MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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全盲難聴・のんたん 8回めの、東京都障害者スポーツ大会③(2024年6月1日)

2024年6月1日 駒沢オリンピック公園総合運動場で。(東京都世田谷区 全盲難聴・のんたん 28歳)


6月1日(土)


東京都障害者スポーツ大会に出場する、
長男を応援するために、
駒沢オリンピック公園総合運動場に
来ています。


長男、スタートしました。

伴走の先生といっしょに、元気に走っています。

「のんたーん、がんばれーーー!」

どんどん走ります。

ゴールまで、あともう少し。

ここからは、フィニッシュライン横でスタンバイしていた夫が撮ります。^^

「ヨイショ、ヨイショ…。」


長男が保育園の頃から、
運動会のかけっこで長男と一緒に走るとき、
夫はいつも、「ヨイショ、ヨイショ…。」と、
長男に声掛けしながら走っていました。
それは今も変わらず、
長男が走る時はいつも、私も夫も長男も、
「ヨイショ、ヨイショ…。」
と言ってしまいます。😄


ゴール。みなさんに拍手をいただいて、長男もうれしそう。^^

無事終わってよかったね。^^ 

伴走の先生と。走るときも移動するときも、先生とは輪っかでつながっています。


長男が出場している、
視覚障害音源走(50m走)では、ランナーは、
ゴール地点から発する音を頼りに走ります。
ランナーが音を聞き取れる環境が重要なので、
通常は、大声で応援することができません。
観客は、静かに見守ります。^^


でも今年は、ひとりひとりのランナーが
個別に走るシステムになりました。
他の方の迷惑になる心配がないので、
心おきなく、長男を声援できました。^^


ゴールの横で、他のランナーが全員走り終えるのを待っているところです。スタンドから、「のんたーーん!」を声をかけたら、先生が、長男の片手をあげてくださいました。


長男は見えないので、
「なにかのしぐさを相手に見せて合図する」
というのが、理解できません。
だから、こんなふうに介助していただけると、
とてもうれしいです。^^


今年も、元気に走れてよかったね…。^^


長男とは、ここでいったんお別れ。
私たちは、記録の集計が終わるまで、
S園の待機場所に戻って待ちました。


今年の記録はどうだったかな…
と、夫と話していたら、
長男が戻ってきました。


銅メダルでした。^^

「のんたん、銅メダルだよ! すごいねえ!」


長男もうれしそう。
メダルがもらえてよかったです。^^


(つづく)

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