コロナでも房総2。春を見つけて歩く千葉 3 - 「道の駅 富楽里とみやま」でお昼ごはんと、巨大な玉子巻きずし(2022年1月9日)
2022年1月9日 房総のお土産と言えば、やはり落花生ですね。^^(千葉県館山市)
1月9日
出かける前に、
「鋸南町に行くなら、
私も行きたかったなあ…。」
と、長女に言われました。
そうだと思いました。
長女も誘いたかったのですが、
当日は予定がはいっていて、
いっしょに来ることができませんでした。
(なにしろ、「房総行き」は、夫が
直前になって言い出したことなので、
しかたありません。😅)
なぜ、長女が行きたいかというと、
この鋸南町の学校で、長女は
小5からの2年間を過ごしたからです。
そのころに書いた、「あみちゃん日記」です。(2006年8月 あみちゃん11歳)
http://limings.sweet.coocan.jp/amichan01/amichan0101.html
K区立保田しおさい学校は、
房総の、海岸に面した小学校です。
https://school.katsushika.ed.jp/swas/index.php?id=hotashiosai_e
長女はここで、
2年間の寄宿舎生活をおくりました。
学校は千葉県にありますが、
東京都の区立小学校です。
もともとは、昭和27年に、
ぜんそくやアトピーの子供たちのために
作られた、公立の寄宿学校でした。
けれど、児童数が減った現在は、
長女のようにアレルギー疾患がない子供も、
受け入れてもらえます。
海で魚を獲ったり、
干し柿や味噌を作ったり、
NHKのテレビ番組で紹介されたり。笑
まるで山村留学のような2年間を過ごし、
長女はとてもたくましくなって
帰ってきました。
今でも、共に生活した仲間の近況を、
時折、長女から聞くことがあります。
なつかしい日々です。
長女を豊かに育んでくれた小学校に、
今も感謝しています。^^
(このような寄宿学校を、昔は東京都の各区が運営していたそうです。が、児童数の減少と共に廃校となり、今では、都内ではK区にしか残っていないそうです。)
運動会など、学校の行事があると、
私たちもここに出かけました。
そのときに寄った、保田漁協直営の食事処 ばんや。(画像をお借りしました)
なつかしい場所なので、
水仙ロードを歩いたあとは、
お昼ごはんをここで、と思っていました。
ところが…。
夫が連れて行ったのは、道の駅 富楽里とみやま。とてもりっぱな施設です。
「なんか、違うところのような気がする。
前に来たときは、
もっと地味で、ひっそりしてたよね?
ここ、建て替えたの?」
「いや、昔からコレだと思うよ。」
夫、完全に場所を間違えていたのですが、
全く気がついていません。
(あれから20日たちましたが、
夫は今でも気がついていません。🤣🤣)
なにしろ16年も前の記憶なので、
私もあやふやです。
おかしいな、と思いながらも、
ここで食事することにしました。
最近になって、ネットを調べていて、
場所が違っていたことに気がつきました。
結局、なつかしい場所だった
「ばんや」に行けなかったことが、
少し心のこりなのですが、
それは次回の楽しみに。
長女を連れて、いつかまた行こうと思います。
「道の駅 富楽里とみやま」の2階にある、「食事処 網納屋」。岩井富浦漁協直営の海鮮レストランです。小浦漁港で水揚げされる地魚を使ったお寿司や定食をいただけます。
夫が選んだ、刺身と天ぷらのセット(1750円)。
私は、迷った末に、刺身膳(1700円)。
お昼ごはんのあとは、1階の直売・物産コーナーを歩きました。
こんなのも売ってました。笑 タカアシガニです。
地元製のお菓子や調味料なども販売しています。さすが、お花売り場は充実していました。
でも夫が見るのは、やっぱりお酒コーナーですね。
巻きずしのコーナーに惹かれました。^^ 房総の伝統郷土料理、「太巻き祭りずし」です。でも、MIYOが気になったのは、奥にある、玉子巻きずし。たくさん置いてあるのですが、どんどん売れて行くんですよ。
もちろん我が家も買いました。ずっしりと重い玉子巻きずし、一本864円です。手づくりパウンドケーキ(120円)は、車の中でのおやつ用に。大根は1本70円だったので、つい買ってしまいました。笑
玉子巻きずしは、
厚焼き玉子で作った巻きずしです。
とてもおいしかったのですが、
海苔の代わりに卵焼きで巻いてるので、
ボリュームもすごいです。
夫とふたりでがんばりましたが、
晩ごはんに食べきれず、残りを、
翌日の朝ごはんにも食べました。笑
このあとも、ドライブしながら、お店をみつけては立ち寄りました。写真は、「生干し ひものや」「房総の蔵 お百姓市場」「ふるさと市場」「とみうらマート」です。どんだけ行くんだって感じですが。笑
ふるさと市場で、「コガネフグ」が一尾50円でしたよ。どうやって食べるんでしょうね。
ひものやの野菜コーナーで、人参、買いました。こんなにたくさん入って100円です。笑
おしゃれなレストランのように見えるのは、「道の駅とみうら」の枇杷倶楽部です。ここでは、特産の房州びわを使用したオリジナル商品を販売しています。枇杷倶楽部の外観が道の駅らしくないのですが、その理由は、中に入るとわかります。
中はこんな感じです。「枇杷倶楽部」だけに、ビワのお菓子やビワのジャムのラインナップがすごいです。そして、この売り場のすぐ左手が…、
なんと、小さなコンサートホールになっているのです。
ビワジャムを選んでいると、隣りからいきなりオペラが聞こえてきて、腰を抜かしました。🤣🤣🤣
「道の駅とみうら」には、昭和25年から40年頃まで使用された、ビワの化粧箱が展示されていました。そういえば、小さい頃は、ビワってこんなのに入って売られていたような気がします。
【富浦町の房州びわ】
千葉県南房総市富浦町は、約260年の歴史ある「房州びわ」の約70%を栽培する代表産地です。皇室に枇杷をお贈りする「献上枇杷」は明治42年から続いています。
そして、やっぱりどこに行っても、地酒ばかり探している夫でした。🤣🤣
次回は、
MIYOがどうしても行きたかった場所
に向かいます。
(つづく)