったのに。
 今から買ってきなさい。」
とMIYOに怒られ、夫はフロントへ。


お店の場所を尋ねたところ、フロントの方が、ホテルの歯ブラシをくださったそうです。なんだ、アメニティで置いてなくても、言えば出てくるものなんですね。笑


1月11日(土)- 3日め


3日めの朝です。

朝食は、前夜の夕食と同じ場所で
いただきました。


何種類もの、ハムやチーズ。あれ? ここは本当に、昨夜と同じ場所ですか?🙄

オリーブもどっさり。トルコでは、どこに行ってもたくさんの種類のオリーブが置いてありました。

その隣りは、サラダです。

ソーセージ、マッシュルーム、トマトと卵の炒め物、ポテトと卵の炒り煮、ポテト。

チーズパイ、ミートパイ、トマトクリームスープ。

茹で卵は2種類。茹で時間3分のものと5分のものが、分けて置いてありました。

フルーツとシリアル。

パンとケーキ。

驚いたのはこちら。大きなコムハニー(巣蜜)が置いてありました。


【コムハニー(巣蜜)】

ミツバチが集めた蜜を巣ごと切り取ったもので、巣蜜とも呼ばれています。一般的なハチミツは、ミツバチが集めた蜜を巣から取り出した状態のものですが、コムハニーは、ハチの巣まるごとの蜜を味わうことができます。
ミツバチは、六角形が並ぶ巣の中に蜜を集め、最終的に蜜ろう(ミツバチが分泌するろう)で巣にフタをしますが、ミツバチがこのフタをするのは、蜜がしっかり完熟してから。集めた蜜の余分な水分が蒸発して、その濃度が高まるまで、ミツバチはフタをしないため、蜜ろうでしっかりフタがされたコムハニーは、高い濃度で、その味も格別です。また、巣の中の蜜はほとんど空気に触れないため、鮮度も高く、ハチミツ本来の豊かな香りを存分に味わうことができます。また、人の手が加えられていない天然そのままの状態であるため、ハチミツ本来の栄養素をまるごと摂取できるといえます。

高価でなかなか買えないコムハニーが、

ここでは、無造作に置かれていました。

それを、食べたい分だけ、

自分でカットしていただきます。

コムハニーをこんな贅沢にいただいたのは、

初めてでした。^^


多種類のオリーブやコムハニーは、

日本ではなかなかお目にかかれませんが、

このあとも旅をしていくうちに、

トルコではあたりまえの食べ物であることが、

しだいにわかってきました。


MIYOは、オリーブも蜂蜜も大好きなので、

毎日、しっかりといただきました。^^


夫が毎日食べていたのはこちら。干しアンズが大好物なのですが、これも、トルコの名産品。たいていのビュッフェには置いてあり、夫は大喜びしていました。^^

MIYOの朝ごはん。

2回め。笑

夫の朝ごはん。


前日のシンプルな晩ごはんとはうってかわって、

なぜか品数の多い朝ごはんを、

おいしくいただきました。^^


そして朝8時。バスに乗って、ホテルを出発。


朝8時なのですが、あたりは真っ暗です。

トルコは夏時間、冬時間を導入していないので、

冬の夜明けがとても遅くなります。

この時期、子どもたちは毎朝、

真っ暗な中を、登校しているそうです。^^


さて、旅の3日めがスタートしました。


ブルサを出発した私たち。

次の目的地はエスキシェヒルです。

バスは、軽快に走り続けました。


(つづく)

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