MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 114 - 札幌で朝のお散歩。そして黒岩家住宅へ / オイシックス・菜園風生ハムのクリームペンネ(2021年11月14日/12日め)

2021年11月14日 旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)で。(北海道札幌市)


11月14日(日)


札幌滞在の12日めになりました。
丸一日札幌に居られるのは今日が最後、
と思うと、とってもサビシイのですが、
最後の最後まで、楽しく過ごしたいと思います。


札幌に滞在中、夫は、
 月~木:ホテルの部屋で仕事
 金~日:MIYOと観光
 (定年後の再雇用で、週4日勤務でした。)
というペースで過ごしていました。
コロナ禍でリモートワーク体制になっており、
PCさえあればどこでも仕事ができる、
という状況だったからこそ、できたワザでした。


あのときから一年半がたちましたが、
結局、夫が2週間も北海道にいて、
そこで毎日仕事をしていたことは、
未だに、勤務先にはバレていないそうです。🤣🤣
(今では、もう定年退職しちゃってるので、
 バレたところで、どうということはありません。😅)


さて、この日の朝ですが、ふたりで相談し、
「少しゆっくりめに過ごし、
 10時ごろにホテルを出発。
 札幌市内を歩いてみよう。」
…ということになりました。
前日、余市で過激に歩きまわったので、
最後の日くらいはのんびりしたいな、
とMIYOは考えるのですが、
多動夫は、そうはいきません。


「だったらオレは、
 ひとりであたりを歩いてくるよ。
 10時までにホテルに戻ってくればいいでしょ?」
となります。


夫は毎朝、朝早く起きて、
仕事の前に札幌市内を散歩していたので、
まあ、その延長みたいなものですね。^^


どうせそう来るだろうと思っていたので、
「じゃあ、せっかく散歩するんだから、
 札幌市資料館まで行ってみたら?
 すごくよかったよ。」
と水を向けました。笑


MIYOが札幌市資料館に行ったときの日記はこちらです。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 72 - 「Trăng Tròn」で鶏肉のフォー(2021年11月11日/9日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


「こんなところだよ。」と見せたのがコレ。札幌市資料館(旧札幌控訴院)の作成キットです。


MIYOが、あまりにも熱心に、
館内を見て歩いたからだったのでしょうか。
最後に、ボランティアガイドのOさんが、
プレゼントしてくださったのです。
「ふたつどうぞ。ひとつはご主人に。^^」
と…。


「そっか。じゃあ、行ってみようかな。」
夫もその気になってきました。
こんな風に、限られた時間で、
ぎちぎちに予定を組んで走り回るのが、
夫は大好き。
(私はイヤですが。😂)


…ということで、夫、札幌市資料館をめざして、
はりきって出て行きました。
ここから先は、夫のお散歩日記です。笑


まずは、有名な創成橋まで歩いたようです。
創成橋について書いた日記はこちらです。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 78 - 豪華なオードブルセットと創成橋(2021年11月11日-12日/9日め-10日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


普通の人が撮るのはこんな写真。創成橋とさっぽろテレビ塔。絵になりますね。^^(画像をお借りしました)

でも、夫が撮るのはこんな写真。😂😂


テレビ塔が切れてます。
夫が撮りたかったのは、
テレビ塔でなくて、下半分。
路上生活者さんのおうちなんですね。


「どうしてこんな写真撮ったの?」
と訊くと、
「ん…。こんなとこに寝泊まりして、
 冬は寒いんだろうな、と思って。(アホ)」


だからって写真撮るか?と思うのですが、
このへんが、夫のわからないところです。😮


そして大通り公園に到着。真ん中に見えているのがマイバウム。その奥に見えるのが、札幌市資料館(旧札幌控訴院)です。

マイバウムを反対側から見たところです。

これがマイバウムです。


【マイバウム】
白と青に塗られた高さ23メートルの支柱で、大通公園西11丁目にそびえています。1972年に、ドイツのミュンヘン市と札幌市が姉妹都市提携を結びました。その記念として、1976年に、ミュンヘン市から贈られたものです。
マイバウムはドイツ語で「5月の木」という意味です。ドイツの各地で、5月にマイバウムを立てるお祭りが開かれ、春の到来を祝うしきたりがあるそうです。


