MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 8 - 群馬県庁昭和庁舎②(2023年1月16日/1日め)

2023年1月16日 群馬県庁昭和庁舎で。(群馬県前橋市)


1月16日(月)


群馬県庁昭和庁舎に来ています。


正面玄関を入り、左手の通路に進んでみました。

現在このフロアは、なんと、NPO・ボランティアのためのサロンとして利用されています。^^

通路の右側は、訪れた人が自由に使えるスペースです。昔ながらの窓が並んでいます。

このスペースの奥には、かつて使用されていた巨大な金庫が、今も残されています。

そして通路のつきあたりにあるのが、G FACE CAFE。群馬会館食堂が運営しているカフェです。

レトロで落ち着いた雰囲気です。ウィーンスタイルのケーキが人気だそうです。ランチセットは1000円台でいただけます。

3つ並んだ窓の向こうには、群馬会館があります。

この昭和庁舎で映画「イチケイのカラス」のロケが行われた時に提供されたロケ弁が、テイクアウトメニューになっていました。1000円だそうです。(群馬会館食堂のカレーですから、きっとおいしいだろうと思います。)


このカフェで、
夫はコーヒーを飲みたかったみたいですが、
MIYOはまだお腹いっぱいだったので、
やめておきました。


ちなみに、このカフェを外から見ると、こうなってます(画像をお借りしました)。すごいですね。改修が終わってシートが外された頃にもう一度行って、今度はおいしいケーキもいただきたいと思います。^^

カフェの隣りにある階段を上がって、2階に行きました。階段も手すりも石造りです。

2階部分です。

ここには、立派な展示室が並んでいます。順に見て行きました。

「県政の歩み」に展示されていた、1928年(昭和3年)竣工の群馬県庁昭和庁舎。県庁というより「パレス」という感じですね。設計者の佐藤功一氏は、群馬会館のほか、栃木県庁、滋賀県庁、早稲田大学大隈記念講堂など、233件もの作品を残したそうです。


佐藤氏の作品を調べてみました。
(以下4枚、画像をお借りしました)


栃木県庁昭和館/1938年

滋賀県庁舎本館/1939年(登録有形文化財)

早稲田大学大隈記念講堂/1927年(重要文化財)

そのバルコニー


昭和初期に、このような作品の数々を
作っておられたことを思うと、
あらためて、佐藤功一氏という方の
偉大さを実感しました。


さて。
またもや脱線しましたが、
話を昭和庁舎に戻します。😅
2階には、「上州人宰相記念室」
なるものがありました。


群馬県出身の総理大臣って、多いんですよね…。おひとりずつのコーナーがあり、詳細が展示されていましたが、ここでは写真だけ掲載しておきます。

それよりも(←スミマセン)、MIYOがおもしろかったのはこちら。歴代の群馬県知事の写真です。


もうね。
みなさんのお召し物がすごくて…。😅
うわ~、派手だ~。お帽子まで~。
とかとか。


でもよく見ると、この派手な上着、
絵柄がどれも同じなんです。
ってことは、
県知事写真撮影用の衣装が用意してあって、
皆さん、それを着て撮影したんだな、
とか…。


無礼なことを考えていました。(←アホ)


名誉県民肖像画のコーナーには、
歴代の総理大臣の肖像画にはさまれて、
星野富弘さんの肖像画もありました。^^


ああそうだ。
星野富弘美術館にも、また行きたいなあ…。


いろいろと盛りだくさんの展示室でしたが、おもしろかったです。^^

見学を終え、1階のロビーに戻りました。


群馬県庁昭和庁舎を出て、
次に向かったのは、
現在の群馬県庁です。
このビルのことは、
まろんさんにおしえていただきました。^^
(ありがとうございました。)
そう、ビルです。
現在の群馬県庁は、
33階建てのビルなんです。


ご覧ください。この雄姿。33階建ての群馬県庁と、その手前にあるのが群馬県庁昭和庁舎。さらに右手にあるのは、群馬県警察本部。そして広場をはさんで、昭和庁舎の向かいにあるのが群馬会館です。(画像をお借りしました)


お気づきでしょうか。
すべての色調が統一され、
違和感のないテイストで
まとめられているのです…。


ここにはかつて、
前橋城本丸御殿があったのだそうです。
廃藩置県後、その本丸御殿は、
老朽化で1928年に取り壊されるまで、
群馬県庁舎として使われました。
その跡地をそっくり利用しているのが、
現在の建造物群なのです。


すごい都市計画だなあ…。
ため息がでました。


(つづく)

×

非ログインユーザーとして返信する