全盲難聴・のんたん ボランティアさんと外出(S園→ウクレレ教室→ガスト→S園)(2024年10月12日)
2024年10月14日 S園のバザーで。(長男 29歳)
10月12日(土)
10月2回めのウクレレレッスンです。
この日、いらしてくださったのは、
タケダさんとイナガキさんです。
タケダさんは、長男が小学生のときから
ずっといらしてくださっていて、
もう20年くらいお世話になっています。
イナガキさんは、長男が高校生だった、
2013年からいらしてくださっています。
これまで、年月を数えたことがなかったのですが、
イナガキさんにも、もう10年以上も
お世話になっていることに気づき、
あらためて驚きました。
おふたりとも、本当に長い年月を、
長男と一緒に歩いてくださっていて、
コロナ禍を経て、ふたたび、
長男といっしょに歩いてくださっています。
いくら感謝しても感謝しきれない気持ちです。
本日のコース:
S園でお迎え(9:00)→ウクレレ教室(11:00)→昼食(12:00)→S園に帰園(16:00)
*全6時間です。全コースを、ユウコさんとノノさんのおふたり体制で担当していただきました。
この日は、コースの前半をタケダさん、
後半をイナガキさんに担当していただき、
ランチのみ、おふたり体制とさせていただきました。
おふたりからいただいたレポートと写真です。
【タケダさんからのメールです。】
レッスンの後、教室のあるビルのエントランスでイナガキさんと合流しました。
【イナガキさんからのメールです。】
ウクレレ教室の1階で待っていると、11時50分にウクレレの練習が終わり、のぞみくんがタケダさんと降り
ガストは混んでいたので、順番待ちをしたあと、のんたんはミートソースを注文
写真は、ミートソースを食べる様子です。食事に時間がかかりましたが、完食しました。
帰りは、小島よしおの「そんなの関係ねぇ」と「ダイアモンド」を歌い、ノリノリでした。
特別快速に乗れなかったので、到着は予定より遅くなってしまいま
9月から始まったレッスンも、
5回めになりました。
もうすっかり、以前の生活が戻ってきたことを、
長男も理解しているようです。
以前のように、
タケダさんとイナガキさんにあまえたり、
楽しくおしゃべりしながら歩いているようすを、
うれしく読ませていただきました。
タケダさん、イナガキさん、
長男といっしょに歩いてくださり、
ありがとうございました。
(おわり)
(もうひとつのお話)
ウクレレ教室のナオ先生のブログで、
長男が掲載されているものを抜粋し、
少しずつご紹介しています。
今回は、2011年11月のブログです。
高1の4月から、学校帰りに、
ヘルパーさんやボランティアさんに
助けていただきながら、
レッスンに通い始めましたが、
それから8か月が過ぎました。
長男とムラタ先生との呼吸がぴったり合って、
それを微笑ましく見守るヘルパーさん。
そんな3人の様子が目に見えるような、
うれしい日記でした。
(この頃のナオ先生のブログです。)
言葉♪
東京都立の盲学校に通う、高校1年生。個人レッスン・月3回コース。
学校の帰りに、新宿区高田馬場NAOウクレレ教室まで。
生後まもなくの未熟児網膜症により、視覚に障害があります。 難聴で、耳には補聴器を。
ヘルパーさんの付き添いで、ウクレレレッスンに。
ドアチャイムが鳴る前から、
「村田先生、村田先生、村田先生、村田先生・・・・・・」 と、
廊下を歩く音と共に、 元気いっぱいな声が聞こえてきます!!
「のぞみ君、こんにちは!」
私が声をかけ、両手で手を握ると、ニコッと笑って。私の名前を呼ぶのを止めます。
個人レッスンで、1回のレッスン時間は、40分。 NAO流、手作りレッスン。
のぞみ君は、20分弾き語り。15分ウクレレでメロディー弾き。
のぞみ君の左隣は、ヘルパーさん。 右は、NAO。
耳元で私は歌を唄い、音階でソロのレッスンをしています。
体験レッスンで初めて教室に来たときは、のぞみ君の言葉は聞き取りづらかったのですが、
最近では、歌の「歌詞」も、はっきりと、 言葉に表せるようになってきたのです!
ウクレレでは、音で、 阿吽の呼吸でレッスン、8か月。
気持ちが触れ合い、心が通い合えたら、「言葉」も上手に発せられるようになってきました。
言葉にできないくらい、嬉しい言葉です!
真剣な表情で、ウクレレを弾いています。(2011年11月12日 長男・16歳/高1)
このときから、13年。
今では、レパートリーもずいぶん増え、
自分が聞いた曲を、即興で演奏することも
できるようになりました。
今年のウクレレ発表会は、10月27日。
もうすぐです。^^