MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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全盲難聴・のんたん ウクレレ教室再開③ 元気に帰園(2024年9月8日)/ 初めての発表会(2011年6月26日)/ 山口かほるさんの個展

2024年9月8日 クラッカーを鳴らして、出発。^^(全盲難聴・のんたん 29歳)


【お知らせ】
富良野に来ています。涼しいです。^^
9月17日から、ブログはお休みさせていただきます。


9月8日(日)


ウクレレレッスンのために長男が帰宅して、
2日めの朝になりました。


今日のシャツです。


朝ごはんは、前日パセラでいただいたハニトー。
食べきれなかった4/9個を持ち帰ったのですが、
長男、前日の夜と今朝とで、
全部食べてくれました。(ああよかった。笑)


お昼ごはんは、ハッシュドビーフ、スープ、サラダ。


ハッシュドビーフには、
冷蔵庫の野菜をたくさん投入したので、
具だくさんビーフになりました。笑


ごはんを完食し、午後1時に出発。「のんたん、お別れのクラッカーだよ。」と。クラッカーは、パセラでいただいたものの残りです。

なぜか、ヒモがつるつると指からすべって、ちょっと苦戦しましたが…、

「パーン!」 ようやく鳴らせました。^^

「のんたん、楽しかったね。また帰っておいでね。」


こうして長男は、夫の運転する車に乗って、
S園に戻って行きました。


午後2時。S園に到着。


あわただしい週末でした。
でも長男が楽しく過ごせてよかった。^^


急に決まって慌ただしかったけど、
コロナ後初めてのレッスンが、
無事に終わりました。
来週からは、ボランティアさんが
長男の送迎をしてくださいます。


お願いのメールを発信したところ、
4年前に長男の移動支援をしてくださっていた
ボランティアのみなさんから、
ひとり、またひとりと、ご連絡をいただきました。
おかげさまで、11月末まで、
全日程のボランティアさんが見つかり、
夢のようです。


もう、感謝しかありません。
たくさんの方々のお心にとめていただいて、
長男はほんとうに、幸せだと思います。


(おわり)


(もうひとつのお話)


長男がウクレレ教室に通い始めたのは、
このブログを書き始める前のことです。
なので、教室に通い始めたころの記録を、
ネット上に残してありません。
が、ありがたいことに、
ナオ先生が折に触れて、長男のことを
ブログに掲載してくださっています。


ウクレレ教室での長男の成長の記録を
残しておきたいと、ずっと思っていました。
なので、これを機に、ナオ先生のブログから、
長男が掲載された日のものをお借りして、
少しずつ、こちらに掲載していきたいと思います。


今回は、長男が初めての発表会で
演奏したときの記録です。


(このときの、ナオ先生のブログです。)
ウクレレな毎日♪:2011年06月29日
NAOウクレレスクール発表会2011♪
平成23年6月26日(日曜日)
高田馬場栄通り。小さな商店街の中の、六畳一間の小さなウクレレ教室。
お蔭様で、今年も、元気に発表会を迎えることができました。

会場は、 高田馬場シチズンプラザ・2階。会議室。
今年は、生徒さんのご家族もお集まりくださり、出席者は、過去最高。 92名。



一から育てる喜び。 心血を注いで、来月、丸8年。
今年は、天使が来た!
視覚障害で、盲学校に通う、高校一年生。 のぞみくん


(2011年6月26日 長男15歳/高1)


うちの自慢は、生徒さん皆さんのお人柄です!
だからこそ、心と心の、ウクレレレッスン。
生徒さん同士の結婚や婚約も。  
婚約おめでとう!
嬉しいがいっぱい。


これからも、生徒さんと奏でる、 ウクレレな毎日。



記念すべき、長男の初めての発表会。
長男、楽しそうです。^^
教室に通うようになって、わずか3か月で、
発表会に出られるとは、思ってもいませんでした。
ナオ先生のおかげです。^^


ところで、今、発表会会場の写真をよく見たら、
一番前の席で、長男を抱っこしている
MIYOが写っていました。笑。
抱っこしていたのは、
他の方の演奏時に、長男がしゃべったりしたら、
すぐに口をふさぐためです。🤣


この頃の長男は、
「静かにすべきところでしゃべったら、
 ほかの人の迷惑になる。」
ということが、
まだ理解できていませんでした。


長男にそれができるようになったのは、
高校を卒業し、S園に入所してから。
先生方が長男に、
何度も伝え続けてくださったことが
積み重なっていき、長男はしだいに、
「静かにすべきところでは黙っている。」
ということの意味が、
わかるようになりました。


今は、
「静かにしてね。」
と言うと、自分で口を押さえて、
黙っていてくれます。^^


長男の、現在の成長ぶりを見るにつけ、
S園のみなさまの、
根気強く、思いやりにあふれた関わりが、
積み重ねられてきたからこそと思い、
感謝でいっぱいになります。


(つづく)


(お知らせ)


山口かほるさんから、個展の案内状をいただきました。
コート・ギャラリー国立で、2024年10月3日から8日まで開催されます。(無料)

これまでいただいたお葉書に掲載されていた、作品の数々です。


【山口 かほる】
1950年5月生まれ。
生後3ヶ月で脳性マヒと診断される。
10歳の時に兄嫁から絵を習い、口で描くことを始めた。
14歳で入所した施設では、4時に起き、両手が使えないので、時間をかけて朝食を自分で食べ、学校へ行った。やがて宗教に出会い、心の救いと友人を得、忍耐を学んだ。
絵画は、16年間研究所に通い、学習を重ねた。初めは口で描いたが、長年酷使した体のためにとの助言に沿い、現在は足で描いている。個展の開催多数。

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