コロナでも青森。奥入瀬の春の流れを追いかけて 6 - 渋沢公園(ポニーのお家と南部曲がり家)(2021年5月13日)
2021年5月13日 青森屋・南部曲がり家で。(青森県上北郡)
5月13日
渋沢公園に来ています。
ガーデンパーティーが開かれたのかも、
と思われる、浮見堂のステージの向こうに、
南部曲がり家が見えています。
南部曲がり家です。左側の部分が厩で、手前にせりだしています。家屋を上から見るとL字型に曲がっているため、「曲がり家」と呼ばれています。
沼を泳ぐカモも見えました。
さらに歩いて、次は、
古牧農園に行ってみます。
ここに、「ポニーのお家」があるんです。^^
わあ…。ポニーがいた。笑 「のれ」と「それ」…?
案内図で見ると、こんな感じです。沼の周りに、赤い動線が描かれていて、私たちはこの動線に従って歩いています。黄色い丸で囲んだのが、これまでに訪れたスポットです。いちばん左にあるのが「ポニーのお家」で、ここでようやく、沼を半周したことになります。
柵から首を出し、無心に草を食んでいる、ポニーくん。かわいい。^^
お腹が空いているのでしょうか。休むことなく、無心に食べ続けていました。
あっ 奥にもう一頭います。そうか。「のれクン」と「それクン」なんだ。笑
のれクンが食べまくるので、柵から首が届く範囲は、草がきれいになくなっています。それクンの方は、おとなしく干し草を食べていますね。
ここで、他の宿泊客の方がやってきました。なでなで。のれクン、警戒心ゼロです。
その方がお菓子をあげたら、敏感に察知したそれクン。「ボクにも、ボクにもちょうだい。」と、あわててやってきました。笑
私も、パンとか持って来ればよかった。
旅行先では、そう思うことが多いです。
でも、そんなときにかぎって、
バッグの中には、なにもありません。
残念。笑
楓林橋です。奥に石垣が見えているのですが、これは、奥入瀬川の石で作ってあるのだそうです。(どこまでも芸が細かくて、泣けます。😂)
楓林橋の上から、さらに沼の奥を臨みます。緑が、すばらしい美しさでした。
出猩々(でしょうじょう)もみじです。春と秋の二度、花を上回るくらいに、紅く美しい姿を披露してくれます。
この2週間前に、足利学校で見た、燃えるような紅を思い出しました。(2021年4月30日 栃木県足利市)
楓林橋を渡って、石垣の道を少し歩くと、南部曲がり家に到着します。この曲がり家は、青森県南部地方にあった豪農の邸宅を移築したものだそうです。全国有数の馬産地である南部地方ならではの建築様式で、馬屋と住居が一体となった貴重な建物です。
【南部曲がり家】
伝統的家屋(民家)の建築様式のひとつとしてよく知られています。屋根は茅葺で、母屋と厩(馬屋)が一体化し、L字形になっていることから、「曲がり家」と呼ばれています。曲がり家に住むのは、肝煎(村役人)のような上層農家が多かったようです。
南部曲がり家は、群馬県にも移築されています。「南部曲がり家 木村家」を訪れたときの日記はこちらです。温かみのある、とても美しい家屋でした。(2020年11月13日 群馬県吾妻郡東吾妻町)
コロナでも上州。週末にのんびり歩く群馬 1泊2日のおトク旅 5 - 南部曲がり家 木村家①(2020年11月13日/1日め) - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと
コロナでも上州。週末にのんびり歩く群馬 1泊2日のおトク旅 6 - 南部曲がり家 木村家②(2020年11月13日/1日め) - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと
渋沢公園の曲がり家は、コロナ禍で閉鎖されており、中に入ることができませんでした。
コロナ禍で、残念ながら、
外から見るだけになってしまいましたが、
平時であれば、この南部曲がり家で、
朝食や夕食をいただくことができたようです。
青森屋では、
宿泊客が南部曲がり家に行くための
送迎バスをだしているそうです。
バスは、沼のまわりをぐるりと走ります。
乗客は、美しい景色を眺めたあとで、
南部曲がり家でお食事をいただく、
という趣向です。
すてきすぎます…。
ネットで紹介されていた、青森屋・南部曲屋の特別朝食、「古民家の田舎御膳」です。古民家の落ち着いた雰囲気の中で、沼の美しい景色を眺めながら、朝食や夕食をいただくなんて、すばらしいですね。^^(画像をお借りしました)
写真をよく見ると、使われている器は、
ほとんどが八戸焼と津軽金山焼です。
コーヒーカップの、深い緑が美しいこと。
八戸焼ならではの、
味わいのある緑です。^^
さて。
この朝食(夕食ではありません。)
が付いた、宿泊プランがあります。
一休で調べてみると、
一泊一室に2名利用で、
宿泊料金は、42000円(ふたり分)くらい。
つまり、一泊朝食付きで21000円(ひとり分)。
(価格は、季節によって変わります。)
私たちが支払ったパッケージツアー代金は、
二泊四食付きのプランで、
48500円(ひとり分)でした。
通常の、青森屋の
朝食付きプランの二泊分(ひとり42000円)と、
あまり変わらないツアー料金(ひとり48500円)で、
私たちは青森屋に二泊しました。
ただし、朝食だけでなく、夕食も付いています。
しかも、そのツアー料金には、
往復新幹線の指定席券まで
含まれていました。
それを考えると、
やっぱり、オトクなツアーだったなあ、と…。^^
今、阪急交通のサイトで
同じツアーを見てみると、
このときよりも数万円高くなっています。
もはや、我が家にはとうてい無理な価格です。😔
あのときは、コロナ禍で、
日本中が閑散としていました。
そういうときだったからこその、
お値打ち価格だったのかもしれません。
(つづく)