MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでもウポポイ2。札幌を拠点に3人で歩いた、3泊4日の北海道 34 - 小樽堺町通りと、すし田でお昼ごはん(2021年6月28日/4日め)

2021年6月27日 屈斜路湖で。(北海道川上郡弟子屈町)


この一年に出かけたところ:【2月】 千葉県(勝浦)、【3月】 埼玉県(聖天宮、川越)、山梨県(笛吹)、長野県(台ヶ原宿、田中本家)、岐阜県(郡上八幡、美濃)、愛知県(名古屋)、【4月】 福島県(白河、会津若松)、茨城県(ひたち公園、水戸)、栃木県(足利)、【5月】 青森県(奥入瀬渓流、十和田、黒石)、栃木県(古河)、【6月】 山梨県(甲府)、長野県(田中本家)、北海道(札幌、富良野、女満別、小樽)、【7月】 栃木県(日光)、静岡県(伊豆、修善寺、下田)、千葉県(佐倉)、石川県(能登)、【9月】 長野県(白馬)、【10月】 長野県(田中本家、小布施)、富山県(黒部)、【11月】 北海道(札幌)、【12月】 沖縄県(沖縄本島)


元気に旅が続けられたことに感謝するばかりです。
ブログには、上記の半分くらいしか書き残せておりませんが、これからも気長に書き続けて行きたいと思います。
この一年、旅日記におつきあいくださり、ありがとうございました。


6月28日


大正硝子館や浪漫館が並ぶ、
小樽堺町通りまでやってきました。


左が大正硝子館で、右が浪漫館です。この先に、まだまだ、古い建築物が続きます。


この通りには、
レトロな建物が並んでいて、
多動夫はつい我を忘れ、
(↑ってか、いつも忘れてるのですが)
私と長女を残して、通りをどんどん
歩いて行ってしまいました。
そのまま、帰ってこないんですよね…。


しびれを切らして、MIYOが電話し、
ようやく戻ってきたという、
いつものていたらく。😡😡
毎度のことながら、
「やっぱり離婚しておけばよかった」
と思う瞬間です。😅


堺町通りは、
たしかに面白そうだったのですが、
まずはお昼ごはんです。
うかうかしてると、
ランチタイムが終わって、
お店が閉まってしまいます。
ということで、
「寿司屋通り」に向かいました。


港町である小樽は、
「寿司のまち」とも言われています。
小樽近海の新鮮な魚介類が手に入るため、
お寿司がおいしいことで有名です。
特に、「寿司屋通り」には、
16店ほどの人気寿司店が
集まっているそうです。


着いてみると、
たしかにお寿司屋さんが多いのですが、
コロナのためか、
多くのお店が閉まったままでした。


たまたま開いていたお店の前で、
「どうしようか…」
と相談していたら、
中からお店の方が出てこられて…。😄


「どうぞどうぞ」と言われるままに入ってしまった、「おたる すし田」です。


有名なはずの寿司屋通りでしたが、
気の毒なくらいに人影がなく、
このお店も、
お客は私たちだけでした。


3人がそれぞれに好きなものを注文し、
シェアしていただきました。


握りセット(2700円)

握りセット(1300円)

ちらし丼(2900円)

全部並べると、こんな感じ。^^


ネタの色が、本当にきれいです。
ウニもいくらもたくさん盛られて、
同じお値段で、東京では、
こんなに豪華なのは食べられませんね…。
とってもおいしかったです。^^


お腹がいっぱいになり、
MIYOの機嫌もなおったところで、
再び、堺町通りに戻りました。笑


【小樽堺町通り】
昭和58年、堺町地区に、「北一硝子」が「北一硝子 三号館」を開店しました。既存の木骨石蔵倉庫を再利用したもので、これが、小樽観光の礎を築きました。

その後、昭和61年に、小樽運河が現在の姿に新しく生まれ変わったことを契機に、小樽観光ブームが到来しました。約900mある堺町通りには、観光関連施設や店舗が次々にオープンし、現在は、観光客で賑わう有名な観光スポットとなっています。あちこちに残る、小樽市指定の歴史的建造物の数々を訪ねて歩くだけでも、楽しいエリアです。


