MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 74 - 札幌市資料館② 刑事法廷展示室(2021年11月11日/9日め)

2021年11月11日 旧札幌控訴院(現在の札幌市資料館)で。軟石のドームにツタがからまるさまは、ヨーロッパの古城のようでした。(北海道札幌市)


【お知らせ】
12月15日の朝より、沖縄に行きます。今年最後の旅です。
今度は少し長い滞在になるので、ブログもしばらくお休みをいただきます。(スミマセン)


11月11日(木)


札幌市資料館に来ています。
「まちの歴史展示室」を見学した後は、
ボランティアガイドのOさんに
案内していただき、
1F部分のいちばん右奥にある、
刑事法廷展示室に行きました。


刑事法廷展示室です。白壁の入り口をくぐると、その先にさらに木の扉が見えます。ものものしいですね。^^

分厚い木の扉の中に入ると…、

部屋の中では、控訴院時代の法廷を復元しています。現在も、模擬裁判に活用するなど、司法教育実践の場としての役割を担っているそうです。

これは、かつての法廷配置図です。部屋の中は、これとほぼ同じように再現されています。左下の赤い丸が、私たちが入った入口です。

部屋の反対側から撮った写真です。奥に5脚のイスが並んでいるのですが、ここには、書記と4人の判事が座りました。右奥に見えるのが、私たちが入ってきた入口です。

左の4席に判事4人が座ります。右端は、書記の席でした。

この、判事が並ぶ場所は、少し高くなっていて、階段が取り付けられています。

「どうぞ、座ってみてください。」とOさんに言っていただき、中央の判事席に座らせていただくと…、

法廷内がこんな風に見えます。奥に扉が見えますが…、

この扉から、腰縄をつけた被告人が出入りしたのだそうです。

この扉の向こうには、かつては用務エリアが続いていたそうですが、現在残っているのは、手前のコの字型の控訴院のみです。

これは、外部との書類のやりとりなどに使用したボックスです。壁の下部分には腰壁が施され、重厚な雰囲気を醸し出しています。

戦前、控訴院は、国内の8か所に建てられました。その中で現存しているのは、名古屋と札幌の2つだけです。しかも、当時の面影をきちんと残し、かつて裁判所として活躍していた姿を今に伝えているのは、この建物のみだそうです。

刑事法廷展示室を出ると、窓の向こうに、ドームが見えました。このドームは、旧札幌控訴院の中央に位置しており、中には階段があります。ツタがからまっていて、まるでヨーロッパの古城のような風景です。

次は、このドームの中の階段を上がって、2Fに行きます。

まずは、ステンドグラスの青に目を奪われました。

そしてドームの中を、美しい曲線を描いて、階段が延びています。


次回は、2階部分をご紹介します。


(つづく)

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