MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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涼風の栃木へ。星野リゾート 界 川治に泊まった2日間 11 - チェックアウトと、明治の館①(2024年8月23日/2日め)

2024年8月23日 「星野リゾート 界 川治」で。(栃木県日光市)


8月23日(金)


至福の朝ごはんをいただいたあとは、
12時のチェックアウト時間まで、
お部屋でまったりとして過ごしました。
多動夫はもちろん、4回めの温泉へ。爆


部屋のベランダから見える里山の風景にも、気持ちが和みました。^^

界 川治のすぐ隣りを流れる、男鹿(おじか)川です。イワナ・ヤマメの渓流釣りやアユの友釣りに多くのファンが訪れる、関東随一の清流だそうです。


さて、チェックアウトです。
一泊二食付きの宿泊料金は、
ふたり分で53460円でしたが、
これはじゃらんのクーポンとdポイントで
無料になっています。


なのでお支払いは、
夕食のビール代1600円と入湯税300円のみ。
チェックアウトで支払ったのは、
わずか1900円でした。😄


じゃらん+dポイントのおかげで、
おいしいお食事と温泉を堪能し、
こんなに充実した2日間を、
タダで過ごすことができました。^^


MIYOがチェックアウトしている間に、夫は里山工房に行って、前日の作品をいただいてきました。夫のはムラがたくさんあったのですが、乾かしてみるとほとんどわからず、きれいに仕上がっていました。😄


この和紙漉き体験の作品ですが、
戸板で乾かしたあと、
翌日、そのまま忘れて帰ってしまう方が
少なくないそうです。😮


…と、前日の夕食の時、
係のBさんが教えてくださいました。


「でも、一ヶ月くらい保管したあとで、
 廃棄することなく、
 私共で再利用させていただいています。」
…とのことでした。^^


チェックアウトのあと、係の方が、長屋門まで見送ってくださいました。「よろしかったらお撮りいたします。」と言って撮ってくださったのが、この写真です。


「行灯の両側にどうぞ。」
と言われて、夫と並んだ時、
思い出したのは、37年前のあの写真。
なので、同じ位置に立ってみました。^^


37年前の私たち。バックパックでビルマを歩いたときは、27歳と29歳でした。(1987年5月3日 ビルマ・マンダレー)
埃まみれのビルマ。バックパッカーの10日間 2 - ゼージョーマーケット(1987年5月3日/3日め)

62歳と65歳のときは、北海道の「界 ポロト」に。(2022年6月20日 北海道白老郡白老町)
コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 13 - チェックアウト(2022年6月21日/5日め)

そしてこの夏。65歳と67歳になり、こんな旅をしています。(2024年8月23日 栃木県日光市)

さて、出発です。


【星野リゾート 界 川治】
川治温泉の渓流沿いに佇む、里山の温泉旅館です。水車がお出迎えする館内には、温かい風情が漂っています。建物の前身は、「宿屋伝七」。自然に恵まれた閑静な環境と昔ながらの宿屋の教えを今に伝える名旅館でしたが、星野リゾートに売却され、2014年6月に、「星野リゾート 界 川治」としてオープンしました。

「界 川治」は、おもてなしに定評がある高級旅館として親しまれてきましたが、開業10年になる2024年5月、外資系ファンドに売却され、同年9月をもって閉業することになりました。売却の最大の理由は、建物の老朽化だったそうです。


ネットの記事によると、
「莫大な費用をかけて修繕し、
 営業を続けるかどうか」
の選択を迫られたうえでの、
売却決定だったようです。
閉業は残念ですが、
最後に泊まることができてよかったです。^^


「界 川治」の庭で咲いていた花です。


12時のチェックアウトぎりぎりまで、
ホテルでのんびりしていたので、
時刻はお昼すぎになっていました。
お腹が空いています。笑
まずはレストランへと、車を走らせました。


向かったのは「明治の館」。界 川治から約30キロのところにあります。

午後1時に到着したのですが、駐車場は満車状態。それでも、最後の一つにどうにか駐車できました。

少しでも早く受付をするため、MIYOは駐車場の手前で車を降りて、先にお店に向かいました。木立の向こうに見えている邸宅が、めざすお店のようです。

美しいお邸です。

今日はこちらでお昼ごはんをいただく、という目論見です。でもすごい人。予約していないし、入れるかどうかは不明でしたが、とりあえず来てみました。

お店の名前は、「西洋料理 明治の館」。1977年創業です。


【レストラン明治の館(旧ホーン家住宅主屋)】
世界遺産・日光東照宮のすぐ近く、閑静な日光不動苑にあります。明治末期に建てられた石造りの洋館レストランで、元々は、蓄音機を日本に初めて紹介したアメリカの貿易商・F.W.ホーンの別荘として建造されました。石造地上3階地下1階建、鉄板葺、建築面積261m2。
登録有形文化財(建造物)です。
一番人気は「オムレツライス」。ケチャップ味の濃厚なチキンライスと、ふんわりとした卵、手間暇かけたデミグラスソースのハーモニーを楽しめます。他にも、ステーキがメインのコース料理や、日光名物の「ゆば」を使った料理も人気です。


堂々の、登録有形文化財。^^


日光にこんなすてきな建物があるなんて、
全然知りませんでした。
その日の朝、
界 川治の部屋でのんびりしているときに、
たまたま、ネットで見つけたお店です。


「ここでランチっていうのはどう?」
と夫に提案。
レストランの場所が、
この日の午後に訪れる予定だったスポットに
向かう道の途中にあったので、
夫も同意し、即決しました。


いきなり思いつきで決めたので、
予約をしていないことは心配でしたが、
まあ、とにかく行ってみよう、と…。


で、着いてみたら、すごい人気店でした。見てください。こんなふうに、お客さんがどんどんやってくるのです。

あわてて、入口の発券機で整理券をゲット。この時点で15組待ちくらいでした。でもお店の方が、「たぶん20分くらいお待ちいただければ…」と話しているのが聞こえたので、気長に待つことにしました。


駐車場にどうにか車を駐めた夫も、
少し遅れてやってきました。


テラスに座って順番を待っているMIYOを見つけ、のんきに撮った写真です。このテラスにはテーブルやイスもあり、食事も可能のようですが、この日は、順番を待つ方々の待機スペースと化していました。


こんなにも大勢の人が待っているとは
予想外でした。
でも、急ぎの用事があるわけでもないので、
美しい庭を見ながら、テラスでのんびりと、
順番を待つことにしました。


(つづく)

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