MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 7 - とんがり湯小屋「△湯(さんかくのゆ)」(2022年6月20日/4日め)

2022年6月20日 「星野リゾート 界 ポロト」で。とんがり湯小屋から、湖を眺めました。(北海道白老郡白老町)


6月20日(月)


「ご当地楽」で、
複雑な折り紙に四苦八苦した、私たち。笑
できあがった魔除けを持って、
いったんお部屋に戻りました。


私たちの部屋のドアの前に立つと、後ろには、
長い通路がまっすぐに伸びています。
でもこの通路、よく見ると、
まっすぐではないことに気がつきました…。


通路に沿って、右側に客室が並んでいるのですが、この通路、微妙に歪んでいます。この歪みは、アイヌの狩人が家に帰るときに歩く林の中の道を表現しているのだそうです。たしかに、通常のホテルのまっすぐに伸びた通路に比べると、なにかユーモラスで、柔らかな雰囲気を感じます。^^

客室に戻り、ふたたび、リビングの窓から外の景色を眺めました。

さっきよりも雲がなくなっていて、遠くの山々もはっきりと見えました。

夫によると、この山は有珠山のあたりではないか、とのことでした。

昨年、札幌に2週間滞在した時に、有珠山にも行きました。(2021年11月12日)

コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 84 - 天空へ続く道 - 火口原展望台と有珠外輪山遊歩道 / 山口かほるさんの個展(2021年11月12日/10日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


あのときの山を、7か月後に、
こんなところから眺めるとは、
当時は思ってもみませんでした…。^^


お部屋で少し休憩した後、次は、このとんがり湯小屋を探索してみました。「界 ポロト」には温泉大浴場がふたつあるのですが、こちらは「△湯(さんかくのゆ)」と言います。ちなみに、もうひとつの浴場は「○湯(まるのゆ)」です。湖上に佇む開放的な「△湯」に対し「○湯」は洞窟の中にいるかのような空間だそうです。


【とんがり湯小屋 △湯(さんかくのゆ)】
アイヌ建築の特徴である「ケトゥンニ(三脚)」を基本構造とし、源泉かけ流しの「あつ湯」と心身を鎮静させる「ぬる湯」という2つの湯船で、モール温泉の湯あみを楽しめます。


これがケトゥンニ(三脚)です。3本の棒を紐で結ぶだけで小屋の基本ができてしまうというのが、アイヌの知恵でした。後ろの狩小屋はクチャと言い、このケトゥンニを基に作っています。(2021年11月7日 ウポポイ・伝統的コタン)

このときの日記です。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 63 - ウポポイ⑩(伝統的コタンとクチャ)/ Visaのタッチ決済(スマホ)がオトクです。(2021年11月7日/5日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


あの三角形のクチャから発想し、
「とんがり湯小屋」を作ってしまったとは…。
星野リゾート、すごいです。^^


このとんがり湯小屋自体がアイヌ文化から着想を得て作られたものであることが、ようやくわかりました。(遅すぎですね。^^)

さて、入口を入ると、そこは「湯上がり処」という、ラウンジのようなスペースでした。温泉に入ったあとでくつろぐための場所です。三角の窓からは、ポロト湖を眺めることができます。

ここから、移ろう景色を眺めるわけですね。^^

見上げると、天井はこんなふうになっていました。これが、とんがり屋根の内側です。本当に、3本の梁がつながっています。

三角形の入り口を入ってすぐのところには、こんなドリンクコーナーが設けられていました。

服を着た除菌ポンプさんがかわいらしいです。^^

ジャーに入っていたのは、「イタドリ茶とほうじ茶のブレンドティー」と「カシス酢」でした。


「イタドリ茶」って、どこかで見ました。
どこだっけ…?


すぐには思い出せなかったのですが、
ウポポイの日記を書いているときに、
ミュージアムショップでイタドリ茶を
販売していたのに気がつきました。


ブログを書いていなかったら、
もうずっと忘れていたと思います。
せっかく旅行しても、情けないことに、
どんどん忘れていきます。😅
書き残しておくのって、
ほんとうに大切だな、と思います。


「あっ こっちには、アイスキャンデーがいっぱい入ってるよ!」と喜ぶ多動夫。🤣🤣

3種類のアイスキャンディーが、ぎっしりと入っていました。^^ 英語名は、フルーツポプシクル(個別包装の氷菓子)って言うんですね。

そして、この先に温泉があるのですが、それは後のお楽しみ。😊


アイスキャンディーをかじりながら
外の景色を眺めていたら、夫から、
「ちょっとそのままじっとしてて。」
と言われました。


何事かと思ったら、こんな写真を撮られていました。🤣🤣


写真を撮る時は、
「夜目、遠目、傘のうち」
を心がけているのですが、
「後ろ姿」も追加ですね。笑


「△湯(さんかくのゆ)」からロビーに戻ると、16時半からの「ご当地楽」の真っ最中でした。皆さん、真剣に折り紙をやっておられます。^^

ホテルの外に出ました。ちょうど観光バスが到着したところで、ツアーでいらした方々が、ぞくぞくと、ホテルの中へ入っていきました。コロナは収束していませんが、観光客は以前よりも戻ってきている感じがします。

「界 ポロト」の外に出ました。ちなみに、これは「界 ポロト」の駐車場側です。こちら側には、窓がほとんど見られません。

そして建物の反対側では、こんな景色が広がっています。客室は、全室がレイクビューなんですね。(画像をお借りしました。)

「界 ポロト」を出て、そのまま歩き続けました。


夕食まで、まだ少し時間があったので、
ポロトの森を歩いてみることにしました。


せっかく広々とした客室に泊まったのだから、
少しはお部屋でゆっくりすればいいのですが、
結局、あちこちをウロウロと徘徊。
ちっともじっとしていない、
アホな夫婦なのでした。😂😂


(つづく)

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