トキメキのトルコ。走り続けた10日間 10 - ブルサ:イェシル・トゥルベ(2025年1月10日/2日め)
2025年1月10日 イェシル・モスクで。(トルコ・ブルサ)
1月10日(金)- 2日め
世界遺産の町・ブルサで訪れた、
イェシル・モスク。
美しいアラベスク模様に圧倒されました。
このあとは、すぐ隣りにある、
イェシル・トゥルベに行きました。
イェシル・トゥルベは、階段をあがった、小高いところにあります。
【イェシル・トゥルベ(YEŞİL TÜRBE)】
イェシル・トゥルベとは、「緑の霊廟」という意味です。イトスギに囲まれた階段の先に建てられた、ドームのある八角形の霊廟(トゥルベ)で、外側は、19世紀の青緑色のタイルで覆われています。1421年、オスマン帝国第5代皇帝メフメット1世のために建立されました。メフメット1世は、アンカラの戦い(1402年)でティムールに敗れたオスマン帝国を再建強化した皇帝として知られています。
隣りにあるイェシル・モスクよりもこの霊廟の方が高いところに造られているのは、オスマン帝国の困難な時期に、「私たちは立ち上がっている」というメッセージを敵に対して与えるためであったと言われています。
内部中央に置かれた花模様の基盤の上には、タイル張りのメフメット1世の棺が乗せられており、そこには黄色の文字が記されています。傍らには、彼の家族も並んで眠っています。イズニックタイルで装飾された、美しいミフラーブも必見です。
イトスギに囲まれた、イェシル・トゥルベ。
入り口です。ここの上部も、すごい装飾でした。
霊廟の内部です。
タイル張りのメフメット1世の棺。花模様の基盤の上に置かれています。黄色い文字が書かれていますが、このアラビア文字を読める人は、現在のトルコにはほとんどいないそうです。
傍らに並んでいるのは、皇帝の家族の棺です。
イズニックタイルで装飾された、美しいミフラーブ。
*ミフラーブとは、モスクの礼拝堂内部正面の壁に設置された窪み状のもので、モスクには必ず設けられています。
そしてやはり、天井も見逃せません。
アホでスミマセン。😅
バスに戻る途中で見かけた露店。ちょっと見たかったけれど、団体行動なので、あわただしく通り過ぎただけでした。
夫とふたりの個人旅行なら、
通りすがりの気になるところには、
もれなく立ち寄ることができるのですが、
団体旅行では、勝手に集団を離れられないので、
こういうときはちょっと残念でした…。
本日の観光は、これで終了です。バスに乗り、ブルサ市内のホテルに向かいました。
この日宿泊した、ホテル・モーベンピック。
21名全員がどやどやと入ってきて、にぎわうロビー。笑
ロビーに置いてあったデトックスウォーターをいただいているうちに…、
ガイドのうみちゃんが、全員のチェックインを終えました。
ぼーっと待っていれば、
お部屋のキーがもらえます。
なんとラクなのでしょう。😊
いつもの旅行では、なにからなにまで
自分たちでやらなければなりません。
そういうのが普通になっているので、
今回の旅は、あまりにらくちんすぎて、
なにか、とまどってしまうくらいでした。
まあ、こういうのを、
貧乏性と言うのかもしれませんが。😅
(つづく)



















