コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 121 - 再び札幌時計台、JRタワー、ミナパとアイヌ刺繍(2021年11月14日/12日め)
(2023/04/25 20:00記)
2021年11月14日 札幌時計台で。(北海道札幌市)
11月14日(日)
「ANAホリデイ・イン札幌すすきの」で
ランチビュッフェをいただきました。
ホテルを出たら、きれいな虹がかかっていました。
このあとは、札幌市内を、
ゆっくりと歩いてみることにしました。
(本当は、こういうのが好きなのです。^^)
札幌時計台までやってきました。
札幌時計台に行ったときの日記はこちらです。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 13 - 蟹工船の蟹天丼と、サッポロ街歩き(さっぽろテレビ塔、旧庁立図書館、時計台)(2021年11月4日/2日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。
札幌時計台のことを、
日本3大がっかりスポット
などと言う人がいますが、残念です。
たしかに、建物は小さいかもしれませんが、
札幌時計台は、
大きさを競う類の建造物ではないし。
それよりも、まずは、
エレガントな外観をじっくりご覧ください。
入口部分だけでも、こんなにすてきなんですよ。屋根にかかったレースのような装飾。玄関ポーチのかわいらしさ。時計部分の屋根は、和風を取り入れている感じもあるし、見れば見るほどおもしろいんです。^^
そして外観を見たあとは、
ぜひ、中に入って、歴史を経た佇まいと共に、
展示されているものを見ていただきたいな、と。
札幌時計台は、外から見るだけでなく、
中を歩いて北海道の歴史の一端を感じてみると、
よりいっそう味わいのある建物になるし、
愛おしさを感じる存在だと思います。^^
エラそうなことを言ってるわりには、こんなミーハーな写真を撮ってるんですけどね。笑
裏手にある野草園です。次に札幌に行くときは、ここが緑でいっぱいになっているかもしれません。
札幌駅まで来ました。右に見えるJRタワー展望室から、札幌の夜景を楽しんだことを、なつかしい思い出です。^^
そのときの日記です。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 17 - JRタワーの夜景と、あこがれのセイコーマート(2021年11月4日/2日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。遠くの方に、観覧車のようなものを発見。その後、その観覧車まで行って、本当に乗ってしまいました。笑
そのときの日記です。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 77 - 観覧車「ノルベサ」(2021年11月11日/9日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。ここからは、札幌駅の地下通路に入ります。
このあたりには、
ミナパとかアイヌ刺繍展示コーナーとか、
おもしろい展示があります。
以前、地下通路を歩いていて、
たまたま見つけたスポットなのですが、
夫にも見せたくて、またやってきました。
そのときの日記です。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 24 - アイヌ刺繍と日本キリスト教団 札幌教会 / 夢庵の天丼とANA函館行き航空券を半額で買う(2021年11月5日/3日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。アイヌ文化を発信する空間「ミナパ(minapa)」に到着。ミナパとは、「大勢が笑う」というアイヌ語です。
アイヌ民族のコタン(集落)。1872年(明治5年)の写真です。北海道を開拓した人たちの住まい「開拓小屋」は、アイヌのチセを模倣して作ったのではないかと思います。
「アイヌ民族と狩猟」図。クマの穴に柵を作って出られないようにし、中のクマを矢で仕留めました。アイヌ民族は、エゾシカ、ヒグマ、ウサギ、オットセイ、クジラなどの狩猟を行いましたが、狩猟の後には、仕留めた動物の霊を神の国に送る儀式を行いました。
アットゥシ(樹皮衣)。
以下は、アイヌ刺繍の作品です。
「鶴の舞(サロルンカムイリムセ)」
「狩りに行く道(キロル)」
「大地(モシリ)」
「花芽(ノンノケニ)」
「守り神とする(コシラッキコロ)」
「美しい鳥が飛ぶ(ピリカチカプホプ二)」
どの作品もすてきで、
夢中で写真を撮りました。
美しいアイヌ刺繍の数々が、
なにげない駅の地下通路で、
ケースに入れられて、
大切に飾られていました。
そんな札幌の街を、愛おしいと思いました。
(つづく)