全盲難聴・のんたんのS園日記 ミニ夏まつり、よみうりランド、愛のサウンドフェスティバル(2024年6月18日/6月25日/9月21日)
2024年6月25日 よみうりランドのグッジョバ!! で。(全盲難聴・のんたん 28歳)
長男が生活しているS園のブログから、
長男が写っている写真を選んで掲載しています。
6月18日(木)
長男が生活しているS園は、
社会福祉法人が運営しているのですが、
その広い敷地の中では、3つの生活施設の他、
鍼灸マッサージホーム、就労ホーム、
障害者グループホーム、相談支援事業所、
短期入所、地域交流センター
…などと、多数の施設が運営されています。
あまりにいろいろあるので、実は、
長男が入所して2年くらいは、
MIYOはいつも迷ってしまい、
S園までなかなかたどり着けませんでした。汗
法人全体のイベントとしては、毎年、
夏まつりやバザーなどが開催されています。
2024年度の夏祭りやバザーの日記はこちらです。
全盲難聴・のんたん - S園ふれあい夏祭り①(2024年7月20日)
全盲難聴・のんたん - S園ふれあい夏祭り③(2024年7月20日)
全盲難聴・のんたん S園のバザー①(2024年10月14日)
全盲難聴・のんたん S園のバザー②(2024年10月14日)
これらのイベントについては、コロナ禍の間、
規模を縮小せざるを得ませんでした。
その代わりに、ということで、
各施設ごとのお楽しみとして、
小さな夏祭りが開催されるようになりました。
S園の施設内で開催された、
今年のミニ夏祭りのようすが、
S園のブログに掲載されていました。
(S園のブログから)
今日の一コマは、S園夏祭りで行ったスイカ割りの様子です! コロナ禍を経て、くじ引きや盆踊り等をそれぞれの施設ごとで実施するようになりました。人混みの中ではゆっくりと過ごしたり体験したりできない方にも配慮し、①盆踊り②スイカ割り③福引&喫茶の3か所を順番に巡りながら、7月20日の全体での夏祭りを迎える準備をしました。
シャボン玉にさわっている園生のみなさん。^^
ミニ夏祭りの会場は、ふだんは体育室となっているところでした。
ここで、スイカ割りをやります。スイカのぬいぐるみはお手製でしょうか。棒でたたくとふたつに割れるようになっていました。
次は棒わたりゲーム。後ろのほうに、順番を待っている長男がいました。^^
「のぞみ君、スタートだよ~。」
先生が手を離した後も、そろそろと歩きながらがんばってます。^^
6月25日(火)
(S園のブログから)
今日の一コマは、外出行事として、6月25日(火)26日(水)に二班に分かれて外出した、よみうりランドです。梅雨の晴れ間に、アトラクションや体験イベント、もの作りなどを思い思いに楽しみました。
よみうりランドのグッジョバ!! “ものづくり”を体感できるエリアとして、2016年にオープンしたそうです。
「FOOD factory」では、世界に一つだけのオリジナルU.F.O.が作れるワークショップが体験できるそうです。写真は、パッケージに好きな絵を描いたあと、ビニールパックしてもらっているところです。長男の場合は、絵を描くよりも厚みのあるシールを貼る、とかのほうがよかったかな、と思います。😅
次の「SPACE factory」は、リポビタンDの大正製薬とのコラボレーションエリアです。エリア全体が、大正製薬の「リポビタンD」をテーマとしていて、宇宙を舞台に、楽しみながら“ものづくり”を体感できます。ふたりとも、オリジナルの焼きそばとかリポビタンのグッズとか、いろいろぶら下げてますね。^^
最後は、お楽しみの遊園地。😊
はごろもフーズのイベント車両であるシーチキン号をモチーフにしたアトラクション、「シーチキンGO!」です。みんな楽しそうです。一見、長男は写っていないようなのですが、よく見ると、いちばん後ろで、ちょうど乗りこもうとしていました。ストーカー母はこんなのも見逃しません。爆
拡大すると、あはは、長男がいました。^^
ちなみにこれが、はごろもフーズの「シーチキン号」。ビンナガマグロをモチーフにしているそうです。
9月21日(土)
日野市民会館で行われた、
愛のサウンドフェスティバルに行きました。
これは、S園が主催するたいせつなイベントで、
園生は、毎年必ず全員で鑑賞します。
(S園のブログから)
今日の一コマは、日野市民会館で行われた愛のサウンドフェスティバルです。S園からは、5名(光バンドのメンバー2名と聖歌隊3名)が出演しました。素晴らしいボーカルとピアノソロでした。聖歌隊の皆さんはとても緊張したようですが、出演後は清々しく達成感をもって終えることができました。ご来場、応援くださった皆さま、有難うございました。
みんなといっしょに、会場に入る長男。
リハーサルのようすです。
S園では、園生の音楽活動を大切にし、
毎年、さまざまなイベントを開催しています。
そのことは、
「長男をS園に入所させたい」と願う私たちの、
心の支えとなりました。
園生のひとりひとりをたいせつにし、
それぞれの「できること」に向き合う。
サウンドフェスティバルは、そんなS園の姿勢が
かたちとなったものだと思います。
こんなふうにして、S園では毎月、
さまざまなイベントが行われています。
楽しく、にぎやかな日々のなか、
気がつくと、季節は夏から秋へと変わり、
長男は29歳になりました。