コロナでもウポポイ2。札幌を拠点に3人で歩いた、3泊4日の北海道 24 - 美幌峠と屈斜路湖(2021年6月27日/3日め)
(2021/12/11 16:38記)
2021年6月27日 屈斜路湖です。(北海道川上郡弟子屈町)
6月27日
朝早くホテルを出発して、
プロペラ機で女満別へ。
博物館網走監獄と
北方民族博物館は、
夫も私も、共に、
行きたいと思っていた場所でした。
なので、私としては、
「もうこれで、本日の目的は完了した。」
みたいな気持ちでした。
時刻は午後4時過ぎ。
帰りのフライトは午後8時なので、
まだ4時間あります。
「どうする?
私はもう気がすんだから、あとは、
あなたの好きなようにしていいよ。」
と言うと、多動夫が、
「まだもうひとつくらい、
行けそうだし。」
と言いだしました。爆
ということで、夫、
またまた運転をがんばります。
次に向かったところは、
屈斜路湖ですよ。🤣🤣
屈斜路湖(くっしゃろこ)はココです…。
女満別空港に戻るどころか、
そこを通り過ぎて約一時間、
さらにがんがん走ります。
「いったいどこまでやるんだ、
このふたり。」
…と、言われそうですね。
はい、私もそう思います。😂😂
ずうううっと広がる農場。
あまりにも北海道らしい景色が続き、泣けてきます。
初夏の北海道は、ほんとうにきれいでした…。
干し草の作業ですよね。こんなの初めて見ました。
車で一時間ほど走って到着。阿寒摩周国立公園・美幌峠です。
屈斜路湖が見えました。^^ 中央に見えるのが中島で、右端に小さく見えているのが和琴半島です。
【屈斜路湖(くっしゃろこ)】
北海道東部(道東)の弟子屈町にある自然湖です。日本最大のカルデラ湖で、全面結氷する淡水湖としても、日本最大の面積を持ちます。1934年(昭和9年)、全域が阿寒国立公園に指定されました。
カムイヌプリやサワンチサップなど、遠くの山々も見えました。山の名前もすてきです。案内図を照らし合わせながら、ひとつひとつの山の位置を確認しました。
左手に屈斜路湖を眺めながら、
岩がごろごろしている道を、
峠の頂上に向かって歩きました。
「風がつよいね!」
美幌峠です。
有名な観光地なのに、誰もいません。
峠の一番上の、「頂上展望台」まで登りました。少しだけ、屈斜路湖に近づいた気がしました。
かつてこの地で、おおらかに暮らしていたアイヌがいたのだと思うと、言いようのない気持ちになります。
道の両側には柵がめぐらされていて、その向こう側には行けないことになっています。植生を保護するためです。
夫が撮った、たくさんの花たち。
頂上まで続く遊歩道の左側は屈斜路湖、そして右側には、こんな景色が広がっていました。あまりにもおおらかで、きれいで、ふたりとも言葉にならず、しばらくのあいだ、ただ立ちつくしていました。
どこまでも、どこまでも、どこまでも、
北海道は広かった。^^
(つづく)