MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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台風でも沖縄。台風11号と共に、宮古島と沖縄本島を楽しむ9日間 37 - 第一牧志公設市場③ 精肉エリアと飲食店エリア、そして沖縄ぜんざいと結納天ぷら盛り(2022年9月2日/8日め)

2022年9月2日 「天ぷら店 てる屋」で沖縄ぜんざいを食べました。(沖縄県那覇市)


沖縄日記を再開いたします。
あともう少しで完結します。
あともう少しだけ、おつきあいください。^^


9月2日(金)


第一牧志公設市場に来ています。
色とりどりのお魚さんにびっくりし、
次は精肉エリアを見て歩きました。


鮮魚エリア同様、こちらでも、通路の両側に精肉店が並んでいます。一見、普通のお肉屋さんに見えるのですが…、

よく見ると、「石垣牛」「もとぶ牛」「あぐぅ豚」などが並んでいます。地元だから当たり前なのですが、本土ではなかなか手に入らない、貴重なお肉ばかり。

そして、中味汁に使う「中味」(豚のモツ)がはばをきかせているのも、沖縄ならでは。600gで1300円だそうです。その上に並んでいる大きなものはなんでしょう? 「ちらがー」とあります。

「チラガー」です。な、なんと、豚の顔の皮でした。ぶたさんのお顔が、まんまです~。😂😂 


「チラガー」は、
 桜チップスモーク
 ベーコン風
 しょうゆにっけ
など、いろんなテイストで販売されていました。
沖縄の人々の、
「チラガー」へのこだわりがうかがえますね。^^


【チラガー(豚の顔の皮)】
良質な蛋白質(コラーゲン)が豊富に含まれていて、美容にもいいとか。コリコリとした歯ごたえが魅力だそうです。調理は不要で、袋から取り出してスライスするだけ。フライパンで軽く焼いて、サラダのトッピングにも利用できます。ビールのおつまみとして最高だそうです。^^

*オキハムのオフィシャル通販サイトで購入できます。
 味付チラガー | オキハムネットショップ


写真を撮り忘れたのですが、
「ヤギ肉専門店」もありました。^^
ああ、やっぱり市場はおもしろいです。
その土地ならではのものが満載で、
見て歩くだけでも楽しめました。^^


次は、階段を上がって2階に行ってみました。
こちらには、飲食店が並んでいます。


がんじゅう堂。ぐるくん唐揚げ、海ぶどう丼、あぐーステーキ、てびち煮付け、イラブーそば、山羊汁…などと、沖縄ならではのメニューが並んでいます。お酒も注文できるので、ここで飲めば居酒屋よりも安くあがりますね。^^

こちらはツバメ食堂。

お酒3杯+おつまみでセンベロセットだそうです。🤣🤣

2階には、こんなにたくさんのお店が並んでいます。どれに入ろうかと迷ってしまいます。笑


「1階でお肉やお魚を買って、
 2階のお店で調理してもらう。」
ということも可能なのだそうです。
私たちも、次に沖縄に行ったときは、
ぜひトライしてみたいと思います。^^


2階には、お土産物屋さんもありました。こちらは海ぶどうの専門店です。^^


第一牧志公設市場での見学を終えて、
市場の外に出ました。
そのまま歩こうとしたのですが、
すぐ前にあるお店が目に入ってしまいました。


「てる屋」という天ぷら屋さん。お昼はランチもあるみたいです。

店頭の黒板に「かき氷 おきなわぜんざい」とありました。

だいぶ前の日記になってしまいましたが、宮古島から沖縄本島に移動した日の夜に、ローソンで買った「沖縄ぜんざい」がとてもおいしかったのを思い出しました。(2022年8月30日)

台風でも沖縄。台風11号と共に、宮古島と沖縄本島を楽しむ9日間 5 - 「花琉球」の晩ごはんと沖縄ぜんざい(2022年8月30日/5日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


翌日には東京に戻るので、
この日は沖縄ですごす最後の日です。


「東京に戻る前に、
 あの沖縄ぜんざい、もう一回食べたいね。」


ってことで、
ふらふらと、お店に入ってしまいました。


店内は、地元の方が普通に利用する食堂、という感じ。ランチタイムはとっくに終わっているので、お客さんは私たちだけでした。

「おきなわぜんざい」が運ばれてきました。ローソンで食べたのよりもかなり大盛りです。

ふたりで食べられるよう、取り分け用のお皿もつけてくださっていました。^^

器の底には、うずら豆を甘く煮たのが入っています。

もう少しくずしてみると、お餅とうずら豆の層が出てきました。お豆さんがたっくさん入った豪華版です。^^


「おいしいねえ!」
と、二人して喜んで食べていたのですが、
ふと、隣りのテーブルに置いてあるものに
目がとまりました。


あっ これに見覚えがあります!

沖縄県立博物館で、結納料理のコーナーに置いてあったお菓子です。🤣🤣

台風でも沖縄。台風11号と共に、宮古島と沖縄本島を楽しむ9日間 12 - 台風なら博物館⑤ 沖縄県立博物館 常設展示室(来訪神、御嶽、龕、厨子甕、墓、祝いの品々、糸満漁民)(2022年8月31日/6日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


食べ物のことですから、
まず、忘れることはありません。爆
それに、鮮やかなピンク色が印象的で、
「どんな味がするのかなあ…。」
と、しばらくお菓子の前で考え込んだので、
しっかりと覚えていました。
沖縄の伝統的な結納料理のお菓子を
実際に見ることができて、
MIYO、大喜び。笑


「結納天ぷら盛り」というそうで、
なるほど、そういえばこのお店、
天ぷら屋さんでした。😄


ちなみに、盛られているのは、
 ピンク色:松風(マチカジ)せんべいという焼き菓子。
 茶色:サーターアンダギー。小麦粉、砂糖、卵を合わせてこねて、油で揚げたもの。
 黄色:カタハランブー。天ぷらの生地に塩味をつけて油で揚げたもの。
ということで、夫婦円満などの願いが込められているそうです。


鮮やかなピンク色の松風せんべい。沖縄の祝い事には欠かせないものですが、壊れやすいデリケートなお菓子なので、スーパーなどで売っていることはありません。(画像をお借りしました)

もっと見ていたかったのですが、すぐに、注文した方が受け取りに来られて…、

こんなふうに包まれてしまいました。^^


ちょっと歩き疲れていましたが、
「結納天ぷら盛り」の実物が見られて、
おいしい沖縄ぜんざいも食べて、
元気が出ました。
再び、ホテルの方向に向かって
歩き始めました。


(つづく)

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