快気祝いのタイ10日旅 22 ワット・スタット③ 礼拝堂(中庭と、瞑想する仏陀像)(2024年7月6日/3日め)
2024年7月6日 ワット・スタットの布薩堂で。(タイ・バンコク)
7月6日(土)- 3日め
ワット・スタットに来ています。
布薩堂(本堂)を見学したあとは、
小さな庭を横切って、隣りにある、
礼拝堂(仏堂)に行きました。
礼拝堂の周囲に巡らされた塀の端に立ち、布薩堂を眺めているところです。
この塀に沿ってずうっと歩き続けた先に、礼拝堂の入口があります。
礼拝堂の門です。
入口の両側に、一対の唐獅子が置かれています。これは、参拝者に取り憑く邪気を門前で取り除くため。唐獅子の配置は、陰陽に基づいていて、雄は日が昇る陽側(東側)、雌は陰側(西側)と決まっています。一般に、雄のお腹の部分にはお金があり、そして雌が懐に子どもを抱いています。
「ん…。
この獅子、なんかヘンだよね…?」
東側(写真の右側)には雄の獅子がいるはず。
なのに、雄の獅子が子どもを抱いています。
雄の獅子が子どもを抱いているのを、初めて見ました。🤣🤣
単に、配置場所を間違えたということなのか…。
でも、雄獅子のお金はどうした?
…などと、夫とふたり、しばし話し合いました。
なにも知らなければ、
そのまま通り過ぎてしまったのでしょうが、
いったん知ってしまうと、
気になってしまうんですよね…。🙄
まあ、ここはタイのお寺ですから。
中国のお寺とはちがう、という、
ただそれだけのことかもしれません。😅
唐獅子の正しい配置はこちら。右の雄はお金を持ち、左の雌は子どもを抱いています。
埼玉県の中にある台湾、聖天宮は素晴らしかった。^^
コロナでも埼玉。春を愛でながら、彩の国を歩く 2 - 五千頭の龍が昇る寺院、聖天宮(前殿)(2021年3月19日)
ここの獅子はおかしい、などとブツクサ言いながらも、とりあえず、中に入りました。
目の前にどかんとそびえる、礼拝堂(仏堂)。
周囲をウロウロと歩いて、写真を撮るMIYO。笑
礼拝堂の周りには、ミニチュアの中国式仏塔や中国の置物などが置かれています。これは、ラーマ3世時代に盛んに行われていた中国との交易の産物です。
礼拝堂の周囲はテラスのようになっています。ここは中庭と呼ばれています。
わあ、お坊様だ…。
さらに、そのテラスの外周は、屋根のついた壁面で覆われており、瞑想している仏陀像がびっしりと並んでいます。
ここに置かれているのは全部仏像、とわかっていても、4面あれば4面全部を歩かないと気がすまない私たち。なので、長い回廊を延々と歩き、一周しました。
仏様から、難儀なこっちゃ…と、言われているような。😅
美しい回廊。よく見ると、天井部分までぬかりなく装飾されていました。
次回は、礼拝堂の中を歩きます。
(つづく)