コロナでもウポポイ2。札幌を拠点に3人で歩いた、3泊4日の北海道 30 - 小樽運河クルーズ③ 北運河(北海製罐と旧澁澤倉庫)(2021年6月28日/4日め)
(2021/12/17 15:30記)
2021年6月28日 小樽運河で。ボートはここから出発します。(北海道小樽市)
【お知らせ】
12月18日朝のフライトで、沖縄に出発します。
今年最後の旅になります。
連載の途中ですが、ブログは少しお休みをいただきます。(スミマセン)
今回は4泊5日で、本来の費用は、ふたりで15万円くらいになるみたいです。
沖縄は遠いから、やっぱり高いですね。
が、航空券はとくたびマイルでゲットし、
ホテルはポイントを利用するので、
総費用は、2万円くらいにおさえられそうです。^^
驚異的に「オトク」な、沖縄の旅です。
その詳細は、またいずれ、日記でご紹介したいと思います。^^
6月28日
小樽港の遊覧を終えて、
小樽運河に戻りました。
ボートは、「北運河」エリアを進みます。
たくさんの船が停泊しています。海に見えますが、ここは運河です。川幅は40メートルで、もともとの運河の幅をそのまま残しているそうです。
大正時代、ここには600隻もの「艀(はしけ)」があったそうです。写真は、最後に残った1隻でしたが、老朽化のため、2020年8月に解体されました。(画像をお借りしました)
艀(はしけ)とは:水深の浅い海で、貨物を運ぶために作られた船です。
【小樽運河のストーリー】
小樽運河を行き交う多くのはしけは、荷物の運搬で大活躍しました。こうして、小樽運河は、小樽の発展に欠かせない存在となりました。が、時代が進むにつれてその役目を失い、一時は消失の危機に陥りました。しかし、「異臭を放つ運河を埋め立てて道路にする」という計画に、小樽市民が反対。話し合いの結果、南運河の半分だけを埋め立て、北運河は古くからの姿をそのまま残すということになりました。これが、現在の小樽運河です。
かつて高校生だったポパイさんは、
そのときの署名運動に
参加しておられたそうです。
(ポパイさん、貴重なお話を
ありがとうございました。)
この「はしけ」の話を聞いて、
ベトナムで乗ったはしけを、
なつかしく思い出しました。
ベトナムの「はしけ」です。桟橋のように見えますが、船です。ここに大勢の人々や車が乗り込んで、川を進みます。(2019年9月21日)
はしけに車ごと乗船したところです。車の中から撮りました。
みなさん、すごい荷物で乗り込みます。
行商の女性たち。いろいろ話しかけてもらいましたが、さっぱりわかりませんでした。笑
お世話になったご一家、タムさん、アインちゃん、ノックちゃん。またすぐに行くつもりだったのに、結局会えないままになっています。思い出すと、泣けてきます。
話がそれて、すみません。
小樽運河に戻ります。😅😅
北運河に入ったボートは、
北浜橋をくぐり、
北海製罐株式会社の真ん前を通過します。
北浜橋です。
北海製罐株式会社 小樽工場です。食料容器や飲料缶を製造しています。この工場は90年くらい前に建設され、今も稼働しているそうです。
緑の四つ葉がトレードマークです。
今度は左手に、旧澁澤倉庫が現れました。
【旧澁澤倉庫】
1892年頃に建てられました。手前に突き出た2棟の建物があり、その後ろには、大きな三角屋根の建物が控えています。外側が石造り、内側は木材の柱や梁の骨組みの木骨石造で、北運河を代表する建物です。
現在は、カフェやライブハウスに再利用されており、小樽の観光スポットの一つになっているそうです。
この少し後になって通過する、小樽市漁業協同組合地方卸売市場です。これ、絶対に、「旧澁澤倉庫」を模して造っていますよね。^^
水辺りには、レトロな雰囲気の建物が続きます。
ボートは、北運河の一番端まで行き、
Uターンしました。
再び、北浜橋をくぐります。
北海製罐株式会社 小樽工場まで戻ってきました。目の前に広がっているのは、南運河です。
この日はいいお天気だったので、日差しが強くて、暑かったです。写真を撮ると、まぶしくて長女がしかめっ面になっていました。そのまま掲載すると怒られそうなので、お顔をかくします。^^
ボートはどんどん進みます。次回は、竜宮橋を抜けて、南運河エリアに入ります。
(つづく)