MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 6 - ご当地楽「イケマと花香の魔除けづくり」(2022年6月20日/4日め)

2022年6月20日 「星野リゾート 界 ポロト」で。「イケマと花香の魔除け」を作りました。(北海道白老郡白老町)


戻りました。
横浜の涼しいところで、まったりしてきました。^^
またよろしくお願いいたします。


6月20日(月)


「星野リゾート 界 ポロト」、日記のつづきです。
私たちは、チェックイン後、
係の方に案内されて、
16時からの「ご当地楽」を予約していました。


【ご当地楽とは】(サイトから)
全国に展開する温泉旅館ブランド「界」では、それぞれの地域の特徴的な魅力を楽しめるよう、伝統工芸、芸能、食などを満喫できるおもてなし「ご当地楽」を用意しています。現代建築とアイヌ文化を融合した「界 ポロト」では、アイヌ文化の体験機会も提供しています。


「界 ポロト」のご当地楽は、「イケマと花香の魔除けづくり」です。アイヌ民族の自然観に学ぶというテーマで、イケマと北海道の数種類のハーブを組み合わせ、オリジナルの魔除けを作ります。(画像をお借りしました)

この土地にまつわる本と飲み物が楽しめる「トラベルライブラリー」。

その一角に、「ご当地楽」の予約プレートが置いてあります。自分が希望する時間のプレートを、ひとり一枚ずつ取っていくシステムです。一回あたりの定員は、10名だそうです。

私たちは、16時のプレートを取りました。

「ご当地楽」の場所は、フロントの前。この囲炉裏のあるところです。到着したとき、ここには、チェックインの順番を待つ人が何人もいらしたのですが…、

皆さん、チェックインが終わり、温泉タイムを楽しんでいるところのようで、このときはひっそりとしていました。

いろりの周りには、ハーブを入れた瓶が並べられていました。

16時。ご当地楽、「イケマと花香の魔除けづくり」が始まりました。

講師は、「界 ポロト」のスタッフです。このご当地楽は、白老の人々に相談しながら、スタッフみんなで考えたものだそうです。

まず、全員に、こんな木箱が配られました。上の部分には、左から、ピンセット、紐、イケマ、完成見本。そして下の部分には、3種類のハーブが入っています。


【イケマ】
「イケマ」は、土のような独特な香りがする植物です。アイヌ民族は、自然界すべての物に魂が宿ると考え、自然と共生してきた民族で、「イケマ」は、悪いものを遠ざける植物と信じられていました。そのため、アイヌの人々は、この「イケマ」を魔除けとして、日常的に身に着けていました。


ひとり一枚ずつ、白い紙をいただきました。紙に描かれているアイヌ文様は、白老の方にデザインしていただいたそうです。

この紙を、講師に教えられながら、六角形に折っていくのですが、それがむずかしいのなんのって。笑

汗をかきながらも、なんとか折り紙が完成。その折り紙を再び開いて、その紙の上に、ピンセットでハーブを乗せて行きます。

なにをどれくらい入れるかで、仕上がったときの色合いが変わっていくそうです。

余裕の顔をしていますが、実はついていけなくてタイヘンだった、多動夫。🤣🤣

これはMIYOのブレンド。テキトウです。笑 このあとで、黄色い花は、花びらをむしってばらばらにし、全体に散らしていきます。

最後に、この包みの中に入っている「イケマ」を入れます。

再度折り紙を折って、紐で封を閉じたら完成です。この紐は、「界 ポロト」のオリジナル。モール温泉に浸して、淡い茶褐色に色づけしたのだそうです。

完成です。左が夫、右がMIYOの作品です。夫のは、ハーブが偏っています。🤣🤣

光にかざしてみると、色とりどりのハーブが透けて見えて、きれいです。^^


ご当地楽、「イケマと花香の魔除けづくり」。
所要時間は、約30分です。
そのテーマは、
「アイヌ民族の自然観に学ぶ」
というものでした。


むずかしいことはわかりませんが、😅
界 ポロトの皆さんが一生懸命に考えた、
ご当地楽でした。
紙に印刷するアイヌ文様の位置決めは、
特にむずかしかったそうで、
みんなで何度も試行錯誤を重ねたそうです。
そんな苦労話を聞いたことも、
楽しい思い出になりました。


この時に作った、
「イケマと花香の魔除け」。
大事に持ち帰り、自宅のキッチンで、
食器棚の取っ手に結びました。
扉を開け閉めすると、
ゆらゆらと揺れる、イケマと花香。
そのたびに、白老で過ごした、
楽しい二日間を思い出しています。^^


(つづく)

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