MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでもウポポイ2。札幌を拠点に3人で歩いた、3泊4日の北海道 23 - 美幌峠と屈斜路湖(2021年6月27日/3日め)

2021年6月27日 屈斜路湖です。(北海道川上郡弟子屈町)


6月27日


朝早くホテルを出発して、
プロペラ機で女満別へ。
博物館網走監獄と
北方民族博物館は、
夫も私も、共に、
行きたいと思っていた場所でした。
なので、私としては、
「もうこれで、本日の目的は完了した。」
みたいな気持ちでした。


時刻は午後4時過ぎ。
帰りのフライトは午後8時なので、
まだ4時間あります。


「どうする?
 私はもう気がすんだから、あとは、
 あなたの好きなようにしていいよ。」
と言うと、多動夫が、
「まだもうひとつくらい、
 行けそうだし。」
と言いだしました。爆


ということで、夫、
またまた運転をがんばります。
次に向かったところは、
屈斜路湖ですよ。🤣🤣


屈斜路湖(くっしゃろこ)はココです…。


女満別空港に戻るどころか、
そこを通り過ぎて約一時間、
さらにがんがん走ります。


「いったいどこまでやるんだ、
 このふたり。」
…と、言われそうですね。
はい、私もそう思います。😂😂


ずうううっと広がる農場。

あまりにも北海道らしい景色が続き、泣けてきます。

初夏の北海道は、ほんとうにきれいでした…。

干し草の作業ですよね。こんなの初めて見ました。

車で一時間ほど走って到着。阿寒摩周国立公園・美幌峠です。

屈斜路湖が見えました。^^ 中央に見えるのが中島で、右端に小さく見えているのが和琴半島です。


【屈斜路湖(くっしゃろこ)
北海道東部(道東)の弟子屈町にある自然湖です。日本最大のカルデラ湖で、全面結氷する淡水湖としても、日本最大の面積を持ちます。1934年(昭和9年)、全域が阿寒国立公園に指定されました。


カムイヌプリやサワンチサップなど、遠くの山々も見えました。山の名前もすてきです。案内図を照らし合わせながら、ひとつひとつの山の位置を確認しました。


左手に屈斜路湖を眺めながら、
岩がごろごろしている道を、
峠の頂上に向かって歩きました。


「風がつよいね!」

美幌峠です。

有名な観光地なのに、誰もいません。

峠の一番上の、「頂上展望台」まで登りました。少しだけ、屈斜路湖に近づいた気がしました。

かつてこの地で、おおらかに暮らしていたアイヌがいたのだと思うと、言いようのない気持ちになります。

道の両側には柵がめぐらされていて、その向こう側には行けないことになっています。植生を保護するためです。

夫が撮った、たくさんの花たち。

頂上まで続く遊歩道の左側は屈斜路湖、そして右側には、こんな景色が広がっていました。あまりにもおおらかで、きれいで、ふたりとも言葉にならず、しばらくのあいだ、ただ立ちつくしていました。


どこまでも、どこまでも、どこまでも、
北海道は広かった。^^


(つづく)

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