おたる瑠璃工房・運河店です。アクセサリーや雑貨のお店ですが、元は、「旧金子元三郎商店」でした。(小樽市指定歴史的建造物 第34号)


【旧金子元三郎商店】
1887年(明治20年)に建てられました。木骨石造2階建てで、袖壁と漆喰塗りの開き窓が特徴的な建物となっています。現在は、「おたる瑠璃工房 運河店」という、ステンドグラスや手作りアクセサリーをメインとした雑貨店となっており、中を見ることもできます。


小樽オルゴール堂 堺町店。明治29年に岩永時計店が建てたものです。木骨石造りの2階建てです。店内では、高さ2.5mのホールクロック‛コロン’(1890年代・フランス製)が、今も時を刻み続けています。(小樽市指定歴史的建造物)

利尻屋みのや 不老館。「お父さん預かります」の看板が目立つ、利尻こんぶのお店です。商品名も面白く、「7日食べたら鏡をごらん」「150年若返るふりかけ」等々、笑えます。

オルゴール専門店「オルゴール堂®海鳴楼海鳴楼」。元は、「旧第百十三国立銀行小樽支店」です。(小樽市指定歴史的建造物)


【旧第百十三国立銀行小樽支店】
第百十三国立銀行は、1878年(明治11年)に函館に設立され、翌1879年(明治12年)に開業した北海道初の地場銀行です。旧小樽支店の建物は、1895年(明治28年)に建てられました。木骨石造の平屋で、施工・設計者は不明です。隅角部には、色の異なる石が算木積み風にデザインされ、瓦ぶきの寄棟屋根には、槍のような特徴的な飾りが2本付いています。当時流行していた和洋折衷様式の建物です。あまり銀行らしさが感じられない、可愛らしい小さな建物ですが、窓にはめられた鉄格子と、軒下にある連続した分銅模様のレリーフが、銀行としての面影を残しています。
小樽支店は、業務拡大に伴って、1908年(明治41年)に移転し、その後、この建物は木材貿易商事務所や製茶会社の建物などとして利用されていました。小樽市の歴史的建造物に指定され、現在は、小樽のオルゴール専門店「オルゴール堂Ⓡ海鳴楼」の本店となっています。小樽でしか手に入らない、海鳴楼ブランドのハンドメイドオルゴールが販売されています。


次々と歴史的建造物が現れるので、大喜びの夫です。笑

とんぼ玉や吹き硝子の店「小樽硝子の灯・彩や」です。元は、旧北海雑穀株式会社でした。明治40年に建てられた趣きのある建造物です。屋根は瓦、外壁は軟石、窓に飾り鉄扉、両軸に「うだつ」を立てています。(小樽市指定歴史的建造物 第85号)


上は夫が撮った写真で、
下の写真は、MIYOが撮りました。
同じ建物でも、撮る人が変わると、
写真の雰囲気も変わってきて、
おもしろいですね。^^


両側に「うだつ」があるの、おわかりでしょうか。美濃市で見た、あの「うだつ」です。なつかしい。^^


これが「うだつ」です。「うだつ」の家が続く街、岐阜県美濃市に行ったのは、この3か月前のことでした。


「▢〇堂(カクマルドウ)小樽」は、大正時代の銀行を思わせる重厚な建物。オリジナル硝子アクセサリーや硝子雑貨のお店です。

小樽出世前広場に来ました。ここには、夢を抱き、身を立て名を上げようと、本州各地からこの地に渡って奮闘した小樽商人たちの年譜が展示されています。路地の入口にペイントされた丸でケンケンパをしながら(しなくてもいいですが)、中に入ります。

ってことで、いきなり「ケン、ケン、パ!」を始めた長女。笑


北海道の開拓時代から、
明治・大正・昭和初期にかけて、
全盛を誇った小樽。
この地で事業を起こし、
巨万の富を築いた人々によって、
金に糸目をつけず、贅を尽くした、
多くの建物が残されました。


今ではそれらが、
小樽の観光資源となり、
大切に保存され続けています。


(つづく)

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