この石像がなんなのかわからなくて、グーグル先生に尋ねたら、ロシアの石像と日本の狛犬の両方が出てきました。笑

そしてこれは聖恩碑です。パリのオベリスクみたいですね。


【聖恩碑】
1939年(昭和14年)に建立された碑で、大通公園西5丁目にあります。1936年(昭和11年)に北海道で陸軍大演習が行われるにあたり、昭和天皇が行幸しました。その記念として建てられたものです。碑の正面には、「聖恩無彊(せいおんむきょう)」の四文字が刻まれています。「聖恩」とは「天皇の恩恵(=皇恩)」を意味しており、「無彊(疆)」とは「限りのないこと」を意味しています。つまり、この四文字で「天皇の恩恵は限りないものである」ということを表しています。


「天皇の恩恵」ですか…。
会津藩士団が余市に入植させられたときも、
彼らは、「天皇のご恩に報いるために」
と書いています。
「天皇のご恩」って、なんだったんだろう?
と、スナオに、疑問を感じます。
(ヘンな日本語ですが。笑)
「天皇に、なにかいいことされたんですか?」と。
でも、この時代は、
誰もがそうだったんでしょうね…。
「天皇がこの世に存在しているだけで、
 それは『ご恩』である。」と…。
こういうことにとらわれながら、
誰もが生きていかねばならなかった時代。
率直に、しんどいな、と思います。


いろいろありますが、大通り公園の風景は、やっぱり美しい。^^

公園の中のマンホール。雪の結晶が描かれていました。

そして札幌市資料館に到着。

美しい佇まいです。


札幌市資料館の内部については、
以前の日記に書きましたので、
ここでは割愛いたします。
https://limings.muragon.com/entry/1816.html
(このときに夫が撮った写真も、
 以前の日記にその多くを掲載しています。)


こうして夫が散歩しているあいだ、
MIYOはのんびりと、
ホテルでコーヒーを飲んでいました。
(こういう時間もたいせつだと思うんです。🙄)


そして、朝10時。
ホテルに戻って来た夫と、
本日のアクティビティがスタートしました。


この日の目的地は、札幌市郊外にある、
旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)です。


札幌市中心部から、車で約30分の所にあります。

近代的な街となった札幌市ですが、中心部から車をどんどん走らせると、やがて風景が変わっていきました。

到着です。

旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)です。札幌市指定有形文化財です。開拓使時代の洋風建築(一部)として、北海道遺産にも認定されています。


次回は、
旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)
のお話です。


(つづく)


(おまけのお話)


今日(2023年4月21日)のお昼ごはんは、
オイシックスのミールキットを利用しました。


菜園風生ハム(ハモンセラーノ)のクリームペンネ(ふたり分・税込み 1508円)です。(画像をお借りしました)


これはこれで、もちろんおいしいのですが、
生ハムがちょっと少ないので、
先日カルディで買った切り落とし生ハムを
大量投入しました。笑
パプリカも少なかったので、
冷蔵庫にあったピーマンとインゲンを足しました。
そして、ペンネばかり食べると飽きるので、
もう一品、ペペロンチーノを用意しました。


サラダとワインを追加して、ビストロ風ランチです。笑 ワインはチリのSANTA ANGEL。


これでもかって生ハムをのっけたので、
見本の写真とだいぶ違ってます。笑
まあ、おおざっぱな性格がでてますね。😅


結局、量が3人分になってしまったので、
食べきれず、ペンネが少し残りました。
これは晩ごはんで、トマトパスタにする予定。


天下のオイシックスメニューも、
MIYOが作ると、カサ増しとリメイクで、
別物になってしまいます。www
まあでも、おいしかったから、よし。^^


昼間っから、ワインで家族宴会。
定年退職した夫婦の、お気楽なランチです。

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