MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでも青森。奥入瀬の春の流れを追いかけて 12 - 青森屋・「のれそれ食堂」と「絶景花見露天 ねぶた桜灯りの湯」(2021年5月13日/1日め)

2021年5月13日 青森屋・みちのく祭りやで。(青森県三沢市)


5月13日


「のれそれ食堂」の晩ごはん、後編です。
「のれそれ」とは、津軽弁で、
「めいっぱい」という意味です。
「のれそれ食堂」という名には、
「めいっぱいお召し上がりください。」
という想いが込められています。



のれそれ食堂の内部では、
お料理を並べたカウンターが、
いくつも並んでいました。
驚いたのは、どのお料理もすべて、
アクリル製のカバーで
覆われていたことです。


カウンターの上にびっしりと置かれた、アクリルケース。(5月14日朝食時の写真です。)


【のれそれ食堂のコロナ対策】
 ①飛沫感染を防ぐために、すべての料理にアクリル製カバーを設置する。
 ②テーブル、イス、トングなどに、抗ウィルス・抗菌効果のある「メディカルナノコート」を塗布する。


抗ウィルス「メディカルナノコート」をコーティングしているという証明書です。


つまり、青森屋のビュッフェでは、
様々なところに、
抗菌ナノコートが塗布されているため、
手袋が不要なのです。
独自のシステムを取り入れて、
手袋不要の食事を実現するホテルが
少しずつ出て来ていますね。^^


これは、3月に宿泊した名古屋マリオットアソシアホテルの写真です。コンシェルジュラウンジでは、栓抜きやアイスピックを、常時、紫外線殺菌していました。なので、ここでも手ぶくろは不要でした。(2021年3月29日)


それでは、デザートに行きます。左上から、豆しとぎ、アップルパイ、いちごのミルクレープ、ブラウニーです。ひと口サイズなので、あれこれ味見できるのが楽しいですね。^^

これが「豆しとぎ」。しとぎとは、もともと、神様にお供えする餅のことでした。南部地方では、ゆでた大豆をつぶして米粉をまぜ、しっとりしあげておやつにしました。


【しとぎ】
米をつぶし、粉にして作ったもちのことです。江戸時代・八戸藩政期から食されていて、ハレの日に山の神・農神へお供えするハレ食として作られていたそうです。米が収穫できない地域では、「稗(ひえ)しとぎ」が作られることもあったそうです。しばしば冷害に見舞われ、米が津軽地方以上に貴重であった南部地方ならではの伝統的なおやつと言えます。


青森ですから、アップルパイははずせませんね。

りんごのコンポート(左)と柑橘とハーブのシロップ漬け(右)。

プリンと杏仁豆腐。

あずき、白玉、寒天。

ドリンクコーナーではりんごジュースが人気でしたが、フルーツティーと柚子はちみつもすごくおいしかったです。^^

最後は、コーヒーとアップルパイで締めました。^^

青森の郷土料理もたくさんあったし、どれもおいしかったです。ごちそうさまでした。

夕方の青森屋本館(右)と「青森四大祭りのショー」が開催されるみちのく祭りや(左)。みちのく祭りやのさらに裏側には、露天風呂が広がっています。


このあとは、みちのく祭りやで、
「青森四大祭りのショー」を見る予定です。
でも、まだ一時間以上あります。
ということで、多動夫はさっそく、
「オレ、風呂に行ってくる」と…。🤣🤣


はいはい。どうぞ。
私はお部屋でまったりしてますから。
(チェックインしてから、ずっと遊んでばかりで、
 まだ一度も、お部屋でゆっくりしていません。)


露天風呂の入り口は、本館のじゃわめぐ広場にあります。入るとすぐにお風呂があるのですが、さらに奥に進むと、いつのまにか、みちのく祭りやの裏になっています。露天風呂は、そこにあります。

ロッカールームと、ヒバの香り漂う内湯。

そして、パネルで案内されていた、「絶景花見露天 ねぶた桜灯りの湯」へ…。

うわぁ…。コレ、お風呂なんですか?

ねぶたの技法で作られた一本桜。そして、桜色の津軽びいどろの灯りが、たくさん浮かんでいました。

幻想的な風景に見とれているうちに、あたりはしだいに暗くなっていきます…。


MIYOがこのお風呂に行ったのは、
すっかり日が暮れてから、だったのですが、
あとで、夫が撮ったこの写真を見た時、
なんてことするんだ、青森屋…。
って思いました。
夕闇が迫りつつある中で、
浮かび上がる「桜灯り」の、
美しいこと…。


この時期だけのために造られた、
「ねぶた桜灯りの湯」
「りんごと桜の花回廊」と共に、
青森屋での、忘れられないシーンになりました。


「じゃわめぐ広場」に飾られている、青森ねぶたの山車。


「星野リゾート 青森屋」で過ごす一日。
お楽しみは、まだまだ続きます。


(つづく)

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