コロナでも房総2。春を見つけて歩く千葉 1 - 鋸南町水仙まつり①(2022年1月9日)
2022年1月9日 江月水仙まつりで。(千葉県安房郡鋸南町)
1月9日
長男の冬休みも終わり、
やれやれ、ここでひと休み、
と思ったのもつかのま、
夫がやってきて言いました。
「鋸南町で水仙がきれいなんだって。
明日、行ってみようよ。」
つくづく、
遊ぶことしか頭にない人だな…、
と思います。😂😂
「疲れを知らない子供のように~」
って歌がありましたが、
まさしく夫のことです。笑
私としては、
ソファに寝っころがって、
韓ドラを見てのんびり過ごしたい、
という気持ちだったのですが、
でもまあ、少しは歩かなくちゃな、
と思い直しました。^^
今年最初のお出かけが、
あったかい房総、というのも、
悪くないですよね。^^
房総には、ときどき出かけているのですが、最後に行ったのは、1年前の2月でした。
ということで、ほぼ1年ぶりの房総へ。
今回の目的は、
鋸南町の水仙まつりに行くことです。
【鋸南町水仙まつり】
南房総は暖かく、昔から、「鋸山を越えると肌着が一枚いらない」と言われるほどでした。北国で雪の便りが聞かれるようなときでも、安房では花がいっぱいです。中でも鋸南町では、12月から2月上旬にかけて、いたるところで、特産物である日本水仙の芳香が漂います。
日本水仙の歴史は古く、江戸時代の安政年間(1854~60年)には、房州から船で江戸に出荷されていました。『元名(もとな)の花』として、武家屋敷や町家等に売られ、高貴な花として好評を得たとの記録があります。
鋸南町に到着。無料駐車場に車を停めて、江月水仙ロードを歩きます。
このあたりの水仙は、江戸時代から有名で、お正月を飾る花として、江戸の町屋や武家屋敷に人気があったそうです。松尾芭蕉の句にも詠まれています。
「水仙や 白き障子のとも映り」「初雪や 水仙の葉のたわむまで」
里山のゆるやかな登り坂を歩きました。お天気が良くて、富士山がきれいに見えました。^^
ソテツの苗がたくさん。さすが房総。あったかいんですね。^^
やがて、菜の花畑が見えてきました。
小川と山と菜の花畑が、まるで一枚の絵のようでした。
「水仙まつり」ではなく、「菜の花まつり」だったのかな、と思うほど、たくさんの菜の花。^^
水仙も見えてきました。
もうひとつの「水仙まつり」を、
思い出しました。
1年前、家族で出かけた下田です。あたり一面に、水仙が咲き乱れていました。(2020年12月28日)
長男といっしょに波の音を楽しんだ、下田の海。
1年前の下田は、楽しかったね、
などと、夫と話しながら、
水仙ロードを歩きました。
(つづき)