コロナでもウポポイ2。札幌を拠点に3人で歩いた、3泊4日の北海道 10 - 博物館網走監獄①(入り口、正門、庁舎)(2021年6月27日/3日め)
(2021/11/27 15:20記)
2021年6月27日 博物館網走監獄・正門で。( 北海道網走郡大空町)
この時期、北海道ではカーディガンがいると言われて来たのですが、
ご覧のとおり、夫も私も半そでです。
滞在中、北海道は寒いどころか、暑かった!笑
持って来た衣類は、ほとんどが長そでだったので、旅行中、暑くて困りました。
6月27日
女満別空港から車を走らせ、
網走刑務所にやってきました。
ここは、現在は刑務所ではなく、
正式名称を、
「博物館網走監獄」
といいます。
つまり、博物館なのです。
【博物館網走監獄】
北海道網走市にある、野外歴史博物館です。明治以来、網走市と深く関わりを持っていた網走刑務所の、旧建造物を保存公開しています。1985年(昭和60年)より公開している「五翼放射状平屋舎房」は、刑務所の施設としては日本国内最古であり、木造の行刑建築としては世界最古となっています。東京ドーム約3.5個分に相当する広大な敷地は、網走国定公園のエリア内にあり、国の名勝に指定されている天都山の中腹に位置しています。
網走監獄の全景です。東京ドーム約3.5個分。こんなに広いんですよ…。今から、ここを歩き回ります。(画像をお借りしました)
敷地の入口です。右側は広い駐車場です。左側の道を進むと、網走監獄の入り口に着きます。
鏡橋を渡ります。
斜め右に見えているのは監獄食堂で、網走刑務所から実際のレシピを取寄せて、監獄食を再現しています。食べてみたかったのですが、コロナ禍で、食堂はお休みでした。
網走監獄の入り口に到着しましたが、ここの門は固く閉じられていました。左手の入場券売り場から入場します。
入館料は1100円です。が、網走監獄のHPにある割引券を印刷して持って行くと、割引になりますよ。^^
入場券です。
通路から中に入ってさらに歩くと、正門があります。
正門のさらに向こう側に見えているのが、庁舎です。
この正門に立っておられる方、実は人形です。笑
庁舎に到着しました。
【庁舎】
重要文化財に指定されています。その建物自体が、明治時代の官舎建築を物語る貴重な存在です。さらに、旧網走監獄には、北海道開拓のもうひとつの歴史が刻まれているため、その貴重な歴史の一端を紹介するコーナーがあり、必見です。園内をめぐる前に、この庁舎で、囚徒が切り開いた北海道開拓の歴史を知ってから、網走監獄を見ていただきたいそうです。(重要文化財)
「724kmの囚人道路」という展示コーナーには、たくさんのパネルが設置されています。
「どうして北海道に作ったのか」
という疑問の、その答えが、
ここにありました。
ロシアに対する北の防備を固めるため、
そして、囚徒に北海道を開拓させるため、
だったのです。
硫黄山の採掘作業では、多くの犠牲者が出ました。撤退後、囚徒は、道路開削や屯田兵屋建設などを行いました。
囚徒たちが建設した屯田兵屋と、そこに住む家族の写真です。(1887年)
展示パネルがたくさんあり、
全部見るのにかなりの時間がかかりましたが、
まあ、この日一日、
網走監獄のために来たようなものなので、
時間を気にせず、丹念に見ていきます。
展示コーナーの隣りは、売店になっています。「おつとめごくろうさまです」「日々是反省」などのTシャツがありました。
おつとめドロップは380円。「出所祝」とありますが、これは誰が誰に贈るものなのでしょうか。😅
出所せんべいもありました。
網走監獄オリジナル「独居房貯金箱木工工作キット」です。
網走プリントクッキー。
網走監獄オリジナルどんぶり。網走刑務所作業製品です。
スプーンや小箱は、釧路刑務所作業製品です。
たくさんのかばんやバッグ。函館少年刑務所作業製品です。
ゴールデンカムイにちなんだ、「ゴールデンクッキー」もありましたよ。^^
「ゴールデンカムイ」を、
読んでみたくなりました…。
(つづく)