コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 29 - 北海道開拓の村②(旧岩間家農家住宅、旧河西家米倉、旧山田家養蚕板倉、旧樋口家農家住宅)(2021年11月6日/4日め)
(2022/03/17 15:45記)
2021年11月6日 北海道開拓の村で、引き馬のオウラと、鉄道馬車の内部です。(北海道札幌市)
11月6日(土)
北海道開拓の村に来ています。
いちばん奥にある、農村群エリアだけでも、
家屋が13棟もあります。
とりあえず2棟を見学し、3棟めの、
旧岩間家農家住宅
に行きました。
旧岩間家農家住宅
【旧岩間家農家住宅】
岩間家は畑作農家でした。宮城県の士族移民団の一員として、1871年(明治4年)に入植しました。この家屋は、明治15年に、同郷である宮城県の大工によって建てられたもので、仙台地方の建築様式を多くとりいれています。
屋根の上にはたくさんの石がのっており、それは、屋根を葺いている柾(まさ)をおさえるためでした。台所は、太い梁を何重にも組んで、釘を使わないで作り上げています。
屋根を葺いている柾(まさ)をおさえるために、屋根の上にたくさんの石がのっています。
明治後期における畑作農家のくらしのようすを再現しています。
奥にある座敷は、客間として使われました。旧藩主の伊達邦成が視察のために立ち寄った際に、休息をとった部屋で、普段はほとんど使用していなかったそうです。(画像をお借りしました)
旧河西家米倉です。
【旧河西家米倉】
最初の移住者のひとりであった河西由蔵が、1897年(明治30年)年頃に、札幌市厚別区に建てた米蔵を再現してあります。札幌・厚別地区の米作は、1883年(明治16年)に、長野県からの移住者によって始められました。水田は、当初、付近の低湿地に造られ、明治20年代になってから、本格的に耕作されるようになりました。
中に入ってみます。
当時、米作農家で使われていた物が再現してありました。
旧山田家養蚕板倉です。
【旧山田家養蚕板倉】
開拓使は、屯田兵の授産事業として、養蚕を奨励しました。その結果、琴似兵村では、独自の養蚕施設を持つ屯田兵も現れました。この板倉は、屯田兵として入植した山田家が建てたもので、草創期の暮らしぶりを伝える、数少ない建物のひとつです。
旧樋口家農家住宅です。出入り口がふたつありますが、左側が表玄関(客用)で、右側が裏玄関(家人用)です。
【旧樋口家農家住宅】
樋口家は、富山県から移住した水田農家です。1893年(明治26年)に入植し、5年目、札幌市厚別区にこの家を建てました。富山出身の棟梁に建築を依頼し、郷里・富山県の建築様式であるワクノウチ造りを取り入れ、材料は近くの原始林から切り出したそうです。復元に際し、同じ建築様式の山口家の解体材もあわせて使用しました。
家人用の裏玄関を入ったところです。囲炉裏のある部屋は台所で、その向こうに流しがあります。この台所の右側には、「ダシヤ」がありました。家屋内には、大正期の水田農家の暮らしを再現しています。
流しです。
ダシヤです。味噌、漬物、農具などを収納するための場所でした。
台所の左手にある、広間(15畳)です。客用の表玄関は、この部屋に直結しています。
広間の天井では、富山県の建築様式であるワクノウチ造が見られます。これは、太い木材を交互に組み合わせ、箱状の強固な骨組みを作りだす構造様式です。(画像をお借りしました)
広間の奥にある扉の向こう側には納戸があり、寝室として使われました。
だんだん、わかってきました。
日本の各地から北海道に入植した人々は、
自分の家を建てるときにも、
同郷の棟梁に普請を頼んだのだと。
そのため、
できあがった家屋は、出身県の様式を
そのまま残すものになったのだと…。
北海道開拓の村は、
古い家がただ集められているだけの
そんな場所ではありませんでした。
ひとつひとつの家屋からは、
住んでいた人の故郷への思いと、
北海道の過酷な暮らしの中で
彼らが抱いたであろうさまざまな夢が
かすかに伝わってくるかのようでした。
山と林に囲まれた、開拓の村。秋色の樹々の美しさが、胸に染みるようでした。当時の人々も、こんな景色を眺めていたのではないかな、と思いました。
今回で4棟を見学し、これで6棟になりました。次は、小川家酪農畜舎に行ってみます。
ひとつひとつの家屋がおもしろくて、
感激しながら歩いていたら、ここまでで、
早くも一時間が経過してしまいました。
圧倒的に、時間が足りません。
「この調子だと、全部を見るのは無理かも…。」
と夫が言い出しました。
(つづく)
(おまけのお話)
今日は、手持ちのポイントが、
「15%も増えてしまう」というお話です。
先日マツキヨで、店員さんから、
「ポイントの期限がもうすぐ切れますよ。」
と教えていただきました。
うっかりしてました。^^
1579ポイントもあるそうです。
G研病院で処方箋をいただいたとき、
私は必ず、マツキヨの調剤薬局に行きました。
ラインペイで支払うと、割引券(数%)が使え、
クレカポイント(2%)が貯まる上に、
マツキヨポイントももらえるからです。
(ポイント3重取りですね。笑)
支払う額は、年間で30000円くらいなので、
一年間でこんなにも、
ポイントがたまってしまいました。
ポイントの有効期限が3月末なのですが、
マツキヨでは、つい先日、
ペイペイのクーポン利用で、
1000円分の食品を500円で買ったばかり。
これ以上買いたいものもないので、
dポイントに交換することにしました。
マツキヨ500ポイントが、dポイントの400ポイントに交換できるそうです。
基本、ポイントが目減りするような交換は
したくないのですが、
有効期限がせまっているし、
マツキヨでいらないものを買うよりは
いいかな、と。
それに、旅行が多いMIYO家では、
じゃらんのホテル代やレンタカー代として
使えるので、dポイントは貴重なのです。
1500ポイントを、dポイントに交換しました。
現在のdポイントです。162991Pあります。これを全部、今後の旅行に使いつくします。一か月くらい、タダでホテルに泊まれそうです。笑
ただいま、貴重なキャンペーン中です。
他社のポイントをdポイントに交換するだけで、
15%のボーナスがもらえます。
私はこのキャンペーンで、
(ただポイントを移動するだけで)
20000円以上のdポイントをゲットしました。
キャンペーンは3月31日までです。
使う予定のないポイントを持っている方は、
dポイントに移動できるか、
チェックしてみるといいかもです。^^