MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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新緑の長野へ。塩の道から群馬の秘湯へと歩いた4日間 10 - 牛方宿⑤ 塩蔵と、古民家レストランNAGANO。(2024年6月12日/1日め)

2024年6月12日 コートヤード・バイ・マリオット白馬で。(長野県北安曇郡白馬村)


6月12日(水)- 1日め


長野県の小谷村にある、
牛方宿(うしかたやど)に来ています。
母屋と土蔵の見学を終え、
次は、さらにその隣りにある、
塩蔵に行きました。


塩蔵です。(小谷村有形文化財)

千国の庄資料館にも塩倉がありましたが、こちらは復元されたものです。
新緑の長野へ。塩の道から群馬の秘湯へと歩いた4日間 5 - 塩倉、ボッカと牛方、そして牛たち(2024年6月12日/1日め)


【塩蔵】
牛方宿とともに、旧街道に現存する唯一の建物です。半地下式の建物で、階上では塩を保管し、階下では牛を繋いだと言われています。建築年代は不明ですが、和釘止めとなっていることから、幕末に建てられたと推定されています。
釘などの金属は、塩の影響で腐食するため、建築時に板壁を使用し、小さな鼻栓で板を固定しています。このことが、塩蔵の大きな特徴です。
長い年月にわたって塩を保管していたため、現在でも、梅雨時になると、階下の天井部分には塩気が噴き出すそうで、「塩の道」にふさわしい、貴重な文化遺産となっています。


150年以上の歴史を刻んでいる、小谷村の塩蔵。千国街道の信州川の入り口に位置する大網にあったものですが、2007年(平成19年)に、現在地に移築・復元されました。

手前から、塩倉、土蔵、そして牛方宿です。

そして、その3軒からさらにカメラを引いていくと、手前にもう一件、大きな古民家が現れます。


牛方宿を中心とした、
3軒の文化財の見学は終わりましたが、
ここでもう一軒、すぐ近くにある、
立派な古民家を見ていくことにしました。


古民家を横から見たところです。右側は道路に面していますが、道路面にあるのは勝手口。入り口は左側にありました。

道路側からぐるりとまわって、裏側へ。

裏側です。かなり大きい家で、来客用の出入り口はこちら側にあります。

わかりにくいですが、家の前に小川が流れていて、そこに板が渡されています。その板をそろそろと歩いて、さらに近づいていきました。


この古民家が、知る人ぞ知る、
「レストランNAGANO」
です。
オープンしたのは、2023年7月。


このレストランのことを、
私たちは全然知らなかったのですが、
牛方宿のAさんが教えてくださいました。


小谷村で、週末限定でオープンしている、
古民家レストラン、NAGANO。
メニューを監修したのは、
東京都でミシュラン一つ星の「SIO」を営む、
オーナーシェフの鳥羽周作氏。


はい…。
あの、広末涼子さんのお相手として、
一躍有名になってしまった方です。😄


おふたりのことが報道されたとき、
このレストランには、
東京からおおぜいの報道陣が押し寄せて、
たいへんな騒ぎだったそうです。


築140年以上の古民家。(以下4枚、画像をお借りしました。)



元々村にあった古民家を、村が取得。
その後鳥羽氏が、住民と協議のうえで、
およそ1億2000万円をかけて、
飲食店に改修したそうです。😮


「そんな有名なお店なら、
 来たついでに食べてみたい。」
と思ったのですが、
あいにくこの日は水曜日。
金、土、日のみしか営業していないそうです。


気になるメニューを、
少しだけご紹介します。


鮭定食(3000円)。ランチタイム限定です。

ジャガイモの煮っころがしのピューレをはさんだ「ラビオリ」。村特産「小谷野豚」の生ハムやリンゴが添えられています。

そば粉のガレット


オープンに際して、現地スタッフも、全員、
小谷村に移住してきたそうです。
「山菜や野菜など、地元の方々が
 当たり前に食べているものを、
 レストランのフィルターをかけて
 お客様に提供したい。」
と…。


ディナーはちょっとムリですが、
ランチくらいなら、いつか食べてみたいなあ、
と思いました。😅


レストランにこだわるMIYOと違って、
夫は、あまり関心がないようで、
山の中の「塩の道」の方に行ってしまい、
花ばかり撮っていました。


村の家の軒先で。

穏やかな小谷村の風景を満喫しているうちに、午後4時半になりました。


小雨がぱらついてきたので、
「そろそろ宿に向かおう。」
と、村を出発。


小谷村から予約していたホテルまでは、
車で30分程度の距離。
わずかな時間だったのですが、
雨足がどんどんひどくなっていき、
やがて滝のような雨になりました…。


大雨の中、コートヤード・バイ・マリオット白馬に到着。これは、ピークを少し過ぎたときの写真です。


雨足が強くて、数メートル歩くだけでも、
ずぶ濡れになりそうな勢いだったので、
小止みになるまで、車の中で少し待つことに。


「別に急いでないし、とりあえず、
 車の中でのんびりしてればいいよね。」
と、のんきにしていたのですが、
ホテルの方が、気がついたようです。
私たちの分の傘まで持って、
中から駆けつけてきてくださいました。
さすがの、すばらしい対応。😄


今回は、この、
コートヤード・バイ・マリオット白馬
に、2泊します。


(つづく)

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