MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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新緑の箱根で、美味しいものを食べ歩いた3日間 7 - 岡田美術館②と富士屋ホテル①(2024年5月17日/2日め)

2024年5月17日 富士屋ホテルで。(神奈川県足柄下郡箱根町)


【お知らせ】
箱根から戻ったばかりなのですが、
本日から、再びおでかけしています。😔
こんなにも続けて行くはめになったのは、
夫の入院・療養で旅行に行けず、
使いきれなかったサンダンスのポイントが、
5月末に期限切れになってしまうからです…。

つまり、ポイント消化の旅。(アホ)
今回は、現在連載中の箱根旅行よりももう少し長い滞在で、
今度こそ、お宿にこもってのんびりしてこようと思います。
ブログは、書き溜めていた日記を予約投稿いたしますが、
ストックがあまり残っていないので、
途中でブログがお休みになるかもしれません。(スミマセン)😓


5月17日(金)- 2日め


岡田美術館では、5階分のスペースに、
膨大な展示品が並べられていました。
写真撮影禁止だったので、写真をここで
ご紹介することができないのですが、
ひとつひとつの展示品に、
プレートが付いていて、
ていねいな説明が書かれていました。


そんなプレートがあると、つい読んでしまい、
そのあとにあらためて、
その展示品をまじまじと見てしまいます。
通常の美術館なら、もっと短時間で、
見て歩けたと思うのですが、
ここでは、
「プレートの説明を読みながら、
 ひとつひとつを味わって見てしまう」
ので、かなり時間がかかってしまいました。


そのうち、企画展示だった「金屏風の祭典」の
ガイドツアー(約1時間)が始まってしまい、
キュレーターの楽しい説明を聞いているうちに、
時間はどんどん過ぎてしまいました。


岡田美術館には、280点もの屏風を収蔵しており、その中から、今回は約30点が展示されました。これだけの数の金屏風が一挙に並べられているさまは、圧巻でした。(画像をお借りしました)

いただいたリーフレットです。


ほぼ開館時間に入館したのですが、
ガイドツアーが終わり、
12時近くになった時点でも、
まだ1階の途中までしか
見学できていませんでした。
が、やむなく、いったん見学を中止し、
お昼ごはんの場所に向かうことにしました。


昼食は、岡田美術館から車で5分あまりのところにある、こちらでいただきました。

美しい新緑の中に見えてきたのは、富士屋ホテルです。


【富士屋ホテル】
1878年(明治11年)創業の老舗ホテルです。現存する本館は、唐破風を取り入れた和洋折衷の木造建築であり、明治の建築様式を現代に伝えています(国の登録有形文化財)。古くは宿泊客に外国人が占める割合が高く、19世紀末に外国人専用ホテルに指定されました。第二次世界大戦末期の1945年には、連合国軍による東京への空襲を避けて、ドイツや満州国、中華民国などの同盟国の大使館員及び武官などの宿舎としても使用されました。

戦後は、連合国軍専用となった時期もあります。外国人用ホテルとしての長い歴史があるため、随所に、日本文化を伝える展示や工夫がなされています。
箱根を訪れる国内外の多くの著名人に愛用されたホテルで、昭和天皇やタイ国王、オーストリア皇太子などの皇族・王族のほか、ウィンストン・チャーチルやヘレン・ケラー、チャーリー・チャップリンなどが宿泊しました。また別館には、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが滞留していた部屋があり、ホテル内ツアーで、その部屋を見学することができます。


本館の、堂々たる佇まい。


一休で調べたら、一泊朝食付で78175円でした。
(2名分・税込 です。)
泊まるのはちょっとムリですが、😅
ホテル内にぜひ訪れたいところがあったので、
ランチを予約してみました。


本館に入り、まずはフロントへ。歴史を感じる佇まいです。

2階へと続く階段。手すりの親柱が独特で、まるで神社みたいです。^^

私たちが予約しているところは、この通路の先にあるそうです。つきあたりを左に曲がると…、

アールデコ風の通路が続いています。

シーリングライトには、ステンドグラスが使われていました。

通路の両側にはショーケースが設けられており、黎明期の富士屋ホテルの写真が展示されていました。

創業時の富士屋ホテル。現在とほぼ変わらない姿です。(画像をお借りしました)

続いて、富士屋ホテルの軌跡が展示されていました。

ひとつひとつの展示を楽しみながら歩いていたら…、

突然、視界が開けました。ホテル内にある、Bar Victoria です。

Bar がオープンするのは午後5時。今は誰もいません。

それをいいことに、ソファに座って、「写真を撮って」と言いだした、多動夫。😞

はじめは、「勝手に座ったらまずいんじゃない?」と言っていたMIYOも、つられてついこんな写真を…。😓

カウンターにも風格があり、歴史を感じさせます。

外国人が喜びそうな設え。

カウンターチェアもすてきですね。^^

天井にも、ぬかりはありません。

美しいデザインに見とれました。


食事処に向かって歩いているはずなのですが、
なにしろ、国の登録有形文化財です。
なかなか見ることができないホテルの内部に、
つい、あちこちで見入ってしまいました。


あげくに、誰もいないバーの
イスに座ってうっとり、とか。😄
こんなところでひっかかってしまって、
なかなか先に進めませんでした。😅


(つづく)

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